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1975年式 スターレット(KP47)

1974年式 117クーペ 1800XC

1965年式 HONDA S600(AS285)

1970年式 EUROPA S2(TYPE54&65)

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1975年式 スターレット(KP47)

記念すべき、私の第1号車(昭和55年購入)どんなかたちの車かわからない人も多いでしょう。この型では、まだ車名の頭にパブリカがついていました。日産のB110サニーとTSレースで戦っていたTOYOTA車です。110があまりに速くて歯が立たず3Kエンジンをツインカム16バルブにすると言うほとんど反則のようなまねをしていました。市販車は、ツインカムはおろか、ただのOHVだったのに・・・

前置きは、このぐらいにして1200のかわいい奴でした。グレードはST-Lというタイプでシングルキャブに4速ミッションの組み合わせです。この当時すでにトランクスルーのリアシートを装備しており使い勝手もなかなかの物でした。しかし、タイヤがショボクて155SR12という小さなタイヤだったのです。(今なら軽自動車サイズだよ!)そこで、こいつに当時発売になったばかりのポテンザRE47の175/70R13(インチアップだ!)を履かせていました(ホイルもポテンザの3ピース)。当時のタイヤ事情からいくとポテンザはまるで両面テープで路面に張り付いてるんじゃないかと思うぐらいずば抜けたグリップを発揮してくれました。車は軽いしパワーはないしでかなり常識外れのスピードでもブレークせず、いい気になってとばしたものです。よく1度もお巡りさんのお世話にならなかったものだ・・・・。

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1974年式 117クーペ 1800XC

いすゞ117クーペ、これのいいところは、なんと言ってもスタイル、サイドを流れるきれいなプレスライン、ルーフからCピラーに連なるステンレス製のストライプ、リアから見たトランクリッドの膨らみ、左右に微かにうねるボンネット、どれをとっても美しい、しかし!72年からのモデルは、バンパーが・・・くいこんじゃってるんですよねー、それに細かな部分の造形は、微妙に違うし、だいたいバンパーのかたちが美しくない。というのが私が乗っていた117です。けなしたけど嫌いになってしまったわけではありません。少なくともヘッドライトが丸いタイプなら、今でもほしいくらいです(お金ないけど・・・)この車は、外側にばかり目がいきがちですが、内装の造形にもすばらしいものがあります。メーター類の配置やセンターコンソールのかたち、ドアオープナーのインナーハンドルこれらは、いわゆるハンドメイドに限らず、プラスチックの一体物になってしまうまでは、十分美しかったと思います。さて、かたちの話ばかりになってしまいましたが、実際に動かしたときは?動力性能的にはなにも問題ありません(内緒だけどメーター読み175を越してもまだ加速し続けてました、ちなみに220フルスケール)エンジンはOHC+SUツイン、ミッションは4速、このミッションは前後方向のストロークこそ大きいもののなかなかすばらしい操作感です。ハンドリングに関しては、特にこれといったことはなかったと記憶しています。パーキングスピードで重かったことぐらいかな・・・

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1965年式 HONDA S600(AS285)

この車が、私にとっての初の本格的ヒストリックカーといえるでしょう。この車はレストア中のものを購入したため一緒にレストアも初体験してしまいました。仕事の関係なども手伝って完成までにほぼ3年の月日を要しましたが、この間も結構楽しませていただきました。ほんとにバラバラになった車なんてじっくり見るのは、初めてでしたから・・・それにしてもあの当時(85年頃)のホンダSFは、すごかったですよね、すでに20年たった車のブレーキパイプが曲げ加工まで終わった形で出荷されてくるのですから後は付けるだけなんですよ。さすがに完全に絶版になっている部品もありましたけど、たとえばジュラ製のクロスバーにウッドリムのステアリングとか・・・これは、クロスバーさえあれば再生してくれるところがありました、そんなこんなでどうにか完成しました。

さて、動き出すとどんな車だったでしょう。まず、最初に驚くのはステアリングレスポンスです、何たって遊びがほぼ0なんですサービスマニュアルを見てもステアリングホイル外周で0〜5ミリに調整しなさいとあります。実際に走り出すととりあえずまっすぐ走るのが大変なんです。これは普段遊びを左右どちらかに寄せて運転している癖がじゃまをしてどちらかの手によけいに力が入るとそちらに曲がっていってしまうのです。こんな遊びのないステアリングでもキックバックがきついという様なことは、ありません。車重が軽い為なのではないかと思います。たぶん、初めて乗る人はこれが一番驚くところだと思います。ここで、定番の話題について少し、CV4連キャブ装備のエンジンはたしかによく回るしアクセルレスポンスも最高の部類にはいるでしょう。実際10000rpmで平気で回ってます。しかし、トルクはかなり細くそれなりに速く走らせるためには最低4500rpmをキープする必要があります。つまり、上り坂で前がつかえるとその後回転があがるまでじっと我慢するしかなくなるのです。それとチェーン駆動のSは、スタートの時にテールを持ち上げるとよく言いますが、テンショナーの調整をしっかりやってコニなどの減衰力の大きいダンパーに替えるとほとんどなくなってしまいます。あー、やっぱりオープンっていいよなー・・・

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1970年式 EUROPA S2(TYPE54&65)

こいつは、いまだにばらばらです。どんな乗り味なんでしょうね、今から楽しみです。実は、ヨーロッパに出会ったのはこれがはじめてでは、ありませんでした。まあ、サーキットの狼世代としては、ヨーロッパの刷り込みは当然なのですが、S600を買うしばらく前に、当時宇都宮にあった某ショップでほとんど野ざらしのようになっていたS2を、2台で100万という話があったのをタッチの差で逃したことがあったのです。

 そんな前科がある私ですから、今回は、もう、とても我慢できませんでした。クランクも回らない品物だったのに、そいつを確保してエンジン確保のためにもう1台購入するという暴挙にでたのです。その為、絶好調のS6は、売ってしまいました・・・そのもう1台は、エンジンさえ好調ならなんでもいいという条件だったので恐ろしく安かったのですが・・・しっかり、事故車でした。ちょっと恐い・・・・

 まあ、それでも何とか、錆取りや塗装、細かい部品の手配とか結構楽しみながらできました。なかでも、半ばパニックに陥ったのはリヤハブの分解で、ベアリングに刺さっているハーフシャフトが抜けないんです、でっかいプーラーをかけて力一杯締め込んでも抜けないんです。でも、抜かないわけにはいきません。しかし、もうプーラーを締め込むのが恐いんです。どのくらい恐いかって、プレスブレーキの型を割ったことをある人(そうはいないか?・・)ならわかると思うのですが、徐々に圧力をかけていって金属が破壊される時って・・・バンッ!カンカンて破片がどこへ飛ぶかわからないし・・・ドキドキしながら締めていくと、バキッ!ヒエー・・抜けたハアー・・・、これを2回繰り返したわけです。とにかく固くて常識をはずれた力で締めないと抜けなかったんです。つづきは、またこんど・・

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