98/07/01   せかせかの一周忌

 ちょっと前から気になっていたのだが、どうも今回買ったミルちゃんはおかしいようだ。このミルちゃんパックを買ったのは5月23日、一ヶ月以上も前だ。で、1匹でもサナギ化したら冷蔵庫保存し始めればいいかと思って部屋の中に置いていたのだが、残りの数匹になった今日まで、遂に一匹もサナギにならなかったのだ。エサは毎日まんまをあげていたので、ミルちゃんはやせ細りはしなかった。が、成長もしなかった。去年なんか同じ時期に常温に置いたら、エサをあげなくても数日でさなぎ化したのに、何でだろう?……まさか、私が寝ている夜の間にミルちゃんが大急ぎでサナギになって、明け方には羽化して何処かに飛び立っていった――なんてことはないなぁ(-o-;;)。まぁのそのそもまるまる君も美味しそうに食べてはいたけど。

 今日はせかせかの一周忌だ。私がこのハム飼い生活を始めた最初のハム・せかせか。一年前の夜、手当の甲斐なく発作を起こして急に逝ってしまったせかせか。その日の夕方には好物の枝豆をたくさん頬張って、それをほほ袋にしまったまま逝ってしまった。今夜はそのせかせかの供養のために、枝豆をたくさん食べた。のそのそとまるまる君にも食べさせた。せかせかが食べられなかった分、生きている私達がたくさん食べてやろうと思ったのだ。私の手の中に横たわるせかせかの感触は、まだ忘れてないよ。


98/07/02   奈落の底へ

 今日は最低気温30℃・最高気温35℃、夜になっても32℃という、身も心も脳みそさえもとろけるようなステキな一日だった(-_-;)。自主的休業日ということで一日部屋にいたのだが、この南国チックなステキな陽気のせいで、何度も凍らせたペットボトルを交換しなければならなかった。

 お昼過ぎ、すっかり解けてしまったボトルを交換したら、まるまる君が起き出してきた。昼間はいないはずの私がいるので、何事かと起きてしまったらしい。しかしすぐに天井から降り注ぐ冷気に気がついたらしいまるまる君は、トイレ容器に足をかけ、天井の網をつかんでウンテイをして冷気の元へと進み始めた。そしてペットボトルを包んでいるタオルに手が届くと、ガジガジとタオルを囓り始めた。
「あ、こら、それは止めろって!」
と、思わず大きな声で叫んでしまった。その瞬間、まるまる君の手と口はそれぞれ金網とタオルから外れて床に落下した――と思ったら、ちょうどその地点は二階と一階を結ぶ垂直チューブの真上だった!二階の天井から二階の床に空いた穴にすっぽりと入り込み、垂直チューブの中を一階の奈落の底へと落ちていくまるまる君!!わわわっ!
「――ツテテテッ、…ボテッ」
しかしそこはマッチョなまるまる君のこと、とっさにチューブの中で手足を伸ばして落下の速度を緩め、そして一階へのチューブの出口からすぐ下の床へと尻餅をついた。あまりの出来事に息も止めて硬直している私。とっさに身を守りながらも、何がどうなったのか分からずに丸鼻でキョトンとしているまるまる君。そのままどれくらいの時間が経ったのか――まるまる君が突然自分を取り戻すための毛繕いを始め、私はほーっと大きく息をついた(-o-;;)。

 いきなり大声を出した私が悪いんだろうけど、そんなに見事にボケてくれなくても良かったのに、まるまる君(^^;)。囓るのは止めろって言ったけど、誰が手まで離せって言ったんだっての〜。しっかしあれだな、ハムを飼って3年目・ハム日記も3年目だけど、毎日毎日よー書くことを提供してくれるわ、ハムってヤツは(^_^;;)。


98/07/03   最高室温タイ記録!

 夕方、帰宅する車の中でラジオから流れてきた、
『本日は今年一番の暑さでした』
との声に、思わず青くなった。今朝は凍らせたペットボトルを置いてきたけど、まるのそ達は大丈夫だろうか!?

復活のそ  部屋に戻ってみると、窓を開けているはずなのにムッとした熱気が流れ出てきた。そしてぱっと目に飛び込んできたのが、のそのそが床の上に倒れ込んでいる姿だった。ぐったりと床に広がって、まるで熊の敷物のようだった。のそのそが倒れ込んでいる場所は2枚並べて敷かれたタイルの端っこで、その足の方は綺麗に牧草が避けられていた。どうやらのそのそが涼を求めてタイルの上をずりずりと這い進んだ跡らしい(-o-;)。そして今ここで力尽きて倒れている――そんな様子だった。果たして生きているのか、ドキドキしながらのそのそのわずかな動きに注目すると、麻呂型の眉毛がピクピクと痙攣していた。生きているけど、こりゃマズイ!慌てて台所に駆け込んで凍らせてあるペットボトルを取ってきて、のそのその体の上にかざし、冷気をのそのそに注いでやった。すると耳が細かく動き始め、次に手足もピクピクと反応を示した。そしていきなり、のそのそがガバッと起きあがった!
「のそのそ、復活〜っ!(ToT)」

 ほっとして、じゃあまるまる君はと見ると、ゲージ内で見える場所には姿はなかった。
「まるまる〜、まる君〜」
と呼びかけると、一階の紅茶館の別荘からまるまる君が顔を出した。コットンで塞がっていたから、そんな所に籠もっているとは思わなかった。年寄りののそのそには辛くても、若いまるまる君には暑くないのだろうか?部屋の温度計を見てみると、現在35℃・最高気温が37℃を記録していた。…去年の最高室温記録とタイだった(滅茶苦茶暑いやんけ-o-;;)。

 ともかく、二匹とも無事で良かった(^-^)。あと数日の辛抱でクーラーが来るから、お互い頑張ろうな!…でも、クーラーが来て27℃とかに設定したら、いきなり10℃の気温差で、のそのそがまた疑似冬眠しちゃったり、まるまる君が風邪をひいたりしやしないだろうか?とすると、当分はクーラーがあっても30℃ぐらいに設定しなくちゃダメってことか!?(それって冷房と呼んでいいのだろうか…-_-;;)。


98/07/04   ゴキまる

ゴキまる?  ゆうべのこと。ふと見たゲージの中で、まるまる君は最近寝室にしている紅茶缶と壁の間に横になって寝ていた。横になってと言っても、ホントに僅かな隙間に挟まるようにして、壁側にお腹がくっついているようだった。その姿を見た途端、思わず黒くて壁にひっついてシャカシャカと動き回るアレ――ゴッキーを想像してしまった。
「これじゃあゴキまるだよ…(-o-;;)」
どうせ挟み寝するなら、もっと別なポーズを取ってくれよ〜。

 朝になったら、まるまる君はちゃんと缶の中に入って寝ていた。その隙に、昨日ゴキまるが出現した隙間を床材で塞いでしまった。やっぱり可愛く寝て欲しいもんね〜(^^;;)。この私の勝手な願いを分かってくれたのか、今日はまるまる君はタイルの上で寝てくれた。ウンウン、こっちの方が断然可愛いぞ!(^o^) ←結局まるまる君の快適さよりも自分の都合を選ぶ鬼飼い主

 一方、朝からのそのそは元気だった。ガジガジガジガジと、まるまる君のニオイのついたティッシュボックスをこれでもかと囓っていた。この分だと、あと数日でこれは跡形もなくなることだろう(まるまる君にかティッシュボックスにだか知らないけど、何の恨みがあるんだか^_^;)。呆れながら見ていると、後ろ足で立ち上がってティッシュボックスを囓っていたのそのそが、全身全霊全体重をかけて囓っていたせいで、ティッシュボックスごと前のめりに倒れ込んだ。グラッ…ぴょん。
「へ?」
ちょっと自分の目が信じられなかった。のそのそが倒れる、と思ったのに、倒れたのはティッシュボックスだけで、のそのそは倒れかかったティッシュボックスをぴょんと軽々と飛び越え、倒れた箱の向こう側に着地したのだった。
「この間は床の上でも転んでいた奴が!?(@o@;)」
驚く私の目の前で、のそのそはまたしてもぴょんとジャンプをして、ハム型トイレに入り込んだ。そしてまたぴょんとジャンプしてそこから床の上に降り立った。
「…お前、ソレ、若い頃の動きじゃん…(@o@;;)」

 最近、日増しに毛並み・毛づやが美しくなってきてるなぁと思っていた。ミルちゃんをあげなくても毛繕いもするようになったし(^_^;)。けれどまさか動きまで若返っているとは思わなかった。これが先日死にかけたばかりの二歳と1ヶ月の婆ハムの姿なのだろうか?疑似冬眠に若返りの作用があるなんて馬鹿なことはないだろうけど…もしそんなことがあったら、のそのそはホントに魔性のハムかもしれないな(^_^;;)。

 でも油断は禁物。毛並みもよく、動きも活発で生き生きしているのそのそだけど、食は細くて固いエサは食べていないようだ。噛む力がまだまだ戻ってきていないことはないだろうけど…(もうプラスチック製のハムハウスがボロボロだもんな-_-;)。フンが少なくて小さいから、消化系の内臓がまだ弱っているのかもしれない。でもでものそのそ、ここは魔性のハムらしく、驚くほどの回復力で驚くほどの長生きを見せてくれ!


98/07/05   ジャンガリアンハムスターのごはん

 先日、いつも夕飯の材料を買っているスーパーで、猫缶の隣に『ちび太一家のジャンガリアンハムスターのごはん』というハムエサを見つけた。今までにどこのペットショップでも見たことがないやつだった。

「ジャンガリアンって銘打っているエサなんて初めてだなぁ。それにちび太一家って何だ?」 首を傾げながらも中身はと見たら、何だか金魚のエサ『スイミー』をちょっと大きくしたような粒々だった。粒々には総合栄養食の他、キャベツ・ニンジン・カボチャ・いちごの粒が入っているとのこと。それからひま種と麦も入っている。割とバランスはいいような感じ。

 ちょっといいかもと思い直したが、裏の一日の標準給仕量の目安を見て驚いた。
体重30〜130gに5〜10g?何コレ、『ジャンガリアンハムスターのごはん』とか言いながら、単なるハムスター全般のエサじゃないのか?(130gのジャンハムなんているとは思えないし-o-;)」
やっぱり何だか怪しいエサだなぁ。……そうは思ったけど、結局、パッケージに載っている写真も可愛いし、シャレで買ってみた(おい^_^;)。

 家に帰って、早速のそのそをモニターにして、エサ容器に数粒入れてみた。すると、のそのそがすぐにやってきて、エサ容器に頭を突っ込み、入れたばかりの『ジャンガリアンハムスターのごはん』をくわえた。そして背中を丸めてもぐもぐと旨そうに立て続けに3粒ほど食べた。
「へぇ…割といいエサかも」
のそのそは好き嫌いが激しくて大抵のハム総合食は食べないのに。最近ののそのそは、クルミと野菜とまんま1個ぐらいしか食べてくれなかったので、これだけ食べてくれると凄く助かる。気まぐれで買ったエサだけど、大当たりだったようだ(^o^)y。


98/07/06   クーラー来室まであと一日

 今日は連日の暑さと比べたらちょっと涼しかった。北よりの風が吹いていたからかもしれない。思わず、明日クーラーが来るんだから、暑くないと困る(というかつまらない^^;;)のにな。でもクーラーが来る前に、まるのそ達が暑さにバテなくて良かったと言えるかも。のそのそ、まるまる君、明日になれば涼しい生活だぞ!(^o^)/


98/07/07   クーラーのある生活

 今日、クーラーが来た。クーラーの取付工事は1時半から始まったのだが、一日ののそのその様子を見ていたら面白かった。

08:00……寝室奥で熟睡中の模様。
10:00……寝室入り口に顔を見せて寝ていた。寝顔が可愛い(*^^*)。
12:00……寝室から体半分だけ外に出して、だらしなく寝ていた。ちょっと心臓に悪い光景。室温33℃。
13:00……寝室から出て、近くのタイルの上でのびていた。野良寝というと何だか可愛いが、危険な感じ(-o-;)。
13:30……凍らせたペットボトルの真下へ移動してのびていた。ヤバイ状態か?ちょっとどきどき。室温35℃。
14:30……クーラー設置完了。30℃の冷房を入れると、寝室奥へと戻っていった。そのまま寝てしまった模様。
ホント、分かりやすい奴というか、温度に敏感なやつというか(^^;)。

 一方まるまる君はと言うと、朝からずっと紅茶缶の寝室の中に籠もっていた。コットンで入り口も塞いで、温度変化など全く意に介していないような感じ。まるまる君にはクーラーはいらないのかもしれないな(^^;)。


98/07/09   クルミ中毒?

 のそのそは毎日毎日、起きているときはずっとガジガジと囓っているために、とうとうハムハウスの屋根の一部が空いてしまった。これが本当の家だったら、雨漏りがひどそうなあばら屋だ(-o-;)。例えば、屋根に穴を開けて空気の通りを良くするとか、何か目的があって囓っているなら仕方がないけど、のそのそはティッシュボックスとかにも無差別攻撃をかけているので、とにかく囓りたくて囓っているようだ。部屋の中に昼も夜も響きわたるガジガジ音を聞いていると、のそのそが何かにイラついて囓っているように思えてくる

 でも、そののそのそを黙らせる手が一つだけある。それはクルミをあげること。クルミを千切って鼻先に持っていくと、どんなに夢中で囓っていてもピタッと止めて、クルミをくわえるのだ。そして背中を丸めてウマウマと満足げに目を細めて食べる。で、お腹がふくれると寝室に戻って大人しく寝始めるのだ。

 しかし最近ふと思ったけど、のそのそって実はクルミ中毒で、クルミの禁断症状でイライラとガジガジ囓っているのではないだろうか。何だか何かに取り憑かれたような囓り方だし、クルミをあげると大人しくなるし…(-_-;)。だけど、クルミって中毒性があったっけ?(ナッツ類ならクセになるのは分かるけど)……でもやっぱり、クルミをあげて黙らすしかないんだよな〜(-_-;;)。


98/07/10   落ちないぞ!

 今日はヤケにまるまる君がゲージの金網を登り降りをしていた。散歩がしたいのか、隣からのそのそのニオイがしてたまらんのか、おなかが減ったのか、よく分からないがとにかく何かを私に訴えていた。それで取りあえず、金網を登って私を見ているまるまる君に、ひま種をあげてみた。するとまるまる君は両手両足が金網をつかんでいるので口で受け取り、はぐはぐと口を器用に動かして、手を使わずにひま種の向き変えてほほ袋へとしまい込んだ
「お、まるまる君、器用になったな〜」
ちょっとビックリ。前は、金網をつかんでいる態勢でひま種をあげたら、口にくわえたひま種に意識がいって手の方がお留守になっちゃって、下へボテッと落ちていたのに(^_^;)

 まるまる君が賢く器用になったのに感心したが、その時意地悪なことを思いついた。
「じゃあミルちゃんをあげるとどうなるかなっと♪(^ー^)」
早速ピンセットでミルちゃんをつまんで、まだ金網にしがみついているまるまる君の口元に持っていった。途端にハグッとミルちゃんにくらいつくまるまる君。しかし今度はひま種とは違ってピチピチと動くミルちゃんが相手だ。持ち直すために口を開いたらミルちゃんが落ちるし、手を離しても自分が落ちてしまう。
「さあどうする、まるまる君!?」
まるまる君はちょっとミルちゃんをくわえたまま何だか迷っているような様子を見せて――そのままの姿勢で、金網に4つ足をつけてずり落ちていった。そして床につくと、背を丸めてミルちゃんを食べ始めた。
「落ちなかったのは立派だけど、やっぱり口のミルちゃんに意識がいくと、交互に手足を網にかけてちゃんと降りられないんだな(^_^;;)」
いやホント、賢くなったものだ。でももしかしたら、先日の『奈落の底落下事件』で、まるまる君が落下恐怖症になったからかもしれないな(^^;;)