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にわとりについて

 

私どもナカジマ農場は、たまごの品質に定評がある、品種「ボリスブラウン」を選びました。おいしい卵を産んでくれます。
性格は、活発に動き回り、近くに寄ると手をつっついたり、なれなれしい性格です。

餌作り

私たちは、こだわりたまご「海藻卵」健康な鶏を作るために、こだわりの単味飼料を取り寄せ、昔ながらの作り方で一日分の餌を1種類ずつ重さを量り、自社独自の配合割合により配合します。
餌は1番多く入れるのがとうもろこしです。
丸粒のとうもろこしを1日分ずつ粉砕して与えます。1羽の鶏が1日に120gの餌を食べ、そのうちの約65パーセントとうもろこしです。
その次が魚粉で、銚子港で水揚げされたイワシで、鮮度のいいうちに炊き上げ粉砕した高品質の100%国内産魚粉を使っています。
通常、魚粉には、炊き上げた時に出る油に酸化防止剤入れて戻す作業をするのですが、当社の魚粉にはその酸化防止剤の入っていないものを使用しています。
この魚粉の質と量が、卵にうまみとコク、そして力(盛り上がり)を与えます。
そして、一般の卵よりDHA、EPAなどが多く含みます。大豆粕、米ぬか(地元近辺の自動精米所で回収した新鮮な生米糠を使用しています。
生米糠は醗酵しやすく劣化も早い為、飼料メーカーでは使用できず、自家配合ならではの原料です。)牧草、パプリカ、酵母菌そして海藻(利尻産昆布)。
なぜ海藻を餌に入れているのか、とよく聞かれます。卵の栄養についてよく心配されるのが、コレステロールです。
悪玉コレステロールを放っておくと、自覚のないまま色々な症状を引き起こす原因になります。
命に関わることにもなるのです。海藻に含まれる多糖類の水溶性繊維は、コレステロールを吸着して包み込み、体外に排泄する働きがあります。
海藻類からしか摂取できないヨードは、新陳代謝を高め、動脈硬化を予防し、抵抗力を高める働きを持つのです。
また、卵の硬い殻を作るのに広島産のカキガラ、富山産貝化石等などを使っています。その他、微量ミネラル、ビタミン類を補充しています。
餌は5時、12時、18時の1日3回に分けて与えています。

飼い方

弊社ではケージ飼いに変えました。
以前は、平飼いで飼育していましたが、安定して良い卵を生産することが難しく、お客様に安全で、良質なたまごをお届けする為、ケージ飼いに変えました。
ケージ飼いのいい所は、鶏の健康状態がわかりやすいところです。
朝、農場につくと、一羽ずつ目視で健康チェックします。
早期に調子の悪い鶏が発見できます。
また、鶏糞を隔離することで、病原菌や寄生虫などの影響を受けずらくなり、病気にかかりにくくなりました。
また鶏舎は、今では少なくなった開放鶏舎です。
自然の日光と風をいかした、昔ながらの飼い方です。