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当会では、日本財団より助成金の交付を受け、次世代を担う子ども達に造船業を通してものづくりの素晴らしさを知ってもらうため、また地域住民の方々には、造船業が地場産業としての重要な産業であることを再確認してもらうために「進水式や造船所の見学会」を行っています。
平成28年6月24日(金)、山口県立下関工科高等学校 機械工学科1年生を対象に、造船関連施設見学会を実施しました!(共催:国土交通省 九州運輸局 下関海事事務所)
下関工科高校では、2年進級時に「造船コース」または「機械コース」を選択します。今回の見学会は、造船関連施設を見学することで興味を持ってもらい、造船コースへ進学する生徒を増やしたいという願いの元実施されました。
見学先:オーシャン東九フェリー、阪九フェリー (新門司港)
太刀浦コンテナターミナル
三菱重工業(株)下関造船所
フェリー船内では、デッキや車両甲板はもちろん、ブリッジやエンジンルーム等も見学させていただきました。
コンテナターミナルでは、岸壁に着いたコンテナ船からの荷役の様子や、ドライバーさんがストラドルキャリアを自在に操り、スムーズにコンテナが運搬される貴重な光景も目の当たりにしました。
最後に、三菱重工業下関造船所では、文字通り船が形造られている現場を見学。造船における日本の技術力の高さも実感しました。生徒の皆さんと年齢の近い従業員さんが、技能向上のために頑張っている場面にも遭遇し、今後の学習の励みにもなったのではないでしょうか。
既に造船コースへの進学を決めている生徒さんは、とりわけ一生懸命にメモを取っていました。この見学会を機に造船分野にも興味を持ち、その道を志す生徒さんが増えてくれればと願います。
見学先の皆様、貴重な経験をありがとうございました!