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セキュリティ情報の提供
Cyber Security Information
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送インターネットバンキング利用者の金融情報を狙った新たな犯行手口の発生について
現在、インターネットバンキングを利用した不正送金事案が頻発しておりますが、新たな手口が判明しました。
利用者が正規のインターネットバンキングのページにログインした際に、本来は存在しない不正なポップアップ画面が表示され、「システムのメインテナンスや機能の向上のためにお客様の情報の再入力をお願いします」などの記載と共に第2暗証番号や質問、合言葉又はインターネット用暗証番号を専用の入力フォームで促す方法です。
現在、三井住友銀行及びゆうちょ銀行のネットバンキングで上記犯行手口が確認されており、他の金融機関で発生することも十分に考えられる状況です。
当然、コンピュータウイルスや不正プログラムが利用者のパソコンで動いていない状況ではこの様なことは起こりえませんが、不正プログラムは様々な経路でパソコン内部に侵入してくるので、ウイルス対策ソフトの導入と最新のパターンファイルを導入したウイルス対策ソフトによるウイルス検知を実施して下さい。
又、金融機関が送金等取引時以外に、ログイン後改めてID・パスワードや乱数表などの入力を求めることはありません。インターネットバンキングでの操作時に入力項目に疑問を感じた際は、取引を進める前に直接銀行に問い合わせることをお勧めします。
この様な不審な状況を発見した際は、下記のサイバー犯罪対策室までご一報をお願い致します。
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茨城県警察 ハイテク犯罪対策室
Tel:029-301-8109(9:00〜17:00)
E-mail:hi-tech@pref.ibaraki.lg.jp
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