◆ 不老への挑戦 ◆

十年後には国民の約4人に1人が65歳以上になる「超高齢化」時代を前に、加齢による衰えを遅らせ、あるいは逆行させるという医療行為「アンチエイジング」が注目を集めています。遺伝子の構造から推測される人間の生命学的寿命は、およそ120年とされています。このうち約100年を元気に過ごすことを抗老化の学会は目標に掲げています。こうした「予防医学」には保険はきかず、治療費は自己負担になりますが、少子高齢化社会で抗老化(抗加齢)治療はますます重要になってきており、最終的には、寝たきりで医療費を払うのか、若さと美しさと健康を維持するためにお金を使うのかの選択になると思います。