#1◆EPA(エイコサぺンタエン酸)と
DHA(ドコサヘキサエン酸)の違い

エイコサペンタエン酸(EPA)とドコサヘキサエン酸(DHA)は、同じω(オメガ)3系脂肪酸ですが性質に違いがあります。血液がエイコサペンタエン酸(EPA)を脳まで運ぼうとしても、途中に膜(脳血液関門)があって脳に入らない仕組みになっています。同じω(オメガ)3系脂肪酸のドコサヘキサエン酸(DHA)は、その膜を通過し脳に達し、また胎盤の胎盤血液関門も容易に通過します。エイコサペンタエン酸(EPA)とドコサヘキサエン酸(DHA)は、ほとんど同じ構造をしていますが、二重結合に関してEPAは5つで、DHAは6つで微妙な構造の差が性質の違いになっているようです。
参考ホームページ) ニッスイアカデミー
http://www.nissui.co.jp/academy/epa/index.html


◆ EPA(エイコサぺンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)の補完作用

EPA含有量を75%から95%にしたら微小循環改善作用が若干低下したという報告もあります。DHAの含有が多い75%の方が薬効があったわけで、DHAはEPAを補完するような役割があるのではとも言われています。