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| 単一民族神話の起源 | |
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小熊英二『単一民族神話の起源―<日本人>の自画像の系譜』新曜社、1995年。
かなり面白いです。執筆者は、現在、慶応大学総合政策学部の専任講師らしいです。しかし、最終学歴は東大の総合文化研究科。なんかもう、ここの研究科は、かなりパワーにあふれてますねぇ。。助成金の採用結果とか見ても、ここんちは強いですよ〜。ホント。で、肝心の内容ですが、題名見てわかる通り、今でこそ少数民族を考慮して言う人は減りましたが、「日本人は単一民族云々」の概念が、一体どういう経緯で成立してきたのかを、ものすごい量の文献調査を基にして、跡付けてます。この本、ちなみにサントリー学芸賞取りました。その前の年が、今橋映子氏の『パリの日本人(?)』で、更にその前が、五十殿利治氏の『大正期新興美術運動の研究』だったと記憶してます。ってことで、うぅ〜む、ここ数年は、1900年代初頭の研究が人気高いんですねぇ...。(ako 11/13(金)22:38) |
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| 三国志 | |
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そういえば、このところ小説読んでないなぁ。私の場合、想像力とか創造力って、活字読んでないと沸いてこないから、読まないとまずいとは思うんだがなぁ。(^_^;)このまま、ルーティンワークに埋もれた生活を、打破するために、やっぱ時間つくらなきゃ。 投稿読んでて、面白かったのは、初めての漫画かな。私にも思い出あるけど、今は内緒。(笑)でも、少年時代(青年時代含む・笑)に一時はまって、近ごろまたはまってるのが「三国志」。 小説は、吉川英治、柴田錬三郎はじめ、本場・中国の様々な作家が書いてる。(でも、大元の羅貫中三国志演義は読んでない(^_^;))そんでもって、漫画は当然、横山光輝でしょう。(笑)まぁ、日本人はやっぱ蜀贔屓っすよね。だって、燃えるものがあるもん。(笑)しばらく忘れかけてたんだけど、ついこの前、近くのコンビニに入ったら、横山光輝の三国志の文庫本サイズのやつが売ってたので、思わず買ってしまいました。(笑)すっかりはまってます。 小説と比べて、漫画は深みが無いのかもしれないけど、絵で表すことのできる説得力と、登場人物への入れ込みのしやすさがあると思うし。だって、私の場合は、蜀の登場人物が好きなんですが、横山光輝もやっぱり蜀が好きみたいで、劉備、関羽、張飛、趙雲、そして孔明、みんな善人顔してるし。それに対して、その敵たる、魏の曹操なんか、悪者顔してるんだもん。(笑)こういう設定って、単純で馬鹿馬鹿しいって人もいるけど、私は好き。(^_^;)勧善懲悪ものって、やっぱ、読後にすっきりするしね。ストレス発散には持って来いですよ。(笑)あ、長くなり過ぎました。(^_^;)もっと話したいこともあるけど、それはまた、機会があったら語らせてください。(笑)(SNOW☆ 03/05(金)04:51) わはは。かなりの遅レスですが、許して下さい。 SNOWさんの愛読書は三国志だったのですね。しかも、いろんなバージョンを読破されてるようで驚きました。尤も、三国志が好きな人は、みんな、かなり読み込んでる人が多いですものね。三国志は、間違いなく、生涯ずっと愛読書として繰り返し読むことができる物語の一つだと思いますよ。かくいう私は、横山光輝を斜め読み止まりです。でも確かに、横山光輝の人物描写って、劉備側の人間が善人に描かれていますね〜。そんなことには全く気付かずに、すっかり三国志の主人公は彼らなんだと思い込んでいました。 ところで、話は逸れますが、私は柴田錬三郎は『眠り狂四郎』シリーズを少し読みました。でもこれは、TVシリーズの方が楽しくて好きかも。(ako 07/21(水)10:21) |
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| S&M series | |
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S&M seriesと言っても、えっちぃ話ではありません。このシリーズ名も通称(と思われる)ですし。作中のトリックか、著者の本職ゆえなのか、理系ミステリーと呼ばれるこのシリーズ。これが初のミステリーになる私には、他の作品との違いなど分かるはずもないのですが、一風変わった物であるのは間違いないようです。ただ、最初の数巻はトリックの種明かしが説明的すぎて、その部分だけどうにも馴染めない私なのでした(笑) で、お奨めなのかと聞かれると、まことに答えにくい物がありまして・・・。このシリーズ自体人気もあるようですし、無論、私は気に入ってますが。はっきり言って好みのものだと思いますので、私はお奨めしません<をい(笑)ちなみに興味を持たれた方へ、第一巻のタイトルは「すべてがFになる」です。お探し下さいませ。(waka 07/20(火)03:18) お久!わかちゃんですよね?連絡もないし、最近どうしてるかと思ってました。ともかく投稿ありがとうございます。 「すべてがFになる」、紀伊国屋Webで探してみました。講談社ノベルズってことは、日本のミステリーサスペンスの老舗ですね。買って読んでしまったほうが早いのはわかってるんですが、とりあえず質問。筆者の作品タイトルを見たところ、この方は、数学者かなにかなのですか?(ako 07/21(水)10:32) ご無沙汰しております。わかでございます。 えーと、作者の森博嗣さんですが、某国立大学の工学部助教授でらっしゃいますから、数学者的部分もあるでしょうね。理屈っぽいのでは?と言う印象があったのですが(作品が)、思い込みでしたね(笑)きっちり筋の通ったと言うのが正しいのかもしれません。ま、あくまでも私見ですけれども。 そうそう、このシリーズ名は作者も使用していますが、通称だと思われます。それから、講談社文庫から三巻目まで文庫化されています。講談社ミステリーからの出版分は全部文庫化されるみたいですね。それでわ〜。(waka 07/21(水)23:32) |
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| 絵本 | |
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さて、先週末、子猫をもらったお礼にと、絵本を2冊ほどプレゼントしました。猫にちなんで、猫絵本とねずみ絵本にしたんです。すなわち、『100万回生きた猫』と『ねずみくんのチョッキ』。どちらも私にとって思い出深く、お気に入りの絵本です。『100万回..』は、今でも読むと泣けてきます。日本人がかいた絵本の中で、最も名作に入りますね。一方『ねずみくん...』は、漫画チックでユーモラスな作品。シリーズで何冊も出てます。とにかくかわいいです。
みなさんの子供の頃のお気に入りの絵本って、なにかありますか?(ako 07/21(水)10:44) |
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| シュリーマン旅行記 清国・日本 | |
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面白い!!あっという間に一気読みしちゃいました。原題は、"La Chine et le Japon au temps present"(現代の中国と日本)
トロイア発掘で有名なシュリーマンが、仏語で出版した、中国と日本の旅行記です。全8章構成で、最初の2章までが中国、後は全部、日本について書いています。まず、石井和子氏の翻訳が非常に滑らかで優しく、美しい。しかも事実関係をしっかりと調査してあるのがとても素晴らしい。ホント、邦訳ってこうありたいもんです。 内容についてはもう、目から鱗が落ちますよ。江戸末期についての記述というと、ともかく日本人が書けば主観やら先入観やらがごっそり入ってしまいがちだし、外国人が書くと、文明的に西洋より下の国という視点のために、どこかしら批判的になるし、また、紀行文という性質上、しばしば誇張が入るもの。しかし、この本には一切それが見られない。全てにおいて客観的な態度を保っている。西洋との対比を交えても、偏見がまったくない。おそらくこんな本は滅多に無い。本書の解説文にも記されているけれど、この本を読んでいると、いつのまにか現代の日本と比較している自分に気がつく。それは時には日本人の性質のルーツの発見であったり、時には日本が失ってしまったものであったりします。 講談社学術文庫から、720円で出ているので、興味のある方はどうぞ。久々のイチ押し本です。(ako 07/26(月)00:31) |
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