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ログ番号: 期 間: |
501 Jun 25, 1998 |
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550 Aug 16, 1998 |
投稿500号もわたくしでした。 河合管理人は管理職試験のあと発言がありませんが、どうしてるんでしょう? さて、懸案だった日本からの荷物は、ようやく無事に手元にやってきました。 市電を乗り継いで、転送先の郵便局の荷物担当窓口らしきところに行って、前の郵便 局でもらった紙と、前の郵便局から来た通知を見せると、予想した展開どおり、「こ の荷物は、ここの郵便局ではない」と言われました。来たぞ来たぞ。え〜!、でも… と、うろたえてみせると、係のオネエサンは、「Do you speak Engl ish?」と言って、英語モードに切り替わりました。ほっと一息。でも…と言って いると、事情を察知してくれたようで、「ここに転送されたんですか?」と聞いてき た。yesというと、荷物を探しに行ってくれました。まずは何か書類をチェックし ていたようですが、やがて荷物のしまってある部屋に入っていって、棚の上の方から 包みを一つ持ってやってきました。手数料1550レイ(約20円)は超安いので、 ワン・サウザンド…とオネエサンが言ったのをてっきり10000いくらだと勘違い したくらいです。(今までの荷物の手数料は3500レイくらいだったので。) で、中味の確認もなしに、受け取りのサインを一つして、そのままYou may g o.と言われてしまいました。最後は実にあっけない結末です。 荷物は5月末に実家から送ったものでした。思い付いた欲しいものを、時々メールで 伝えていたのですが、もう、何を頼んだんだか忘れていたものもありました。極めつ けは桜餅の葉っぱ。パックをさらに紙で包んで、さらにビニール袋に入れてあったの で他への被害はありませんでしたが、約1ヶ月の間に、水分はパックの外の包み紙に まで浸透していました。でもいい香りです。時間もあることだし、何か作ってみるこ とにしましょう。 夕方にはものすごい雷雨がありました。2〜3分は小さな雹(ひょう)も降りまし た。落雷もあっありました。日本でも年に1度あるかないかくらいのどしゃ降り状態 も短時間ですがありました。そのとき私は自宅にいなかったのですが、電源を入れっ ぱなしにして出てきたパソコンが気がかりでした。窓からはあちこちに稲妻が落ちる のが見えました。あ、私のアパートの方だ、と気をもみました。夕立の終わりはあっ さりしたもので、ほんとうにちょうど「田園」の4楽章で嵐がおさまっていくかのよ うに雷鳴が遠くなり、雨脚も弱まって、30分もしないうちにやんでしまいました。 やんだら鳥がさえずりはじめました。停電はなかったもようで、パソコンも無事でし た。排水の悪いアパートの入口にはしっかり大きな水溜まりができていました。
日本にいたころ、冷蔵庫に入っていた飲み物は、JAVA TEAと無糖のアイス コーヒー。もちろん、こちらではどちらも売っていません。自分で作るしかない。で も、冷たい水を用意するのも手間がかかります。売っているミネラルウォーターはほ ぼ全部がガス(炭酸)入りです。私自身はガス入りのミネラルウォーターもOKなの ですが、お茶やコーヒーには使えません。ガスなしのエビアンとかもありますが、も ちろん輸入ものなので高い。そういうわけで、私は、まず浄水器で浄水した水道水を ポットで沸かして、それを冷ましてから冷蔵庫にしまう、という手数をふんで冷水を 作っています。浄水器と煮沸は、どっちを先にした方がよりよいのかわからないま ま、その時の気分でやってます。ロックアイスなんてのも売ってませんから、氷を作 る場合は、こうして作った水を製氷皿に入れて作ります。 南国イタリアには、カフェ・フレッドとか、テ・フレッドという、「フレッド=冷た い」がついた冷たいコーヒーや紅茶があります。この前(実は2週間ほど前、半日だ けローマにいた)ローマで飲みましたが、そのとき私が入った店のカフェフレッド は、イタリアの代表的コーヒー、つまりエスプレッソに、代表的飲み方、つまり、砂 糖をたくさん入れる、それをビンに入れて冷蔵庫で冷やしてあって、カップに注いで くれました。エスプレッソだから、もちろん量が少ない。ほんとにぐいっと飲んだら おしまいです。100円くらいのものですけど。 ついでに、南国イタリアにはグラニータという夏の食べ物があります。これも、この 前ローマで試してみました。グラニータ・ディ・カフェというのは、さっきのカフェ ・フレッドを凍らせてから、かき氷器で削ったみたいのです。試してみるまでは、コ ンビニのレジの横なんかにおいてあるぐるぐる回っているキカイから出てくる飲み物 というか食べ物というか、名前が思い出せませんが、マクドナルドのシェイクとはち がって、牛乳分のないヤツ、あんなかんじかと思っていました。でも、体験してみた ら、もっと氷のきめが粗くて、一番近いのは、コンビニとかで売っているカップ入り のみぞれアイスです。あれが溶けはじめて、なんとかスプーンでぐるぐるかき混ぜら れるくらいの柔らかさになったものがほぼグラニータです。一般的にはオレンジやレ モンの果汁で作られるようです。でもグラニータ・ディ・カフェもよかったです。透 明のプラスチックコップに、生クリームを少し入れて、それからグラニータをアイス の貯蔵容器の一つからすくって入れて、また上に生クリームをのっけてくれました。 味はほんとにカップみぞれのコーヒー味です。やっぱり強烈な夏の暑さには氷系のも のがぴったりです。 ここルーマニアではどうなんでしょうか。まだアイスコーヒーは発見していません。 マクドナルドなどのファーストフード店にもコーヒー、紅茶はありますが、冷たいの はメニューにないようです。 いわゆる喫茶店でコーヒーを飲む、というのをいまだにやったことがないのですが、 ルーマニアのコーヒーは一般的にはトルココーヒー系です。つまり、粉がカップの底 に溜まるタイプです。家庭で作るときは、粉と水をいっしょに火にかけて煮出すよう にして作っているようです。最近は飲み物のメニューに「フィルターのコーヒー」と いうのもあらわれましたし、そういうコーヒー豆も売っています。また、インスタン トコーヒーもあって、ネスカフェの「ネス」という名が一般名詞になって、これも飲 み物のメニューの一つとしてちゃんと載っています。コーヒー味のアイスも、コー ヒーという名ではなくて、ネスという名で店員さんは説明してくれました。 というわけで、夏の飲み物事情でした。
W杯ルーマニア・チュニジア戦では、ルーマニアの選手が全員金髪に染めてました。 なんでしょうねえ。こういうところがラテンのお国柄なのでしょうか。事情がわから ないからなんとも言えないけれど、何かやってみたかったんでしょうか。今日の試合 は引き分けでしたが、G組1位で決勝トーナメントに進むことになりました。次の相 手はH組の2位だというから、クロアチアかな。ということは、もし、日本が勝って たりしたら、ルーマニアと対戦することになってたかもしれないんですね。そうか。 そうだったのか。 さて、市場事情ですが、もうグリンピースは終わってしまいました。代わりに出てき たのはいんげんまめです。こうして、時期を外れると、もう全然出てこなくなるのが ルーマニアの市場です。ニラの出回った時期も短かった。1ヶ月なかったと思いま す。輸入物は別です。バナナ、キウイなんてのはいつ行っても売っています。国産の 果物ではイチゴが終わり。さくらんぼはまだがんばってます。きいちごも細々とです が続いています。新たに出てきたのはあんず、黄桃といったところです。このあたり の種類の果物は、食べ頃を見分けるのが難しい。買ってみたけどまだ固くて酸っぱ かった黄桃は、いまだに冷蔵庫の中にあって、今後どうしようか、シロップで煮てや ろうか、と思ってます。今日買ってみたあんずは、すっかり熟していて、柿のやわら かくなったヤツに近いところまで行ってるのも混ざっていました。あんずなんて、も ちろん名前は知ってましたが、食べるのはたぶんはじめてだと思います。本によると 独特の甘味と酸味と香りがあるということですが、今日の熟したのは甘味の勝ったも のでした。あんずって、漢字だと「杏」で、あんにんどうふ(杏仁豆腐)の「杏」で す。「杏仁」っていうのは、あんずの種(桃の種みたいにでかい)の中にあるものだ ということなんですが、どうやってとりだすんでしょうか。石みたいので叩けば殻が 割れるかな。とりあえず種は捨てずにキープしてあります。 ほかに、今日は市場でラベンダーを売っていました。日本では北海道が有名ですが、 同じくらいの緯度のルーマニアでも出てきました。1束15本くらいで500レイ9 円くらいです。安い。今日は2束買ってみましたが、これからもっと売り出されるこ とと思います。また、ハーブ系の葉っぱのいろいろなのを売っています。名前がわか らないのが残念。花屋では夏の花の代表格、ダリヤやグラジオラスなどが出ていま す。
今日は1日、玄関までさえ行かず、なんにもしない1日でした。 そういうわけで、出来事も特にないので、2週間前にちょっと出かけた件について振 り返ってみたいと思います。 ブカレストはヨーロッパのいわば一番東の端っこですが、陸続きなので、パリにもさ らにはドーバーのトンネルを利用すればロンドンだって、陸路で行けます。近場では ウィーンは夜行で1泊。これがやってみたかったこともあって、6月9日(火)〜1 4日(日)で鉄道にて出かけてきました。 予定した旅程は次のとおりです。 9日(火)16:00ブカレスト発 10日(水)9:00ウィーン着乗り換えてミュンヘンへ(ザルツブルク乗り換え) 20:30ミュンヘン発 11日(木)8:15ローマ着 19:10ローマ発 12日(金)8:53ウィーン着 20:07ウィーン発 13日(土)13:36ブカレスト着 全部夜行での移動です。 ところが、6月11日が「聖体節」という祝日で、前日の10日のミュンヘン発ロー マ行きの夜行がとれなかったため、ミュンヘンで1泊。結局1日ずつずれて14日に ブカレストに戻りました。 ある街に滞在できたのは、結局、次の時間だけです。 10日(水)午後ミュンヘン 11日(祝)全日ミュンヘン 12日(金)ローマ 13日(土)ウィーン ところが、祝日はお店はほぼ全滅だし、ローマでも、雑用を片付けて買い物ができる ようになったら、お店がお昼休みに入って4時まで開かない(スーパーも!)し、土 曜日のウィーンも5時にはほぼ全滅だし(楽譜屋ドブリンガーは12時まで)、そん なわけで、買い物もままなりませんでした。買い物と言っても、園芸用のスコップ (移植ごて)とか、ジップロック(チャックみたいのがついている冷凍・レンジ用ビ ニール袋)とか、そんなのや、普段に履くパンツや靴なんですが。 おまけに、お天気が悪かった! どこに行っても雨は降るし、風は強いし、もう最悪です。お店が閉まっているからそ の辺でも散歩しようか、とか、全然そんな気になれませんでした。この時期に観光に 訪れた旅行客はさんざんだったことでしょう。唯一救われたのは、夜行の連続でシャ ワーさえ浴びられなくて、暑かったらからだじゅうベトベトしてさぞかし気持ち悪い だろうと心配していたのが杞憂に終わったことです。 さて、切符ですが、今回は試しに、ということで行きはブカレストで、帰りはウィー ンで、それぞれ2等寝台を買ってみました。 ブカレスト→ウィーン(ブカレストで購入) 705574レイ 約83ドル ウィーン→ブカレスト(ウィーンで購入) 1616シリング 約130ドル というわけで、同じルートなのに、買う国によって50%以上違います。 次回は、往復ともブカレストで買おうと固く心に誓いました。 (ただし、ブカレストでは10日前からしか前売りをしないので、10日以上の長旅 はできない。これに対して、いわゆる西側諸国では、2ヶ月前から前売りしてま す。)
ブカレストの公共交通機関には次のような乗り物があります。 トランバイ(市電) バス トロリーバス 地下鉄 このうち、地下鉄を除く3種類は切符が共通です。 今は1回1300レイ(約20円)。私がブカレストに来たころは1回900レイで したから、単純に考えれば、1年足らずで50%近い値上がりです。 検札がたまにありますが、無賃乗車しようと思えばできるのは他のヨーロッパ諸国と 同じです。 定期券などを持たない場合は、切符を車内にある改札用のパンチにつっこんで切符に 穴をあけます。この穴のあきぐあいが車両によってちがうことで、検札があったとき に当該車両で正しく改札したかどうかがわかるというわけです。 ヨーロッパの多くの国では、1回改札すれば、一定時間以内であれば乗り換えも自由 というシステムです。これは、車内にある改札器が、単に穴をあけるのではなくて、 日付や時刻を刻印するものなので、そういうことができるわけです。ところが、ブカ レストの公共交通機関では、まだそこまで進んだ改札器が導入されていません。 でも、最近、特定の路線を走っている新型トロリーバスには、この時刻刻印タイプの 改札器が出てきました。この新型バスは、次の停留所の表示もするし、録音のアナウ ンスまであります。今後、こういうタイプが増えてくるのかもしれません。 市電では、路線によってドイツのどこかの街からのお下がりが走っています。外見が いかにもドイツっぽいというか、ルーマニアっぽくないなあと思っていたのですが、 乗ってみると、「窓から乗り出さないように」とか「禁煙」とか、そうい表示がドイ ツ語で残っていて、その市電がドイツからやってきたことを教えてくれます。なかな かクラシックなタイプで、床など板ばりで、ある意味ではしぶい味わいがあって、私 が市電を待っていて、この車種が来るとうれしかったりします。 そういえば、網棚とか吊革というのは見ないです。つかまるために上部に渡してある 金属のパイプも、日本よりもずっと高い位置にあるので、そこまで手を伸ばしてつか まるのもタイヘンです。
浦和フィルの団員で、W杯クロアチア戦に応援に行った人の、パリの交通機関に ついての話題: >1回券は8FF(約208円)しますが、10回券(カルネ >)が48FF(約1248円)なので、1回あたり125円 フランスフランも高いですねえ! 1FFが26円ですか!フランは20円くらいというイメージだったのに。 ついでですが、イギリスポンドも今高くて240円くらいだそうです。こっちも、な んとなく1ポンドが200円くらいだと思ってたのに。もちろんフランやポンドが高 いんじゃなくて円が安いわけですけど。 今日届いた6月分の給与明細を見ると、1ドルが145円換算でした。 気が遠くなる。赴任当初は120円くらいだったのに。 4月から給料(円建て)そのものは少し上がったのに、振り込まれるドルは減る一方 です。 ブカレストのバス・トロリー・市電に共通の切符には、残念ながら回数券がありませ ん。1枚買っても10枚買っても、1枚あたりの値段は同じ。1日券もあるのです が、5回乗ってようやくモトがとれる。(どこの交通機関でもこんなものかしら。) 観光ならともかく、日常生活ではなかなか5回は乗らないです。1回乗り換えてどこ かに行って、単純に往復するだけなら4回分。 地下鉄には回数券があります。10回で10%くらい安くなるのかな。あまり利用し ない割に有効期間が短くて最近10回券を買わないので、はっきりした値段は知りま せんが。 地下鉄の切符には1回券がありません。普通の切符は2回券。1回改札をすれば、も ちろん乗り換え自由で、地下鉄路線上ならどこにでも行けます。とは言っても、パリ とは違って2路線しかありませんが。 他に、空港行きとか、拠点間を結ぶ快速みたいなバスとか、そういうのは割高で3倍 くらいします。磁気のテープのくっついた特別な切符(地下鉄の切符のシステムと同 じで2回分が1単位)です。 しかし距離によって複雑に段階的に料金が変わっていく市内交通というのは、日本が ダントツでしょうね。ミュンヘンとかチューリヒとかもゾーン制ですが、観光客がい ちばん利用する中心部は全区間均一料金です。アジアはどうなのかな。 東京の地下鉄の乗り換えは、日本語が読めない場合、ローマ字の路線図を手に入れれ ば、あとは各線の色の案内をたどって行けば、なんとかなりそうな気がしますが、実 際にはガイジンには難しいのでしょうか。パリも似たような感じですよね。実際、私 も乗り換えの時は線の色(丸の内線は赤?とか)だけ見て乗り換えてました。
ルーマニアはあっさり負けてしまいました。 午後郵便局に行くために外に出たら、ナショナルチームのユニフォームみたいのを着 て、大通りを行く車に向かって国旗を振っている少年がいました。ほぼ1時間後に 通ったときも、同じ体勢でやってました。試合開始がルーマニア時間の午後5時半。 気のせいではなくやはり車の往来はぐっと少なかったように思いますが、前半終了間 際にPKで1点取られて、結局そのまま試合終了。終了した午後7時半はまだまだ日 没前なのですが、そのまま静かに夜になっていきました。 イングランドも負けたし、予選Gグループは全部敗退です。 さて、今日郵便局に行ったのは、先週解決したはずの荷物の問題です。 また大使館に荷物が届いたという通知が来ました。2枚。 1枚は日本から、1枚はオランダからの荷物。 日本からのは、書いてある荷物の重さから言っても、すでに受け取り済みの荷物で す。 もう一つのオランダからの荷物というのは、先週、企業関係の荷物を扱う郵便局で確 認したところ、通知は2枚出したけれども荷物は結局1つだったと言われて、ないこ とになった荷物です。 まあ、とにかく、心当たりがないわけでもないので、30度を超える暑さの中、出か けました。 個人用荷物を扱う郵便局の荷物担当の女性は、なかなか愛想もいいし、親切なので助 かります。私が行ったら、2枚の通知のうち、1枚はすでに受け取り済みであること をすぐにわかってくれました。 で、オランダからの荷物というのを探しにいったところ、確かにありました。 先週の郵便局で、オランダからの荷物はない、と断言したのはいったい何だったんで しょう。その時も別に対応は悪くありませんでした。わざわざ書類まで調べさせた上 で、確かに、オランダからの荷物はない、と言ったのです。 オランダからの荷物というのは、実はアメリカからの荷物で、インターネットを通じ て注文した本です。Asahi.comのニュースのページから、amazon.c omという洋書販売のサイトに行って、検索して注文したものです。大使館の医務官 が利用しているということだったので、私も使ってみました。おそらく、オランダま では他の注文と一括してアメリカからやってきて、そこから個別に郵送されたものだ と思われます。 届いた本は3冊。うち2冊は「地球の歩き方」の英語版みたいので、1冊はアメリ カ、もう1冊はイギリスが出版しているものです。ざっと眺めただけですが、「歩き 方」よりも格段に詳しい。情報量が全然違います。3冊めはルーマニア料理の本で す。写真がないのが残念ですが、食材のルーマニア語と英語とフランス語の対照表な どがついているのも便利です。
先日、社内(NTT)のあるセミナーで偶然内山さんにお会いして、このサイトを教えていただきました。 とりあえず、卒業後の略歴を報告します。 入社して2年間の研修後、静岡に配属。2年間機械室の中でアラーム監視。 5年目は東京(三田)にてシステム開発に従事。 6、7年目は渋谷にてシステム開発に従事。 8年目から現在まで、武蔵野研究所にて研究生活に入る。 なお、5年前から、日本バックギャモン協会の役員になってしまう。 Yahoo!でバックギャモンと検索すれば、協会のホームページに入れます。 7月12日からモンテカルロの世界選手権大会に遠征する予定です。 では、また遊びにきます。http://www02.so-net.or.jp/~jbl_hase/JBLHP.html
おひさしぶりです。いま、ロンドンのインペリアル大に出張できています。 こっちにきてから、仕事だの観光だの、オペラだの、フィルハーモニア管の コンサートだの、いろいろ忙しくて、ここに投稿するのをすっかり忘れてました。 一応、いろいろ理由を付けてwebが大学から見られるようにしてもらっています。 そうそう、黒羽さん、よければメールで電話番号などをもう一度教えてください。せっかく近く まできているので、電話でお話でもしましょうか..って、別に話題が無いとう話もあるが。 ここに書いたメールアドレスは、日本語は受け付けませんので、もしメールをいただける場合は ローマ字でお願いします。 ところで、昨日、とうとうイングランド負けてしまいました。(と言うか、予想外に健闘した という話もある) 夕方から大学でパーティをやっていたのですが、イングランド戦が始まる少し前の時間に ほとんどの学生は何処かへ、はけて行ってしましました。我々も早めにホテルに帰って、 TVで観戦していたのですが、最後のPKを防がれた瞬間に、方々で「Oh!No!!!」って 叫んでるのが聞こえました。やっぱり警戒して早く帰って良かった。
なんか、この1日ほどで訪問者のカウンターが異様に(150人くらい)増えた ような気がするのは気のせいでしょうか? ぶきみだ。 新しい人が1人顔を出したけれど、それだけではこんなに増えないと思うし。 #509の「福井」をクリックしてメールを書いて出したら、 以下の通りで、戻ってきてしまいました。 ご確認ください。 The original message was received at Wed, 1 Jul 1998 23:48:48 +0300 (EET DST) from ppp2-3.roknet.ro [195.179.252.18] ----- The following addresses had permanent fatal errors ---------- Transcript of session follows ----- ... while talking to punch.ic.ac.uk.: >>> RCPT To: <<< 550 Unknown local part in 550 ... User unknown
さっきのエラーメッセージですが、そのままコピーしたのに、アドレスのところだけ、 なぜかコピーされていませんでした。アドレスは、だそうですが、 これであってますか? さて、暑いです。夜中ですが、部屋にある温度計を見たら30度。 もう、窓を全開、玄関のドアも開けっ放し、台所の換気扇も回して、とにかく空気を 動かそうと試みること約1時間。温度計は28度近くまで下がりましたが、窓のとこ ろで感じる外の空気は結構ひんやりしているものの、風もなく、なかなか室内に入っ てこない。向かいの建物のあちこちでも窓全開にしています。 日中の最高気温は33度とか天気予報で言っています。確かに日本ほどには蒸し暑く ないけれども、ここまでくれば暑いものは暑い。扇風機があってよかった。これもな ければ相当しのぎにくいところでした。 今日はもっと暑い国、サウジアラビアに電話しました。同業者がそこに派遣されてい るのですが、最近メールがとんと来なくなって、もしかしたら砂漠でひからびている かもしれない、と、ちょっと心配になったのです。あと2週間後にミュンヘンで待ち 合わせる予定なのに、その段取りもとれなかったので。サウジの国番号から勤務先の 電話番号までかけて、しばらくしたら、サウジの回線につながった気配がしました。 ザーッという雑音が砂漠の国サウジっぽいです。運良く、彼は勤務先にいて、干から びてもいなくて安心しました。同業者といっても、派遣先によって拘束時間とか、仕 事の内容とか、全然違うのですが、サウジでは授業がなくても朝8時から研究室にい なければならないそうです。まあ、さすがに冷房完備でしょうけれど。 さて、話はかわって、最近私が持ち歩いている買い物バッグは、市場の雑貨屋で買っ たもので、いわゆる麦わら帽子と同じような材質でできた、大きな台形というか、逆 三角形というか、そういうかたちの、買い物バッグです。赤いロープで肩にかけま す。買ってきて数日後に相当重いもの(6キロくらいだったか)を入れたら、ロープ がとれてしまって、自分で修理したという経歴があるバッグです。口にはファスナー がついていて、中の物の盗難防止になっています。 昨日、郵便局に荷物を取りに行ったときも、このバッグを持っていきました。2キロ 近い荷物(箱)を入れるためなので、カバンの中はからっぽです。(財布はジーンズ の前ポケット。)市電の乗り換えの駅で信号を待っていたら、見知らぬ女の人が何か 話し掛けてきました。でも、ぜんぜんわからない。でも、何かバッグについて話して います。目線がそう教えてくれます。私はその時、バッグの中はからっぽだったの で、ファスナーを閉めずにいたのでした。それを注意してくれたようです。ファス ナーを閉めたら、そうそう、それでいいのよ、と、満足してくれました。見知らぬ人 間のカバンの口が開いていることも、すばやくキャッチして当人に注意する、という のは、ブカレストの治安状況を物語っているようにも思います。
アドレスは、 mccpse1@ic.ac.uk だそうですが、これであってますか。 と、書いたのに、アドレスの前後に不等号みたいなのがあったのが いけなかったのかな。こんどはどうでしょう。
アドレスはそれであってます。でも別にそれじゃなくても、会社のほうでもかまいません。 ちなみに会社は、3708550@cc.m-kagaku.co.jpです。こっちも1日1回はチェックしてます。 ところで、こちらは食費が高いのにまいっています。夕食が大抵10ポンド以上、下手をする と25ポンドとか、かかってしまいます。出張旅費では、まったく赤字になってしまう。
今度はUKとJPの両方に送りました。 やっぱりUK宛てはまたまた戻ってきました。
今、ロンドンから電話がありました。話題がないと書きながらも、1時間近く話してました。 電話代は会社持ちだそうです。福井君と話をしたのは、ほんとうにいつ以来でしょうか。 森光君の結婚式で会って以来ではないかと話したのですが、いずれにしても10年以上前です。 話を始めてしまえば、それだけの時間もあっという間に飛び越えますね。 今日も暑い。35度以上だったかも。今日始めて気がついたけれど、西日があたるよ うになったら、窓のよろい戸をおろせば、少しはしのげるのでした。よろい戸という のは、シャッターなんだけれど、ブラインドみたいのです。ブラインドは羽根の角度 が変えられますが、このよろい戸は羽根ではなくて1枚1枚が横長の板で、角度は変 えられません。しかし、調節の仕方によっては、その板と板の間に隙間を作った状態 で固定することができます。 このアパートはまともに西日を受けるのに、昨日まではよろい戸を下ろすということ に気が付きませんでした。下ろしてみると、確かに効果はあります。それに、よろい 戸をおろして薄暗くなった部屋の中で、よろい戸の隙間から入ってくる西日の縞縞も ようが壁にできるのをみていると、なんだか、南国だなあ、異国情緒があるなあ、 と、ものめずらしさも手伝って、味わいがあります。よろい戸は、冬のものではなく て、こうして夏の暑い時に使うものだったようです。目からウロコ。 イタリアでは40度を超える暑さだそうですから、ブカレストの暑さもその猛暑の影 響だと思われます。こういうときには、たしかによろい戸をおろして日差しを遮った 薄暗い部屋の中で昼寝でもするのが一番です。 大使館にはさすがに冷房が入っています。ほかに冷房が入っているのはスーパーマー ケットかな。ほかに、レストランなどでは、冷房があるよ、という表示が出ていま す。 まだ冷房のある場所は少ないです。私もいつの間にか、冷房のない状態に体が慣れて しまったかもしれません。今日、冷房の効いた大使館に1時間以上いて、そこから午 後1時の炎天下に出たとき、あ〜、冷房は体に悪いぞ!と、体が実感しました。こん な感じは日本にいた時には味わったことがありませんでした。 さいわい、ブカレストは熱帯夜にはならない地域で、明日の最低気温は15度だとT Vでは出ています。今日は昨日と違って、風も少しあります。夕方から早速窓などを 全開して、空気を入れています。ただ、全開してあかりもつけると、部屋の中がまる みえになってしまうし、虫も入ってくると思われるので、電気は消してます。1部屋 だけ電気をつけて、そこからもれる明かりだけで、暗い部屋の中でパソコンを打って ます。それから、外を走る車がうるさいのがちょっと問題。
黒羽さん、昨日はどうも。食事の時に少し飲み過ぎて若干ろれつが回らなくてお聞きぐるしかった ことをお詫びいたします。しかし、まあ、声を聞く限りでは大学時代と全く変わらないですね。 今度の機会には是非お会いして話したいです。 しかし、ルーマニア−ロンドン間の電話代っていくらくらいなのかちょっと心配。
やっぱり電話代が心配ですか。会社が払うと言ってたので安心してたのですが。 ルーマニア・日本が1分2ドルくらいということを最近確認しました。それに 比べれば安いとは思いますが、ホテルの部屋からかけたというのが気がかりです。 最後のPKで試合が決まったときのイタリアRAIUNOの中継アナウンサーの一言 は私にもわかるイタリア語でした。finito。「終わりました。」絶叫もなく、淡々と 終わりました。イタリアとフランス、お隣どうしの国ということもあって、両方に縁 のある人も多いようで、ニュースでは、両親がイタリア人とフランス人の子供とか、 各国語が入り乱れるEuroNewsのオフィスとか、そういうのが話題として選ば れていました。 シチリアでは46度とか言ってます。サハラ砂漠からの熱風が来ているとか。シロッ コという特有のもののようですが、このシロッコというのは映画「ベニスに死す」に 出てきた言葉。でもこれは映画じゃなくて現実にシロッコがやってきていて、山火事 が広がっているシチリアの様子がTVでも報じられています。2ヶ月ほど前に、「今 年のイタリアは130年ぶりの暑さになるかもしれないという話がイタリアで出てい る」というのを目にしましたが、ほんとにそうなるかもしれないです。 日本でも猛暑のようですね。 今日のブカレストは、空気そのものはずいぶんひんやりしていました。日差しが強い ので、ひなたを歩いていると暑いけれども、日陰に入るとすーっとします。 3日連続で夜には窓を全開していますが、今日は午前中も窓を開けて前夜からのひん やりした空気を中に入れました。こうして窓を開けていると、自動車の音がうるさい のは昨日も書きましたが、その他にもいろいろな音が入ってきます。のら犬の吠える 声、どこかの家でかけている音楽。通りに面していない、浴室の窓や台所から物置 (かつては女中部屋)に通じる裏口からは、時間によっては他所の台所からのニオイ も入ってきますし、お隣の窓の軒下にツバメの巣があるのも発見しました。 安全という面では、こんな風に開けっ放しというのはあまりいいことではないように 思います。こちらの部屋を暗くしているとは言っても、向かいや隣から部屋の中を覗 こうと思えば覗けるわけだし。でも、一方で、これで少しはブカレスト市民の普通の 生活に近づいたかなとも思います。
今日は、夕べはイタリアーフランス戦をみてしまったので、きょうは寝不足。 日本の時間で終わったのは午前2時過ぎでした。しかし、すごい戦いでしたね。 フランスの方が圧倒的に攻めていますが、決定的チャンスの数は同じくらいでは なかったでしょうか。ううむ、見ごたえがあった。この調子ではこれからも見てしまう。 さて、福井君、LONDONですか。いいなぁ。Londonはインド料理がおいしいから、 いろいろ行って見て下さい。私はStrandのあたりのシタールというところに行ったが よかった。他はいってないのでもっとあるかもしれませんが。 それとせっかくLondonにいるのなら、ぜひ、オペラ座の怪人を見てきましょう。 あれは楽しめます。先般連休にいったときは土曜日だったのもあって、Sold outで 残念。このほかにはおすすめしないのがミス・サイゴン。ちょっと安っぽいです。 アメリカ趣味。 お土産は地下鉄グッズが後になって楽しくていいですよ。Mind the Gap!
ロンドンはさすがに経験者が多いですね。私の初めての外国はロンドンでした。 ゆきちゃんと出かけた旅行です。福井くんとの電話でも話したけど、当時の旅行 は各国周遊型が基本で、その場合に、最初はイギリスから入るのがいいというの が「歩き方」のアドバイスでした。なぜなら、外国とはいっても、とりあえず英 語だから、看板などがとりあえずわかるから。フランスではそうはいかない。 今日は火星探査のロケットが打ち上げられましたが、これで私は9月初旬にロン ドンへ行けそうな気配になってきました。ロケットとロンドンの関係については またいずれ。ですから、ロンドン情報、イギリス情報、みなさん、また教えてく ださい。 さて、ブカレストは今朝は雨が降って、20度を切るくらいまで温度が下がりまし た。雨が上がってからは少し気温も上がりましたが、まあ、それでも、ほっと一息で す。日本はまだ暑さが続いているようですね。7月初旬だというのに、先がおもいや られますね。 オランダが勝ち、クロアチアが勝ち、いよいよW杯も残すところあとわずか。もうす ぐドイツとイタリアに行く私としては、どちらかの国が優勝でもしたら、その直後に 行くことになるだけに、楽しみだったのですが、両方ともこれで敗退です。イタリア のTVのニュースでは、海岸でバカンスを楽しんでいる人々にインタビューをして、 優勝の予想を聞いています(たぶん)。圧倒的にブラジルという声が多かった。さ て、どうなるでしょうか。今夜もイタリアのTVではW杯の番組をやってます。オジ サンが数人で白熱した雰囲気で話しています。「プロ野球ニュース」的な番組とでも 言ったらいいでしょうか。内容については全然わかりませんが、イタリアという単語 もたくさん聞こえるので、昨日負けて、その後の反省、今後の展望がテーマかもしれ ません。 ついでに、イタリアのCMでは、土曜日は交通死亡事故が多い。バカンスの季節、気 をつけるようにという、お役所からのCMなんかもやってます。1杯飲んでから 「じゃあ行こうか」と出かけていって事故になるというパターンを音で聞かせて、画 面は白黒の楽しげな写真のカットでつないでいます。 サッカーの前に、今日はウィンブルドンの女子の決勝を見ました。ルーマニアの新し くできた地味な民放で生中継していました。ノボトナが優勝。4大大会で優勝は初め てというのもちょっと意外でしたが、とてもよかった。
3333人目というオメデタイ?番号に当たりました。 今日は窓から見える教会で結婚式でした。 車が数台と超オンボロのバス、そして着飾った人々。30人くらいかな。着飾ったと いっても、民族衣装とかではなくて、普通のスーツです。ジーンズとかではない、と いう普通のよそ行きの格好です。車には緑色の風船が2つずつくらいついています。 人形をボンネットにのっけている車も1台あります。バスの窓にはピンクのリボンが 1箇所飾ってあります。 大きなロウソクと、その周りにリボンや花をあしらった1対のトーチのようなのを 持っている人がいて、お祝いであることを表しています。新婦は白いウエディングド レスを着ています。新郎らしくおめかしした人は2人いて、どっちがホントの新郎だ かわかりませんが、上下そろいではなくて、どちらもきれいな色(1人はグリーン、 1人は青)の上着です。胸元に何かつけていますが、ちょっと遠くてはっきりわかり ません。まだ教会の中に入れないようで、参列者も外のロータリーで待っています。 アコーディオン奏者が2人いて、音楽を添えています。そのうち、参列者のリクエス トにこたえて、何か踊りの音楽が始まりました。参列者はロータリーで輪になって踊 りだしました。最初は2人、そのうち加わる人が増えて10人くらい。ロータリーな ので当然車が時々通りますから、その車をよけるためにその輪は時々かたちがひしゃ げますが、踊り続けます。手をつないで輪になって、何かステップを踏むような踊り です。掛け声というか、叫び声みたいな声を挙げながら踊っています。 やがて、1対のトーチを先頭に、一行は教会に入っていきました。覗いてみたかった けれど、ちょっと度胸がなかったので、行きませんでした。1時間近くして外に出て きた一行は、入口のところで写真撮影をしていました。アコーディオンはメンデルス ゾーンの結婚行進曲ですが、一番有名なところを通りすぎると、あやふやになったみ たいで、うやむやになんとなく終わらせてました。その後は車やバスに分乗して、 あっという間に去って行きました。これからどこかで盛大に盛り上がるのでしょう。 教会の鐘が鳴った記憶がないのが不思議です。鳴らしたのに気がつかなかったのか な。
って言うのか、なんて言うのかここの掲示板の場合は難しい所はありますが、 とにかく四日市に帰ってきました。 ロンドン最終の土曜日には、ミュージカルを見に行って来ました。で、見たのが ワイセン氏のおすすめしないミス・サイゴン。べつに彼にさからってる訳ではない のですが、投稿を見る前だったので.. でも、私は充分満足しました。って言うか、結構感動して半泣きでした。ま、舞台が サイゴンとアメリカだけにアメリカ的なのは仕方が無い所ですから、あれが合わない 人は合わないのかも知れません。そう言えば、パンフレットによれば主人公のKimの 子供のTam役は4〜5歳の東洋人で身長が3フィート以下ならやらせてもらえるみた いですよ。一回の公演で5人が入れ替わり演じるみたいで、しかもこれだけロングラン やってるから、人材不足の様で、パンフレットにも我が子にと思った親は電話してくれ、 と書いて有りました。だれか、自分の子供をミュージカルにデビューさせて見ませんか?
書き忘れましたが、ルーマニアーロンドン間のこの間の電話代は189ポンド 日本円で約45000円、ひゃー。
ひゃー。やっぱりホテルの部屋からなんてのはかけるものじゃないですね。 会社のみなさん、すみません。45000円あったら、ブカレストまで往復 できそう。円安の今はちょっと難しいかもしれないけど。 今日支払ってきたチューリヒ往復が空港税も入れて411ドルでした。 56000円か〜。高いな〜。 でもチューリヒ乗り換えでロンドンまでの往復でも450ドルなんです。 ほとんど変わらない。 ヨーロッパ内ならどこでもだいたいこのくらいみたいです。 ロンドンからなら、格安チケットが出てるから、もっと安いはずです。 今日は半袖で歩いていると肌寒いほどでした。天気は悪くもないのですが風があっ て、確かにこういう感じは北海道とか高原とか、そんな感触に近いです。日本みたい に猛暑が延々と続かないのが救いです。 最近、暗いのに慣れてしまいました。部屋の中の明るさです。 居間は100Wの電球が4つ、その他に壁に100Wの電球が4箇所、それぞれ覆い はありますが、これだけつけると相当明るいです。また、TVや本のある部屋は10 0Wが3つ。これは覆いを最初に大家さんが取り外したのでむき出しです。最初はそ れでも暗いと思いました。 ところが、今はこのTVの部屋の電球の3つのうち2つが切れたままです。電球1つ でやってます。でも、不思議なもので、それほど暗いと思わなくなっています。居間 の電球も、現在2つ切れていて、通常ついているのは2つ(覆いつき)。 もう一つ切れたら、総取り替えしようと思ってます。 昼間でも、今はよろい戸を下ろしたりして外光を遮って、それでも明かりをつけずに 薄暗いままで行動するようになりました。慣れというのはオソロシイものです。 蕨に住んでいたころは、場所の問題もありましたが、昼間でも2重になった蛍光灯を しっかりつけて暮らしていました。 地下鉄の車内も、はじめの頃は暗いなあと思っていましたが、最近はなんとも思いま せん。 車内がほんとに明るくなったのかもしれないし、私が慣れただけかもしれない。 日本に戻ったら、まぶしくてしかたがないかも。 知らないうちに視力が悪くなっているのでなければいいのですが。 ところで、この掲示板の画面が変わった? 発言の選択画面がなくなった? 今回だけかな?
当然自腹ですよ。(と言うことにしておこう、ここでは..)
七夕とは関係ないと思いますが、今日は自衛隊の創立記念日のパーティーでした。た だし今日が記念日というわけではないようです。 どこの国でも、だいたいナショナルデー(建国記念日)と軍隊の記念日みたいのには 在外公館でパーティが開かれるのが普通だということです。日本の場合は、天皇誕生 日と自衛隊の創立記念日をこれにあてています。この前のペルーの大使館の事件も、 このうちの天皇誕生日のパーティーでした。 誰を招待してどのくらいの規模で開くか、というのは、それぞれの大使館の事情に よって違ってくるようです。今回の自衛隊創立記念日の招待者は、各国大使館に派遣 されている軍隊関係者やルーマニア人の日頃お世話になっている関係者(警察など) です。こういう人々は、正式な制服で来ていました。夏ですから半袖の人も多かった です。日本大使館の武官は自衛隊から派遣されて来ている人ですが、ちょうど明後日 帰国で、後任も、もうこちらに来ていて、そのお披露目がてら、というパーティでし たが、真っ白に金モールという制服です。それから今年は、我々一般の在留日本人も 招待されました。1ヶ月ほど前に公式の招待状も届きました。去年とは違って今年は 夫人同伴で、という招待で、たくさんの日本人も集まりました。 立食式のパーティーです。一応前菜からメイン、デザートまで用意されていましたか ら、食べようと思えばお腹一杯食べられますが、たいていの人は少しずつ食べるだ け、会場も日本の施設ではないので、料理はルーマニアのパーティー料理なのでしょ うか、それほど目新しいものはありませんでした。サルマーレというロールキャベ ツ、この季節はキャベツではなくてブドウの葉っぱで作りますが、それは伝統的かつ 代表的ルーマニア料理で、メインディッシュの位置づけでした。 こちらでのパーティーは、なんとなく三々五々集まって、入口で主催者が並んでいる (ちょうど披露宴の金屏風の前みたいに)ところを通って、会場に入り、なんとなく 食べて、なんとなく話して、そしてなんとなく帰る、帰る頃にも、主催者が出口で並 んでお見送り、というのがパターンです。開会の挨拶とか、乾杯とか、スピーチと か、なんにもありません。世界的にはこういうのが標準みたいです。
今日は朝から入口のドアの取り替え工事でした。 入居当初から、大家さんが、安全のために、ドアを木製から金属製のに替えようとは 言っていたのです。でも、なんとなく大した理由もなく、伸ばし伸ばしにここまで来 たのですが、先日真上の部屋がドロボウに入られて、そこは、住んでいたお医者さん が亡くなって以来、誰も住んでいない部屋だったのだけれど、関係者が来てみたら、 中のものがすっかりなくなっていたとのことでした。(階下に住んでいる私が何も物 音に気づかなかったのも不思議ですが、ちょうど私が寝台車を乗り継いで出かけてい た時あたりの出来事のようです。)その隣の部屋(入居者有り)のドアもこじ開けよ うとした形跡があったのだそうです。そういう話を大家さんが教会で聞いて(引っ越 した後も、このアパートのすぐ前の教会に通っている)、びっくりして、私が来週か ら不在になることもあるし、その前に取り替えようということに急遽決まりました。 で、先週大家さんが業者を探してきて、まずサイズなどを計りに来て、そして今日、 そのサイズに合わせたドアを持ってきたというわけです。 ドアの取り替えといっても、ドアだけを替えるのではなくて、ドアの外側の枠も一緒 に替えます。枠も今までは木製だったのが、こんどは金属製になりました。 金属製になることで、こじ開けるのが難しくなるので安全性が高まるということのよ うです。 作業は10時から初めて、2時くらいには終わる予定が、蝶番(ちょうつがい)の調 子なのか、ドアの閉まり具合が悪かったり、鍵のかかり具合(鍵を回すことで枠のほ うに飛び出していく部分がうまく枠の窪みにはまらない)が悪かったり、そんなわけ で4時半すぎまで作業は続き、その後私が出かけなければならなかったので、明日に 作業は持ち越しになりました。 枠の取り外しは、まわりのセメント部分をドリルで崩して外しました。ほとんど力任 せです。塗装されている外側の壁と内側の壁との間に、積まれているレンガも見えて います。枠を取り替えて金属の枠になりましたが、その枠の外側、左右と上部3辺 の、ドリルで壁を崩した結果生じた大きな隙間はそのままです。つまり、鍵をかけて も、その枠の外側から外が見える。外からは玄関内部が見える。手が突っ込めない程 度にはセメントで補修して帰りましたが、外見はなんとも悲惨なまま明日を待つこと になりました。 ドリルの作業は部屋の中まで砂ぼこりというか、ドリルで削られた壁の粉末がガンガ ン入り込みました。濃い色の家具の上が真っ白です。でも、また明日も同じかもしれ ないので、今日は掃除もしないでホコリをかぶってそのままです。
朝からくもり空で気温は20度を切っていました。夕方にはカミナリ付きの夕立もあ りました。 トア枠と壁の間の隙間は、朝9時過ぎから午後4時過ぎまでかかってふさがれ、ちょ うつがいの具合も改善されました。しかし、隙間はふさがったものの、まだ表面の塗 装が残っています。これはふさいだセメントが乾くのを待たなければならないようで す。そういうわけで、また月曜日に作業が入ることになりました。私みたいな職業だ からいいけれど、普通のオフィスに普通の拘束時間で勤めていて、しかも単身赴任 だったら、こういう問題は一体どうするのでしょうか。 作業中は、バーナーみたいな電気器具を使う関係で、危険を避けるためにパソコンも 使わない方がいい、コンセントから抜いておいた方がいいということで、バッテリー でパソコンを使用したことのない私は手持ち無沙汰なので、洗濯でもしようと思って いたのに、こういう日に限って、温水の配管が昨夜壊れたとかで、まず温水が断水、 つづいて冷水の方も断水になってしまって、洗濯機も使えません。(夕方には復活し ました。) おまけに、今週の月曜日に直したばかりの歯列矯正の金具が、同じ箇所がまた壊れて いるのに気が付きました。またアポイントを取らなければなりません。月曜日まで に。 ついでに、今朝電話があって、日曜日は朝から郊外へのピクニックに誘われ、明日の 夕方はアンサンブルに誘ってもらっています。昨日の夕方にもアンサンブルをしまし た。Vnが日本人駐在員の娘で、秋から日本の大学に入学するお嬢さん、もう1人の Vnは音楽大学の先生、Vaは私で、Vcは駐在員の次女とその先生(オペラ座の チェリスト)。もちろん私がいちばん下手くそなのですが、それでも周りに支えられ て弾くモーツァルトのカルテットはとっても楽しかった。明日はハイドンの何かをや ることになるようです。 こんな風に、出発前にばたばたと突然のアポイントメントが立て続け。 さらには大使館に行ったり、旅行先(プラハ)で開かれる会議のための資料作りとコ ピーをしたり、家賃の前払いのためのUSドルの調達に銀行へ(これも時間がかかる !)行ったり… その隙間をぬって、南国ローマから、天候が悪化すれば雪の可能性もあるアルプスま で、そしてプラハでの会議、これらのTPOに対応できる服を用意して荷物を作らな ければなりません。は〜。 こんなに短期間にいろいろな用事が詰め込まれるのは、日本出発直前以来です。
昨日挙げた様々な懸案事項は、今日、結構片付きました。よかった。 さらに、おまけがついて、アンサンブルを計画してもらっている駐在員家族(お父さ んは仕事で不在)の母と3人娘といっしょに、私のアパートのすぐそばにある、ルー マニア伝統料理レストランで晩御飯をごちそうになりました。一説にはチャウシェス クの料理人をしていた人が開いたレストランだという話もあるこのレストランは、メ ニューはルーマニア語でしか書かれていないけれど、値段も(我々にとっては)良心 的で、一皿のボリュームも値段の割りにはたっぷりで、味もよく、満足できるレスト ランでした。皆さんがルーマニアにお越しの際には、アパートから徒歩15秒という 近さですから、ここでルーマニア料理を堪能していただくことにします。 女の子とはいえ、食欲旺盛なティーンエイジャーを3人入れて、それぞれが2品ずつ 頼んで、5人で20ドルくらい、1人あたり4ドル、今のレートでも560円。ルー マニア人にとっては安いものではないでしょうが、テーブルは結構埋まっていまし た。街のど真ん中ではなくてこれだけの入りというのは、やはり、評判のいいレスト ランなのではないかと思います。 「ロンリープラネット」という、オーストラリア(たぶん)の出版社の出しているガ イドブックがあります。「地球の歩き方」の本家とでも言える本ですが、さすがに本 家だけあって、情報が大変充実しています。このレストランもついていました。ブカ レストの唯一のいわゆる「若者向けの安宿」が近くにあるのですが、そこに宿泊する 人にとっても、近いし安いのでオススメと書いてありました。ただ、1品が1ドル以 下という記述(98年4月発行)とは違っていましたが、それでも上に書いた通りの 値段なので、許せる範囲です。
市場にはブルーベリーがあらわれました。500g120円くらいで買ってみたけれ ど、生のブルーベリーなんて初めてだし、生のまま食べても、格別オイシイものでも ないので、結局、砂糖を入れて煮てジャムにしました。北欧スウェーデンでは、風を ひいたときにブルーベリースープを飲むのだそうです。ビタミンCの補給ということ だと思います。スウェーデンでは医者が予約制で、予約の電話を入れると、電話に出 た看護婦さんがまずだいたいの症状を尋ね、単なる風邪程度の症状だということに なったら、医者に来ないでブルーベリースープを飲んで家で寝ていろというのだそう です。オフィスの隅みたいなところにある紙コップでコーヒーを飲んだりする自動販 売機にも、ブルーベリースープが入っていました。スープとは言ってもまあジュース ですが、これを温めて飲むのが普通のようで、そんなわけでスープという名前がつい ているのではないかと思われます。これは北欧の代表的な冬のスポーツ、クロスカン トリースキーのレースなどでも、途中の給水ポイントみたいなところに用意されてい るそうです。私もかつてスウェーデンでクロスカントリースキーの真似事をしたとき に、水筒に入れて準備しておいてくれたのを飲ませてもらいました。ちょっとどろっ としていて濃いのですが、疲れた体には効果抜群でした。 どうしてこんなスウェーデンの妙なことを知っているかというと、以前ちらっとここ でも触れたと思いますが、友人の友人がスウェーデンの北極圏でオーロラを研究して いて、その縁でお世話になったことがあるからです。この研究者は、先日鹿児島で打 ち上げられた火星探査衛星のプロジェクトにも関わっていて、オーロラというのは太 陽からやってくる太陽風というのが関係しているのだそうですが、火星での太陽風の 影響、火星でのオーロラの有無などを調査するのだそうです。あの衛星「のぞみ」に は日本以外からも観測機がいくつか搭載されていますが、そんなわけでスウェーデン からの観測機も一つ入っているようです。
日本を離れて暮らしている私にとっては、日本の選挙はまったく別世界です。再来年 くらいには在外邦人も選挙できるようになるという話もあるようですが、どうなるで しょうか。大使館の仕事がまた増えることになりますね。大使館の近くに住んでいな い人は、どうやって投票するのか、システムの発表が楽しみです。ま、選挙期間中の あの騒々しさがないというのはありがたいことです。投票率は持ち直したようです が、ハシモトさんの退陣が決定的になったとか。フランス大統領シラクさんの今夜の 喜びようが、ハシモトさんにはさぞうらやましかったことでしょう。 さて、今日は日本人の女性とルーマニア人の男性という年配のカップルに誘われて、 私と、もう1人、協力隊で来ている男性と4人で郊外にドライブに出かけました。3 0分も走ると、ヒマワリ畑、トウモロコシ畑の広がる平地です。ヒマワリはほんとに みんな同じ方向をむいて咲いています。あれはどういう習性なのでしょうか。ほんと に太陽の方を向き続けているのでしょうか。不思議です。 森もあちこちにあって、湖もあって、そういうところのちょっと奥まったところに修 道院が点在しています。実際にそこでは修道士、修道女が(もちろん修道院によって 男性の修道院、女性の修道院に分かれています)自給自足の生活を送っているのだそ うです。修道院の中を見学したり、湖でお昼を食べたり、青空の広がる日曜日を楽し みました。緩やかに広がる緑の丘陵地帯と湖の水のある風景、こういうのが、いかに もルーマニアという、典型的なイメージなのだそうです。ルーマニア人もたくさんピ クニックに訪れていて、釣をする人、湖の中に入って泳いでいる子供、休日を楽しむ 家族連れという風情です。日差しは強いのですが、風もあって、木陰は快適です。 修道院でも湖畔でも、色々な実をつけた木がたくさん生えています。プルーン、スモ モ、リンゴ(まだ早い)、くるみ(まだ早い)、あんず。日本の桜のように花だけを 楽しむのではなく、花も実も楽しむのがルーマニア流のようです。
金属製ドアへの交換の作業も終わりました。 今日の12時半に終わるという話でしたが、約束の時間より1時間遅く来たことも あって、終わってみれば2時半でした。 作業中は大家さんがいてくれていたのですが、大家さんを、さようならと見送ったあ と、ドアを閉めて鍵をかけようとしたら、鍵が回らない! 車に乗りかかっていた大 家さんを呼び戻して、あれこれやってみました。ドアの周りの塗装がまだベタベタし ていること、あるいは、隙間に埋め込んだ隙間風防止みたいなパッキングの具合、そ のあたりが原因ではないかということになりました。 明日早朝に鍵をかけて旅行に出発するのですが、玄関を出たところで、鍵がかからな い!という事態になったらどうしよう、という、スリルに満ち溢れた一夜を過ごすこ とになりそうです。 さて、そういうわけで、私は安全のために、このパソコンは大使館に預けていきま す。今から大使館に出かけますので、これで8月第1週あたりまで送受信はできませ ん。 今回はインターネットカフェも期待できません。同行者の1人がモバイルギアを持っ ていくらしいので、もしかしたら、そこ経由で何かお伝えできるかもしれません。 ではみなさん、しばらく失礼します。
昨日(日曜日)は、久しぶりに四響の練習に行って来ました(約1ヶ月ぶり)。秋の演奏会で、 カルメン(オベラ)をやるのですが、昨日の練習で初めて最後まで通して、バンダーも自分で 舞台袖に行って吹かなければいけない事に気がつきました。ま、トロンボーンはともかく、ト ランペット全然吹けないんだけど、どうしよう。って言うか、いままで3ヶ月間なにやっとんた んだっていう怒りが少しわいてきたりして..まだまだ前途多難です。 そう言えば、8月2日に四日市でN響の演奏会が有るんですが、そのときにN響メンバーの クリニックを受けられる事になりました。何でも、カルメンの管分奏を見てもらうのだそうで、 講師は、Tpだけ別で津賢さん(ってこんな字?)、その他の管楽器はObの茂木さんです。 茂木さんって、本は結構おもしろくてファンだけど、演奏はどうだっけ?
みなさん、お久しぶり。やっと経営職登用試験が終わり、ほっと一息ついている ところです。先週の金曜日に東京の本社で2時間の論文試験、昨日業務レポート 提出で、2次試験終了です。しかし長くていやな5ヶ月でした。練習論文をいく ら書いても、幹部さんたちから、「こんなんじゃだめ、こんな提案してももうと りくんでる、こんな提言は経営職にならなくてもできる、もっと具体的に、もっ と広い目で、etc...」といわれ続け、もうこの試験の勉強なんか二度とするか、 と思うまでになりました。グローバルな人材を育成して経営職として登用したい とかなんとかいいながら、勉強させることはエーザイの中でしか通用しないこと ばかり。あほらしくなってしまいます。もうやめた。 さて、明日から夏休み。2泊3日で三浦半島の佐島へ、札幌の義兄家族とともに 遊びに行ってきます。8月3からは2泊3日で車山高原へ我が家3人で高原散歩 に出かけてきます。 それでは、みなさんもよい夏休みを。
みなさま、このたび8月から名古屋に転勤することになりました。 卒業以来、11年目にやっと帰ってくることができました。 職場は栄と上前津にあるそうです。おそらくこのまま、西日本会社に配属される 予定です。名古屋に戻ったら、鬼畜のように遊びましょう。 モンテカルロの方は惨敗でした。
チューリヒ→ミュンヘン→ローマ→ツェルマット→プラハ→ザルツブルク→チューリヒ の旅行から戻りました。ブカレストは暑い。 出発前日にアパートのドアが金属製に変わったのですが、塗装か何かがまだ完 全に乾いていないためか、しばらく閉めたままにしておくと、開きにくくなってしま うという状況でした。したがって、半月も閉じていた状態のドアを開けてアパートに 無事入れるかどうか、というのがまず第一の問題でした。 とりあえず大家さんに来てもらって、大家さんが側にいる状態でドア開けにとりか かった方がいいだろうと思って、チューリヒから大家さんの勤務先に電話をしてみた のですが、かからない。(大家さんの自宅には電話がないので勤務先に電話するしか ない。)チューリヒからブカレストに夕方着いて、かけてみてもかからない。制服姿 でアイスを舐めてヒマそうにしている空港職員のオネエチャンに、電話番号案内の番 号を教わって、そこにかけて教わった番号でも、「おかけになった電話は現在…」み たいなアナウンス。ふたたび番号案内に問い合わせたら、こんどの係員の女性が教え た番号はさっきとは違う。でも、そこにかけても延々話し中。大家さんの勤務時間も 過ぎてしまったので、諦めて、大使館経由でアパートへ向かいました。チューリヒで 買った食材を詰めたリュックは重い。 ま、幸い、アパートのドアは開きました。 でも、お湯が出ない。 空港に着いてから、ものすごく汗をかいたので、とりあえず水でシャワーを浴びまし た。 パソコンでメールを受信しているうちに夜になったころ、今度は水も出ない。 冷蔵庫を開けてみると、背面に分厚い霜から氷になったカタマリ。冷たい水をゴクゴ ク飲みたかったのに、冷え方が超弱い。ドアを全開してコンセントをはずして霜取 り。 こんなふうにブカレストは、やっぱりとってもブカレストでした。 唯一の救いは、明日から出かける予定の、半分仕事の国内旅行が、文化担当官の仕事 が忙しいということで、朝出発から夕方出発に変わったことです。 というわけで、明日から2泊3日でブラショフという街に出かけます。 本格的復活はまた後日。
ここ数日の投稿がないようですがみなさん夏休みですか? しばらくごぶさたしていたら河井さんの佐島旅行の話が出ていました。 三浦半島の佐島って横須賀市ですよね。ウチからちょー近いです。 ちょうど134号線の佐島の入口にかみさんが出産のときに一時入院していた 医院があって私も自転車で通いました。また佐島に来ることがあったら 是非こえをかけて下さい。
からだじゅうまっかです。 ただす君、佐島はその佐島です。自転車でいけるほど佐島入り口から近いんですね。 佐島入り口から海へ降りてしばらく行ったところに佐島マリーナがありますが、その すぐそばにエーザイの保養所があります。何年か前に緒方拳と黒木瞳が出てた痴呆症 をテーマにした2時間ドラマがあったんですが、その痴呆症患者の療養所としてロケ されたところです。当時の撮影風景も保養所内に貼ってありました。札幌の義兄家族 といっしょに行きました。海水浴がメインだったんで、横須賀に住んでいる千穂さん の友人に三戸海水浴場というのを紹介してもらって行って来ました。ただす君三戸行 ったことある?ここ本当に三浦半島、と疑いたくなるほど静かですいていてとてもい いところでした。案内板が行き届いていないため、最初は高台にある畑の行き止まり 道に迷い込んでしまいましたが。 その翌日は横浜横須賀道路で、金沢自然動物園に行きました。ここはすでに3回目。 札幌家族が動物園に行きたいというので。 昼休みが終わる。続きはまた今度。
2泊の予定が4泊になった国内の半分仕事の旅行からもどってみれば、ブカレストは 猛暑。最高気温が40度を超えています。半世紀ぶりに記録を更新、と、ニフティの クリッピングサービスにひっかかってきたニュースが教えてくれました。2週間で17 人の死者も出ているとか。冷房がないところの40度はキツイですよ。やはり。 それでも一昨日の晩あたりから風も出てきて、しのぎやすくなりました。 日本の会社員の皆様は本格的に夏休みでしょうか。 単身赴任のただす君もお元気そうでなによりです。 夏休みの静香ちゃんの一言も期待しています。 河合君はそれで結局その試験の結果はどうなったのでしょうか。 やはり経営職ともなると、会社の経営方針にちゃんと沿った人材を 要求されるということなのでしょうか。 福井君からはN響のクリニックの話題なども楽しみにしております。 その他、日頃眺めているだけの皆さんも、この機会に一言いかがでしょう? 以前ブカレスト大学でも一部収録された村上弘明のルーマニア紀行番組が、 8月にテレビ東京(鑑定団をやってる局)で放映されるとのことでしたが、 どなたか情報をつかんだら是非教えてください。実家に言って録画してもらうので。
ごぶさたしております。 てれび東京のホームページを見てみましたが まだ載ってなかったみたいです。 ちなみにアドレスは hrrp://www.tv-tokyo.co.jp/index.htm です。
私もテレビ東京のHPは見てみましたがなかったです。2時間の番組だということな ので、土日の昼間とかそういう時間帯かなと思うのですが。ゴールデンの枠でやるほ どメジャーな地域じゃないし。他のTV局なども気にしてみてください。 さて、今日は大家さんに誘われてブカレスト郊外にドライブに出かけました。 最初は7月に日本人とも訪れた男性の修道院。そこに大家さんの知り合いがいて、こ の暑いのに真っ黒の修道服に身を包み、白いヒゲをたっぷりたくわえた、いいバリト ンの声をもつ、話し好きの修道士です。彼が育てている菜園などを見学しました。い んげん豆はもう収穫が済んで、ホかにはトマト、ピーマン、ブドウなどが育っていま した。 その次に訪れたのは郊外に向かう幹線道路からはずれて未舗装の道を進むこと3キロ であらわれる女性の修道院。ここには老人ホームのような施設があります。30人ほ どが入居しているそうです。やっぱり真っ黒の修道服に身を包んだシスターが老人の 世話をしていました。大家さんは、出かける時に市場で買い込んだ黄色いメロンとい うか、ウリの仲間を8キロほど、それからパンなんかをその施設に差し入れしていま した。中の見学もしました。病身の老人が入っているようです。ベッドがいくつか 入っている大部屋です。ちょうど昼食の時間で、修道服は着ていないけれど、何人か 介護の女性がいて、スプーンですくって食べさせていたりしていました。こういうと ころに入れる老人はシアワセだと大家さんは言います。ブカレスト市内にある施設よ りもずっといいのだとか。それでも、子供が3人いても全然面会に現れない入居者な どもいるそうです。 今日もお天気。暑い。街のあちこちにある気温表示塔?みたいのでは35度くらいで す。大家さんの家で昼ご飯をごちそうになりました。8月15日の宗教行事のため に、今は復活祭やクリスマスと同じように肉、卵、乳製品などを口にしない期間だそ うです。出てきたスープはそういうわけで野菜のスープでしたが、冷たく冷やしてあ りました。暑い今の時期にぴったりです。ほかにはトマトなどをまるごとテーブルの 上に並べて、それを各自の皿に乗せて、ナイフとフォークで食べます。サッパリ系だ けではということでしょうか、フライドポテトは大量にありました。デザートはスイ カ。台所から出てきたスイカは緑色の部分が除かれて赤いところだけです。これをナ イフとフォークで食べます。タネは真っ黒で日本のよりも大きいですが、これは食べ ません。もう一つ出てきたメロンは、同じウリの仲間のカボチャにちょっと近い食感 でした。甘味が少なかったので、大家さんは砂糖をかけていました。ハチミツをかけ るともっといいそうです。大家さんは私が持ってきたウチワが気に入ったようなの で、アパートに戻るときに1本プレゼントしてきました。先日ブラショフで武蔵野市 の市民団からもらったものです。 大家さんのアパートでsh、私の旅行中に預かってもらっていたバジルがぐんぐん生 長していました。伸びた部分を切り取ってアパートに持ち帰ってバジルペーストを作 りました。茎から葉っぱだけを摘んではかってみたら250gほどもありました。6 月にイタリアで買ってきておいた松の実といっしょにフードプロセッサでが〜っと ペーストにします。今までビン入りで買っていたペーストとは全然違う、鮮やかな緑 色のペーストになりました。パスタにからませて食べるとイタリアの香り。
朝日新聞にて最近始まった連載小説「百年の預言」高樹のぶ子作 は、ウィーンと日 本とルーマニアを舞台に展開するのだそうです。作者は昨秋ルーマニアに取材に来て いました。8月4日付けの回では先週私が訪れたブラショフという街が出てきています。 朝日新聞を購読されていない方でも、インターネットに接続できれば、asahi. comから「今日の朝刊」→「小説」で読むことができます。聞いた話によれば、渡 辺淳一のむこうをはるような恋愛小説にしたいということだそうですが、さてどうな るでしょうか。 今日のブカレストはまた暑くなりました。蒸し暑い。朝のうちは、あ、今日は涼しい かなと思わせてくれるのですが、次第に気温は上昇し、西日をよろい戸で遮った部屋 の中にいても汗が出てきます。40度を超える暑さから冬にはマイナス20度を下回 る寒さまで、なんと60度以上の幅。なかなかダイナミックな土地です。大家さんの 話によれば、今年の夏は高温多湿で、黒海リゾートとスイカには絶好の夏だそうで す。スイカは量り売りで1キロ30円くらいです。1人暮らしの身には、いくら安く ても1つ買うのは…とためらわれますが、せっかくなので、そのうち買ってみるつも りです。市場にはどっさりスイカが並んでいます。大量のスイカが地面にそのまま積 んであるのだけれど、あのスイカは夜にはどこかにしまうのかなあと、ひとごとなが ら気になります。
今日のニュースではヨーロッパ全体が熱波だといっています。パリやイギリス南部の 海などがうつっていました。キプロスでは何人も死者が出た模様です。でも今日のブ カレストは、日陰を選んで歩いていれば、風は心地よくてしのげる暑さでした。 さて、旅行で撮ったフィルムを現像に出しました。 こちらにも、日本にあるような1時間同時プリントの機械が入っている店がたくさん あります。赴任当初に、まだよくわからずに頼んだ店でフィルムがひどい目に遭った ために、びびってしまって、それ以降しばらくどこにも出せないでいましたが、今で は問題のない仕事をしてくれる店が大学のそばに見つかったので、全部そこに頼んで います。数時間後か、翌日にはできあがります。Kodakの店なので、最近は店員 がKodakから支給されたと思われる黄色いTシャツを着ています。 現像はフィルム1本200円弱、プリントは1枚30円くらいです。プリントの大き さの主流は10センチ×15センチで、ちょうどハガキサイズです。日本のL版より も一回り大きい大きさです。市場で売っている韓国製の差し込み式のアルバムもこの 大きさになっています。また、5本頼むと次の6本目は現像プリントとも無料という カードも出していて、これはお得です。 旅行中に5泊したツェルマットでは、朝や夕方のマッターホルンの写真なども、やっ ぱり結構撮ってしまいました。でも、雪山なので、目には見えていても、プリントし たのを見ると、人物に明るさが合っていて、肝心の山が白くとんでしまってほとんど 写っていないのもあります。(ブカレストでも注文をつければ山が写るようにプリン トしてくれるでしょうけれど。)同行者の1人のサウジからの同業者は、サウジ入国 のときの荷物検査でX線がキツイということで、現像が400円、プリントが1枚1 00円と、料金はとっても高かったのですが、ツェルマットで現像に出しました。さ すが、マッターホルンのお膝元だけのことはあります。人物よりもマッターホルンが 一番キレイに見えるように調整してプリントしてあるように思いました。
朝、電話で起こされました。一体何時なのかもよく把握できないままに出ました。 (でも私は寝起きがいいので大丈夫。) ブカ大の学生からでした。 「久しぶりですねえ。元気ですか。」「はい、でも、問題があります。」「なんです か。」「日本の大学に合格しませんでした。」 4月に実施した日本の文部省の試験です。合格すると1年間の日本の大学への留学が 認められ、奨学金も日本での生活に足りる程度には出て、経済的に私費での日本留学 がほとんど不可能なルーマニアのような国では、ほとんど唯一の日本留学のチャンス を得るための試験です。(そういうわけでブカ大の学生は、「省」の字のつく言葉と して、「反省」「省略」は知らなくても「文部省」はみんな知ってます。) この学生は文部省が要求する最低ラインを軽く突破していたし、今までの留学実績か らいってもこれだけの得点があれば大丈夫だと思っていただけに私にとってもショッ クでした。知らせを受け取ったのは昨日の夜だったとのこと。彼(ブカ大日本語科に は珍しく男性)はどんな思いで一夜を過ごしたのでしょう。誰もが疑わなかったこと なので、彼自身もほとんど行けるつもりでいたはずです。まあ、まだ2年生(秋から 3年生)なので、まだチャンスは何回かあるのですが、相当がっくりきていることは 確実です。電話の最後には「また勉強します」と言っていましたが、励ますことばも なかなかみつかりませんでした。 午後から大使館に出かけて尋ねてみましたが、合格したのは確かにトップの1名だけ でした。もともと毎年4名くらい行っていたらしいのですが、去年(私が赴任する 前)はゼロ、そして今年は1人。試験問題も以前よりは難しくなっていると同僚は 言っていますが、世界各国共通の試験で、韓国・中国などの漢字圏の学生と同じ問題 で勝負するのは確かに不利だし、日本の不景気で受け入れ数が減っている可能性もあ ります。日本経済低迷の陰でこんなふうにがっくりきている学生が世界中に何人もい るのかもしれません。 さて、話はがらりとかわりますが、ちょうど来年の今日、8月11日は、ブカレスト で皆既日食が見られる日です。 またまた話はがらりとかわりますが、ルーマニア日本大使館が日本のマスコミに登場 しているようです。ニフティのクリッピングサービスにひっかかってきました。記事 は「ルーマニアの日本大使館に十日までに入った情報によると、」などど始まってい るのもあります。なんでも、ルーマニアの登山隊がパキスタンのどこかの山で、かつ て遭難したと見られる日本人の遺品(写真)を発見してルーマニアに持ち帰ったとの こと。このニュースを知ったのは大使館から帰ってきてからだったのが残念。明日ま た大使館に行く用があるのですが、ちょっと楽しみ。
さきほどの登山隊の話題です。 (スミマセン。著作権には目をつぶってください。) Asahi.comより: 行方不明の邦人登山隊の写真をインターネットで公開 パキスタンの高峰ナンガパルバットで発見された日本人と見られる男性複数の写真 が、ルーマニアの日刊新聞「モニトルル・デ・ブラショフ」のインターネットで公開 された。テントの中でVサインをする男性や雪山の前でサングラス姿で写っている男 性などのカラー写真があり、同新聞社は家族を探している。 写真はルーマニア・ブラショフの登山隊が発見し、母国に持ち帰り現像した。写真 の1枚に「インスタントごはん」と書かれたビニール袋が写っていたことなどから、 1984年にナンガパルバットで行方不明になった日本の登山隊の写真ではないかと みている。写真に写っている男性の身元が分かれば家族に送り返したいという。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ルーマニアの日刊新聞「モニトルル・デ・ブラショフ」のページより ちなみに、モニトルル=ザ・モニター(単数か複数かは勉強不足でワカリマセン) デ・ブラショフ=オブ・ブラショフ The ? Nanga Parbat 1998" expedition has discovered the remaining of a Japanese expedition Romanian mountaineers from Brasov and Covasna have climbed this summer on Nanga Parbat mountain. They have accidental discovered the remaining of a tragedy happened 15 years ago, when the members of a Japanese expedition had disappeared on this mountain. The remaining of the Japanese camp, discovered on the 7000 meters altitude, were buried in ice. The climber Szocs Istvan has discovered a very precious sign : a color photo film. The bodies are buried at 3500 meters altitude. The Romanians mountaineers want to contact the families of the disappeared Japanese. They want to give them the last photos of those three unlucky Japanese climbers. It seems that the three Japanese died in 1983 after an avalanche. When Romanian mountaineers have returned in their country, they have immediately developed the film. Although the film was buried for 15 years in ice, it is perfect. None of the photos shows all of the Japanese climbers because one of them was always behind the camera. The vice-mayor of Brasov, who also participated at the expedition, has contacted The Japanese Embassy in Romania. The photos will be sent in Japan with the help of a delegation of the Musashino city. The delegation is in Brasov for the celebration of ? The Japanese Week" in our city. ?Monitorul de Brasov" is a daily newspaper, part of a large press trust-?Monitorul"- covering the entire Romania. Our newspaper publishes for the first time in electronic edition some of the Japanese expedition's pictures. We are hopping that our attempt will help the mountaineers' families. The descendants of the climbers probably wish to know more about them. Monitorul de Brasov have sent E-mails to several Japans newspapers and also publishes some of the photos in its Web page http://www.deuroconsult.ro/monitorul/servicii/japan If you want extra information or if you happened to have some extra information about this, please contact us. Our E-mail adress is monitor@mon-bv.monitorul.ro 上記のURLに写真が8枚載ってます。http://www.deuroconsult.ro/monitorul/servicii/japan
くろはさんからの最新写真です。数日前にアップしたつもりだったのですが、 サーバーエラーが発生し、掲載されていませんでした。ごめんなさい。![]()
写真ですが、いっしょに写っているのはサウジとカイロに派遣されている同業者です。 で、蛇足ながら、後ろに写っているのは、マッターホルンです。(ちょっと雲。) さて、今日はナンパをしてしまった話。 かつてはオシャレな喫茶店だったものの、真向かいにマクドナルドができたりして、 今やすっかり寂れた感のある某喫茶店の前を通りかかったら、クーラーの室外機が あったので、これは中は涼しいかなと思って入ったのですが、あんまり効いていなく て、頼んだ飲み物も、暑いココアの上にアイスがちょっと+生クリームという、思っ ていたのとは全然違う飲み物が出てきて、早々に店を出たところで、1人歩きの日本 人男性を発見。初老に近い感じですが、年季の入った小さなリュックを背負ってい ます。そして片手には「歩き方」のブカレストの地図のページだけを小さく折りたた んで持っています。そして、脇道に少し入って、立ち止まって、また方向転換して大 通りに戻ろうとしていました。こちらもヒマだったので、声をかけてしまいました。 「コンニチワ。どこかお探しですか。」この人は2週間もルーマニアにいて、今日が 最終日で日本へ持って帰るためのお土産を探しているということでした。ハムがおい しかったということで、それを日本に持ち帰りたいということだったので、すぐ近く のよく使う肉屋に案内。そこでハムとサラミ(隠れたルーマニアの名物)とチーズを 買って、あとは近くでお茶でもという展開。 彼は、私立工学系の大学の教養課程の物理の先生だということでした。グループで数 年かかってロンドンからイスタンブールまでを歩くという企画をやっていて、彼が今 年担当したのがルーマニアのユーゴスラビアやブルガリアの国境に近い地域の100 km。リレーではなく、グループのそれぞれの人が、担当の部分を、時間がある時に 出かけていって歩くというシステムだそうです。100キロを1日では歩けないの で、3日ほどに分けて歩いたということですが、途中に泊まるところがなかったの で、途中まで行っては出発点や到着点にタクシーやヒッチハイクで戻って、翌日また 同じ地点から歩くというワザでクリアしたそうです。その他、山歩きが好きだという ことで、ルーマニア最高峰(2544m)あたりを歩いてきたということでした。 お茶のあとはルーマニア伝統料理店に場所を移してお話はさらに続きます。旅行中は ほとんど日本人にも会わなかったということで、久しぶりに日本語をしゃべったとい うこともあったかもしれません。多趣味な方で、話題はあちこちに。テニス、山登 り、お嬢さんのこと、ブカレストでも10年後には自転車がもっと出回っているだろ うということ(今でも地方都市では出回っています)、乾燥しているこういう街では 水分をもっと摂った方がいいということ、などなど。彼が学生にいつも言う言葉は、 「人生で大切なのは夢と希望と少しの勇気」。私にも「少しの勇気」を分けてもらっ たような今日の午後〜夜でした。
テレビのある部屋の照明は白熱電球が3つ。すでに2つが切れていて、1つしかつか ないのだけれど、全部切れたら交換しようと思ってしばらく放置しておいたら、昨夜 とうとう最後の1つも切れました。スイッチを入れた拍子にばちっと音がして同じ回 線の部分のブレーカーが落ちました。パソコンは別の回線だったようで無事でした。 よかった。 昨日は当然もう暗くなっていたので、そのままにして、今日、明るいうちに、脚立を もってきて、3つの電球を交換しました。 例のビオラジョークのようなのの典型のパターンに、 「電球を交換するのに何人の○○○○が必要か?」という問いがあるようです。 ○○○○の中には、びよりすとはもちろん、セカンドバイオリン奏者、バス弾き、ソ プラノ、×××国人(ポーランド人など)などを入れます。 例(びよら冗句の関連ページより): ☆電球を交換するには何人のセカンドバイオリニストが必要だろう? 不可能。セカンドバイオリニストはそんな高くまで届かないから。 ☆電球を交換するのに何人のトランペット奏者が必要? 5人。1人が電球を交換して、残りの4人が自分だったらもっとうまくできると言 う。 ☆電球を交換するのに何人のソプラノが必要だろう? 1.一人で良い。彼女が電球をつかみ、世界は彼女を中心に回転するから。 2.2人。 一人がダイエットペプシを持って、もう一人が伴奏者に電球を交換させる。 3.4 人。一人が電球を交換して、あとの3人が足を引っ張る。 そんなわけで、電球を交換するというのは、ヨーロッパではとっても日常茶飯事の作 業なのだと思われます。巨大スーパーなどにでかけると、電球と同じかたちで、蛍光 灯になっていて、電球の30倍くらいだったか、とにかく長持ちするというのも売っ ていますが、値段が電球30個分よりもずっと高く、まだ少なくともルーマニアでは 普及していません。 久しぶりに3つの100W電球がそろって点灯された部屋は信じられないほど明るく 感じました。去年の入居当初は、とても暗く感じて、もっと明るくならないかと大家 さんに交渉したものだったのに。(その交渉はすっかり忘れ去られてます。)慣れと いうのはオソロシイものです。目の中の明るさを感じる細胞にも1年間で変化があっ たのかな。
このところずっと窓を開けっ放しです。アパートの前の道は一方通行ではあるけれ ど、平行に走る2本の大通りをつなぐ道なので、結構交通量が多く、窓を開けておく とウルサイのですが、明かりと同じで慣れてきました。車の音の他にも色々な音が聞 こえるようになりました。どこか遠くの教会の鐘の音も時折聞こえてきます。幸い、 カラオケとかパトカーの巡回とか、選挙とか、そういう拡声器から流れてくる音がほ とんどないのが救いです。(時々カーステレオをガンガンにかけて走っている車から 音楽が聞こえるくらい。) 今日は午後7時ごろから合唱のような音が聞こえてきました。これはアパートの隣に ある教会から聞こえてきたようです。明日8月15日はキリスト教にとっては大きな 祭日で、マリア昇天祭といわれているものです。文字どおり、聖母マリアが天に召さ れた日です。たまたま今年は土曜日ですが、この日は祝日扱いになる国も多いようで す。教会から聞こえてきた合唱も、このマリア昇天祭の前日のミサのものなのでしょ う。夏なので教会のほうもあちこち窓を開け放っているのだと思われます。合唱と いっても、この教会はルーマニアの主流の正教で、カトリックとかプロテスタントで はないので、聞いたことのあるような讃美歌のメロディではありません。でも春の復 活祭のミサに参列したときに聞いたメロディとも違うようです。 夜になると聞こえてくるのは、秋を告げる虫の音。犬の吠える声。それから夜中でも 外でなにやら話している声。もちろんルーマニア語なので内容がわからないだけに、 夜中に何か悪いことでも企んでいるのかもとちょっと不気味ですが、悪いことを企む のなら、周りに聞こえるほどの声では話さないでしょうから、何か別の話なのでしょ う。こういう雑談の中味がわかるようになったらさぞかしおもしろいだろうと思うの ですが、しようしようと思うだけで夏休みにも全然ルーマニア語を勉強していないの でした。
日本ではお盆、そして終戦記念日ですが、こちらでは普通の土曜日です。きのうお伝 えしたとおり、今日はマリア昇天祭というキリスト教の祝日ですが、残念ながらア パートから外に出なかったので、普通の土曜日と何か違っていたのかどうかわかりま せん。朝、隣の教会の鐘は鳴っていましたが。 ルーマニア関係のガイドブックとしては、日本で出版されているものとしてはやはり 「地球の歩き方」、他に近畿日本ツーリストが出している、雑誌みたいなムックとい うのでしょうか、そういう体裁の、まあまあ詳しいのが出ているようです。ちらりと 見たことがありますが、こちらはカラー写真などが多くて、料理などがわかりやすい です。団体ツアー向けかもしれません。どちらも、ルーマニア単独ではなくて、ドナ ウ川を挟んだお隣の国、ブルガリアと抱き合わせで1冊になっています。また、どれ も主要都市、主要観光地が中心で、その都市から一歩踏み込んだところの情報は皆無 といってもいいでしょう。 このほか、英語版で今年新しく出版されたものがあります。 Lonely Planet Romania & Moldova (1st Ed) Nicola Williams, et al / Paperback / Published 1998 Romania : The Rough Guide (2nd Ed)(Rough Guides) Tim Burford, Dan Richardson また、次のようなのも出ています。 Hiking Guide to Romania (Bradt Guides) Tim Burford; Paperback このうち、1冊めと3冊めはインターネット経由の通信販売で購入したのですが、2 冊めについては、4月にルーマニアに遊びに来た知人が買って持ってきていて、いず れ日本から送ってもらえるということだったので、注文しませんでした。 ところが、昨日、洋書、というか、外国書籍の置いてある本屋に寄ったら、この2冊 めが数冊積んでありました。値段は135000レイ。 本に印刷してある定価は次のとおりです。 UK 10.99ポンド AUS 22.95豪ドル CAN 23.99加ドル USA 17.95米ドル ちなみに、今の米ドルとルーマニアのレイは、1ドル=8750レイくらいです。 17.95×8750レイ= 157062.5レイ というわけで、本に貼ってあった値段135000レイは米ドルの定価よりも安いのです。 アメリカでほんとに定価で売っているのかどうかは知りませんが、日本の事情から考 えると、輸入された方が本国より安いというのは不思議なものです。この掛け算を、 店頭で暗算で正確に行うのは難しいですが、大雑把な暗算でも、この値段は決して高 くないということがわかりましたので、思わず購入してしまいました。日本でも丸善 や紀伊国屋などで売っているかもしれません。いくらくらいしているのでしょうか。 さて、この英語版の3冊をざっと比べてみると、ハイキングガイドは文字どおりハイ キング中心になっています。2冊め(本屋で買ったもの)は、ハイキングの部分もか なり取り入れて、地図なども充実しているように見えました。数日前にナンパして話 を聞いた日本人男性が登ったルーマニア最高峰近辺の情報もしっかりあるようです。 ただ、店の評価とか、ブカレストの様子などの記述から、著者はあまり、いい印象を 持っていないように見受けられます。その点、1冊めは記述がいちばん中立的で情報 量は一番多いように思いました。ブカレスト市内のレストランなど、ほんとに網羅的 に書かれています。もちろん、こちらに住んでいる身としては、え、○○の店は載っ てないんだ〜、という部分も見受けられますが、とても役立ちます。 来年の夏は皆既日食。ルーマニアにでも行ってみようかとお思いの方は、今のうちか ら英語版など入手して研究されてみてはいかがでしょうか。街を離れたところに色々 いいところがありそうです。
です。妻(希有)子(彩音、美風)が先週、一足先に実家(津)に帰ってしまい、 暇なのと研究所のボスから出された夏休みの宿題を片付けるため、休日出勤して、 資料作成しようとしたら、文献検索のデータベースのPubMedがつながらなかった ので、途方に暮れてこのページを見つけてしまいました。 過去のログを見ていたら、どんどんカウンターが上がって行くのに気付き、メン バーに怪しまれる前に発言しました。すごいですね。数人の発言だけで3600 以上とは。管理人の河合さん、ご無沙汰してます。 黒羽さん、お元気で何よりです。 それにしてもすごいですね、黒羽さんの文章力は。ほぼ毎日、あれだけの量の文 章を整然と分かりやすく書きつづるとは。brainの言語野がすごく発達しているの でしょうね、文系の方は、と思いました。 私は19日に名古屋に帰省して、22日(土)に実母の主催するピアノ発表会に、 クラリネットでゲスト出演します。丸栄デパートの北側にある栄町ビルの9階?の カーネーションホールという小さなホールで、午後2時くらいの開演だったと思い ます。前述の2人の娘(小学校3年生と1年生です)も参加です(こちらが主役だ って)。もしよろしければ、ご来場下さい。 では。