引越し(方位転居)あれこれ

1. 引越しの大切さ

気学のなかで、一概に引越しと言っても、2種類に分けられます。

まず、完全に引っ越す「方位転居」と、一時的に吉方位に移る、「移方転居」です。

どちらも、軸(身体)を移動させるという意味で、運勢に多大な影響をもたらします。

毎日、その家の玄関をくぐり、リビングでくつろぎ、睡眠という大切な休息時間を過ごすわけですから、その重要性は、言うまでもありません。

気学で言う、良い引越しというのは、自分にとって、家族にとって、「良い気」に満ちている方位に転居するということです。

2.決断の時期

@ 最初から、転居先の家・土地が決まっている場合

自分の又は家族一人一人の本命星を調べます。転居先の方位を現在地からどっち方位か測ります。

いつ、そこが、各人の本命星にとって吉方位になるか割り出して、引っ越す計画を立てます。

余裕がある人や、家族の理解がある人は、バラバラに転居する場合もあります。

しかし、ほとんどの場合は、父親など、その家の中心人物の本命星に合わせます。

A これから転居先を決める場合

自分の又は家族一人一人の本命星を調べます。引っ越す時期をある程度決めます。そして、その時期の、各人の本命星の吉方位を割り出し、共通する吉方位の土地や家を購入します。

なるべくその計画通り引越ししましょう。

例:・4人家族中、3人にとって「西方位」が吉方位の場合、西に決定。

  ・父親や、これから家族を担う長男又は、長女にとって「東」が吉方位の場合、東に決定。

B どうしても、凶方位に引っ越す場合

転勤など、どうしても凶方位を避けられない時があります。

その時は、神社にて、「方災除け」の祈祷をしていただきましょう。ご祈祷に関しては、各神社にお問い合わせ下さい。

引っ越す前にも、引っ越した後も、吉方位取りの旅行をして、「気」を貯めて、「方災」が出るのを、防いでおきたいものです。

そして、再び、引っ越すチャンスが巡ってきたら、今度こそ吉方位に転居しましょう。

C 家を建てたり、壊したり、引越したり・・・土地を購入したりの注意点

・避ける時期・・・土用の期間。空亡(天沖殺)の時期。五黄の年・月・日。

・避ける方位・・・特に、五黄殺方位。その他きちんと鑑定して頂いた上での凶方位。

         埋め立て地。歴史上、何らかの噂がある土地。

私の引越し経験・アドバイス

私は、2000年7月の引越しも含めて、過去6回の転居を経験しています。中には実家に帰ってきたりという重複したのも含みます。今回の引越しは、みごとに吉方位転居に叶ったものですが、過去のものは、気学を全く知らずしての転居だったり、転居先の方位が南か西南かどっちつかずだったりしました。5回目の転居は、どうしても避けられない凶方位だった為、「方災除け」の祈祷をして戴きました。

(その時のお札は、次に転居する前に神社の「古札納処」にお返しします。)

私が、気学を勉強する切っ掛けになったのが、この「引越し」です。

1991年の秋のことです。ある建築会社の社長夫人と会うことがあり、「どうして、こういう事が起るのでしょう。」と会話している時でした。

その時、夫人が突然、「あなたの、引越した経歴を年月まで、一つ一つ思い出して、書いてちょうだい。」と言いました。

その時、過去たった3回の引越した、年月・住所を書いただけです。

翌週、私は、再び夫人のもとを訪れました。すると、驚くべきことを言われました。

「あたな、○年○月に大風邪ひいたわね。○年○月に足を怪我しなかった?失恋もしてるでしょ。」

ほぼ、八割程度、過去の出来事を言い当てられました。その他、毎日通っていた学校等の方位も

告げると、またしても、どんな生活ぶりだったかを言い当てられてしまいました。

「何で、分かるのですか?」(感じゃ、ないですよね・・・)私は、即座に質問しました。

夫人は、あっさり、「気学よ。」と教えてくれました。中国で生まれた東洋占術のひとつです。

早速、夫人にお願いして、お薦めの参考著書を教えていただき、当初、夫人とマンツーマンで、勉強しました。気学の本・地図・分度器・三角定規・暦、揃えたもの全てが目新しいものでした。

 

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