ルーマニアから今日は

ログ番号:
期  間:
251
Jan 1, 1998
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300
Feb 10, 1998


251:ブカレスト1月1日 投稿者:くろは  投稿日:01月02日(金)

あけましておめでとうございます
La Multi Ani!(ラ・ムルツィ・アニ)
でもこの挨拶は新年といわず、年末にも誕生日にも使います。

年越しの夜更かしから一夜明ければ、今日もいいお天気。暖房もとまっています。
こちらでは初日の出を拝むという習慣はやっぱりないようです。TVをつけると、
バチカンのミサ。ミサも終わりが近づいたころ、ウィーンではウィーンフィルのニ
ューイヤーコンサートの時間。ルーマニアでは民放の一つが生中継してます。この
コンサートはどうも夜に聴くという体勢が体に染みついていますが、現地では確か
に真っ昼間の演奏会。ウィーンフィルの人々は、何時集合だったのかなあ、朝リハ
ーサルもしたのかなあ、年越しはもう寝てるのが彼らの毎年の習慣なのかなあ、な
どど考えたりしつつ。
前半が終わったところで、イタリアのTVに戻れば、ヨハネパウロ2世がバチカン
の広場に集まる群衆に窓から挨拶。それが終わるとニューイヤーコンサートの後半
がちょうど始まるところ。

インドへの初めての中継、ということでメータがはりきったのでしょうか、ウィー
ン少年合唱団が出てきたり、妙に楽しめるニューイヤーコンサートだったように思
いました。メータの人柄かな。ビオラ奏者にとっては、後打ちの嵐で拷問に近いの
ではないか、と同情してしまう演奏会ですが、こちらも妙に気合の入った後打ちに
見えました(聞こえてはいない)。

生中継が終わって、ルーマニア国営放送の1チャンネルにすると、間髪を入れずベ
ルリンフィルのジルベスターコンサート。カルメンの子どもの合唱の入った曲のあ
と、いきなりラフマニノフの途中になったので、一部カットされたようです。

終わって30分後から映画「カサブランカ」をやるチャンネルにしたらMr.ビー
ンがうつってました。でもMr.ビーンじゃなくて、彼の出ている警察コメディー
でした。Raymondという名の警察官が彼の役。だからセリフもしゃべってま
した。彼の芸風によく似た若い人も出ていました。
TV雑誌ではカサブランカをやると書いてある時間になったのに、こんどはなぜか
MASKをやっている。これは2時間前に放映のはずなのに。

こんなふうにして元旦の一日は暮れてゆくのでした。
夕焼けの空には金星、三日月、木星。

この新月からイスラム圏ではラマダンになったもようです。
エジプトよりも戒律のずっと厳しいサウジアラビアにいる私の同業者からは、
ラマダン・カリーム!(ラマダンのお祝いを申し上げます)というメールが届
きました。ラマダンって、お祝いするものなんですね。


252:あけましておめでとうございます 投稿者:磯部謙作  投稿日:01月02日(金)

あけましておめでとうございます。
Tpの磯部です。初めて投稿します。

普段は、このページを見ることができませんので、(自分でパソコンは
持ってませんし、会社のパソコンも、使用制限があり、E-mail以外は原
則私用使用禁止なので・・・)今、幸恵の実家に正月休みで帰った折りに、
岳父のパソコンを借りてこれを見ています。

黒羽さん、ルーマニアは中々面白そうですね。尾崎氏とはコンタクトが
とれましたか?

他の皆さん、ご無沙汰していますが、お元気ですか?
福井君、ヴァントのブル5は良かったですね。喪中とは知らず、今年
年賀状を出してしまいました。(すみません。)

黒羽さんには、以前お話ししましたが、こちらで参加しているオケの一
つ(いさだホール室内管弦楽団)の常任指揮者の、尾崎氏のオケ(トラ
ンシルバニア州立トウルグ・ムレシュ・ステーツ管弦楽団)が、1999年
6月に、室内楽編成で来日することになり、現在尾崎氏が日本国内での公
演先を探しているのですが、我々いさだオケと合同で演奏会をしないか?と
のオファーが尾崎氏から出されています。(トウルグ・ムレシュの弦を加
えて、大編成でエロイカでもやらないか?という提案です。←現在いさだオ
ケでは尾崎氏とベートーベンの交響曲全曲演奏を進めていますので・・・)
金銭的な問題もありますが、実現に向けて検討を始めています。

実は、尾崎氏の御努力により、このたび、日本のODAとして、このトウルグ・
ムレシュ・ステーツ管弦楽団に管楽器と打楽器一式、グランドピアノとチェ
レスタを贈ることが決まりました。(こちらのいさだオケで今私と一緒にイ
ンペクをしているVnの方が、ヤマハ(株)で海外営業をしていて、このODA
担当をされていて、教えてもらいました。当然全てヤマハ製です。)

私は日本のODA自体を良く知らなかったのですが、全体のごく一部の予算では
あるようですが、ルーマニアも含めて東欧やアジアの各国に、日本から楽器
類の援助をかなりしているらしいです。今回の寄贈も、標準二管編成分の楽器
一式らしいのですが、Fg等の木管楽器やピアノを含むので、額としてはかなり
なものになるらしく、当地では尾崎氏の銅像が建つのではという話です。

 実施は、98年度の予算で行われるらしく、99年の来日公演も、そのお礼も兼ねて
日本に来たいようです。もし、ブカレストで今後この類いの情報が入りましたら、
お聞かせ下さい。トウルグ・ムレシュ・ステーツ管弦楽団なる団体につきまして
も、何か情報がありましたら、教えて下さい。(合同演奏をしたい、等と言いつ
つ、実は誰もどんなオケなのか知らない。^_^; ただ、数年前に来日したブカレ
ストのオケの室内楽団の演奏会がこちらであり、客は全く入らなかったのですが、
レベルは非常に高く、良い演奏会だったので、こちらのメンバーは、トウルグ・ム
レシュの方も意外と期待しています。)

ルーマニア演奏旅行の話は、金銭的な理由で、今のところ全く実現の目処は立っ
ていませんが、地元の町側がその気になって、お金を出してくれるような状況に
今後なれば、可能性もないではありません。(黒羽さんが、帰任される前には
難しいかもしれませんが・・・)

では、また。


253:ブカレスト1月2日 投稿者:くろは  投稿日:01月03日(土)

磯部さんも登場。
ゆきちゃんもついでに顔を出してください。
尾崎氏とは残念ながらまだ会ったことがありません。
ODAって、こんなこともしてるんですね、
こんど大使館に行ったら情報をもらってきます。

福井くん:
大使館が開くのが5日(月)なので、届いているとしても、それまでは
手にすることができません。

さて、今日もいいお天気。
どんよりした空の日が続くのは、やはりアルプスの北側の国々なのでしょうか。
ブカレストの南にある海はエーゲ海ですが、その間には、国境のドナウの向こう、
ブルガリアに山脈(地図によるとスターラ山脈又はバルカン山脈)があるので、地
中海性気候ともいいにくいのですが。

さて、今日も一歩も外に出ませんでした。
したがって全然運動していない。
いつもうだうだしているところから台所やトイレまでうだうだ歩いて片道20歩く
らい。それが唯一の運動です。
したがってお腹が全然減らない。
したがって、冷蔵庫の中身が減らない。
暮の来客用にいろいろ買い込んだ残りです。タケノコの缶詰の残りとか、干しシイ
タケのもどしたのとか、イカとか。白菜もあるし、こう書いてみると、これで中華
系の何かが作れそうですね。作ればいいんだ。もったいない、とか言っているうち
に悪くなってしまったらそれこそもったいない。

運動しないし、お腹も減らないのに、もったいない、と言って作って食べる。
一番まずいパターンではありませんか。
迷うなあ。

ところで、ちょっとそそのかされて、携帯端末に興味を持ち始めています。
キーボード入力ができて、日本語が使えて、通信ができることが条件です。
ルーマニアで入手するのは難しいとして、1月末からドイツ、イタリアに行くので
、そのあたりでゲットできればいいと思っているのですが、そういうところで入手
できるでしょうか?

どなたか関係者の方がいたら、コメントお願いします。


254:顔をだしました。 投稿者:磯部幸恵  投稿日:01月03日(土)

あけまして、おめでとう。

便利な世の中になったものですね。12月には、手紙とカレンダー、ありがとう。
手紙からも、日本人、特に、名大オケ関係者との交流は、想像していましたが、これほど
さかんとは!学生時代以上の密な交流が、できちゃいますね。インターネット上で
知りあった人と一度も会わずに、結婚しちゃう人を、ばっかじゃないのと思っていまし
たが、まあ、そういう人もでるわね、という感じです。
結婚といえば、マブが、再婚するんだって。詳しい話は、聞いてませんが、いいよね。
再び、ロマンスがあったっていうのは、楽しそう。

正月ばらは、こちらも同じですが、今夜もごちそうなので、妹と娘は、ももあげ
をしながら、犬の散歩に行ってきました。私も、誘われましたが、そういう時に
限って、長坂君か津金君に会いそうな気がしたので、断りました。

パリのメリーウイドウは、うちの母もビデオにとって、はりきって見ようと
していましたが、中継なので、字幕がないと怒っていました。TV番組も世界は
一つという感じですね。
私は、今年は、5月に魔笛を、7月にカルメンの伴奏をする予定、オペライヤー
になりそうです。

明日は、久美ちゃんちに、遊びにいきます。今、何時に来る?と確認の電話が
あったので、クロちゃんに伝言はない?と聞いたら、ファックスを送ろうと思う
んだけど、時差と自動受信になっているかどうか、なってないなら、在宅の時間帯
を聞いておいて、とのことでしたので、よろしく。

また、手紙書きます。ではね。




255:ブカレスト1月3日 投稿者:くろは  投稿日:01月04日(日)

ゆきちゃんも登場。
双子の母、知ちゃんの登場も近いかな。

FAXはまだ自動受信ができないです(たぶん)。なにしろマニュアルがドイツ語
だけなので。先日それでも自動受信の設定らしいところを見つけて、やってみた
のですが、最後の段階でどうしてもよくわからないところがあって、たぶん成功
してないと思われます。

在宅時間については、なかなか難しいですが、夜はたいていいます。
日本との時差が7時間(夏は6時間)なので、日本時間だと夜中の3時〜朝8時
くらいが一番確実なんですが。
さらに、最近、FAXマシンと電話をつなぐコードの接触が悪い、ときています。
そんなわけで送信が一度でうまくいかないかもしれません。
でも、あきらめないで、トライしてみてください。楽しみにしています。

明け方も夕方も濃い霧がたちこめて、幻想的でした。
フランスの西海岸の方ではものすごい風が吹いているもようです。
風の強さは、秒速○○メートルではなくて、どうやら時速○○キロと言っているみ
たい。時速180km?1時間が60分だから、180km÷60=3km、これが分
速。さらに60で割って、3000m÷60=50m。秒速50m。これはすごい。

もう今日は土曜日。あさってから仕事ではありませんか。ひゃ〜

今年のカレンダーはルーマニアで買ったものと、忘年会でもらった日本企業のもの
。ルーマニアで買ったのは、ルーマニア各地の名所がついているのと、ルーマニア
人の画家のと、2種類です。日本企業はパナソニックで、各国の世界遺産の写真で
す。
ややこしいのは、ルーマニアのは日曜日が一番右、パナソニックのは日曜日が一番
左になっていることです。天地創造の考えでいけば、神様がいろいろ作って、7日
めに休んだのだから、日曜日が一番右にあることになるのでしょう。日本ではどう
して日曜日が一番左になってしまったのでしょうか。謎です。おまけに、さらにや
やこしいのは、全世界対応なのかなんなのか、パナソニックの方は、日曜日も赤く
なってない。全部黒。何曜日だっけ、とカレンダーを見ても、結局、月、火、と数
えないと間違えそうです。数えても間違えそう。実際、3日付けで送ったメールの
いくつかには、3日(金)と書いてしまいました。

カレンダーのせいにしておこう。怠惰な生活のせいではないぞ。


★探し物依頼★
中公文庫「日本人が外に出るとき」犬養道子

皆様の行き付けの本屋などでもし目にしたら、購入の上、送っていただけないでし
ょうか。本を探すというインターネットの検索ページでは97年の6月現在で入手
可能になっているのですが、知人が神田あたりの本屋で尋ねたところ、出版元に在
庫がない、といわれたそうです。

もし発見したら、重複を避けるために、まずご一報いただけるのがよいかと思いま
す。書籍代、送料は後日指定口座に振り込みます。


256:ブカレスト1月4日 投稿者:くろは  投稿日:01月05日(月)

サラリーマンの皆さんは久しぶりの会社でしょうか。
私も明日から仕事。
昨夜、同僚のW先生から電話があり、もしかしたら、学生は来ないかもしれない、
と言われました。年末に、新年は5日から始めるから、年末は1回早く休みにする、
ということで、学生とは約束したのですが。どうなるでしょうか。まあ、日本で
も休み明けの月曜日からちゃんと出てくる学生ばかりではありませんからね。明日
の授業には、学生が少なくても困らず(つまり、新しくて重要なことはしない)、
それでいて来た学生には得したなあ、と思わせるような中身を考えることにしよう。


そのためにも日本からの年賀状が大使館にたくさん届いているといいのだけれど。

あとは、こちらのTVでちょっと映った日本の正月風景のビデオ。初日の出を拝む
人々、明治神宮に初詣に行く人々。お賽銭、おみくじ、破魔矢。食べ物の映像がな
いので、何か雑誌でも探すことにしましょう。長〜い休みがあっても、結局こうし
て前日にならないと何もしないのでした。

実際は、大学が始まっても、2週間たつと試験期間になります。試験期間が3週間
とその後の試験休みが1週間。そんなわけで、私はこの期間に旅行を計画していま
す。海外旅行、と言いたいけれど、残念ながら「外国」であっても「海外」ではあ
りません。ついつい「試験期間に海外に行こうと思う」と口にしてしまいますが、
これは島国日本だからこその言葉ですね。目的地はまずベルリン。インターネット
での前売券の予約には失敗しましたが、当日券に並んでみるつもりです。その後は
夜行列車を乗り継いでイタリアに行って暖かいところで魚介類でも食べようかとい
う予定。
こちらにもガイドブックはある程度持ってきましたが、本屋で立ち読みをしてちょ
っとした情報を仕入れたりすることができないのがツライです。かわりにニフティ
のフォーラムなどを利用しています。ここにはガイドブックよりも詳しい情報があ
ったりして、結構役に立ちます。また、質問すれば、その方面に詳しい人から返事
がもらえるし。今のところたいていのフォーラムではROM(読んでるだけ)です
が、そのうち、必要に迫られて発言することも出てきそうです。


257:ブカレスト1月5日 投稿者:くろは  投稿日:01月06日(火)

今日から仕事。授業は午後2時からだけれど、朝9時過ぎに日本人学校の先生から
、また昼前には他の人から別件で、電話がかかってきて、世の中も動き出したな、
という感じ。そんなことで朝から起こされたので、今までの怠惰な生活時間とかな
りずれた暮らしがいきなり始まったのでした。

これを機に、普通の生活時間に戻したいものです。旅行中は普通の生活時間じゃな
いと絶対行動しにくいし、朝食を食べ損なうこともあるし。21日からの旅行に備
えて規則正しい生活をせねば。

と、心は2週間後の旅行に向かっているのですが、夕方アパートに帰ってメールチ
ェックしてみたら、イタリアへの旅行はできない、スイス、ドイツはいいけど、と
いう基金からのメール。なぜかというと、イタリアが私のパスポートに渡航先とし
て記載されていないからなんですね。記載されていないことは承知していますが、
渡航先の追加ができるはずなのに。でも、ここで、はいそうですか、と素直にイタ
リア行きを取り下げる私ではありません。こちらで把握している情報では渡航先の
追加ができるはず、という返事を早速書きました。なぜ?どうして?予想外の展開
にちょっとドキドキして、指先も震えます。イタリアを追加するなら、バチカン市
国も追加しておかないと、いざ、というとき不法滞在になっちゃうかしらね、と領
事担当の人と話してたばかりなのに。まったく、何が起こるかわからない毎日が、
また早くも始まったようです。


時間は前後しますが、授業の前に大使館へ。年賀状が届いてるかな、と少し期待し
てメールボックスを見たのですが、12月16日付けの日本からのクリスマスカー
ドなどがあっただけで、年賀状は1枚もありませんでした。これで今日の授業の話
題が一つ減ってしまった。大使館から出て大学方面に歩いていると、今日授業のあ
る2年生の学生2人とすれ違う。どうして?今授業中でしょ? 
ところが、担当の先生がやってこないので、みんなどこかへ行ってしまった、とか。
2時からの私の授業はどうなるのか、誰もいなかったりして。その2人に言わせ
れば、「2時に、大学にいるでしょう」とのことなので、それを信じて別れる。
気を取り直してケンタッキーでちょっと食べて、大学に行き、教室に行ったら、な
んとまあ、2年生全員来ていた。おお、これはすごい。私の人徳、と思いたいけれ
ど、単にこれは試験が近いからでしょう。学生の立場に立ってみればそれは当然。
でもいきなり試験対策というわけにもいかないので、く去年日本で録画した「行く
年来る年」や、こちらでちらっとTVに映った都庁の初日の出、明治神宮の初詣な
どのビデオを見る。除夜の鐘は寺(仏教)、初詣は神社(神道)、こんなところで
も使い分けている日本。でもその年の「行く年来る年」では、神社の除夜の鐘とい
うのを中継していて、説明にこまりました。神社にも鐘って普通にありましたっけ
??

学生からの質問:初日の出が見られないと、一年が良くない(つまり縁起が悪い)
、という意味がありますか?
私は特にない、と思いますが。初日の出を拝む習慣が私にそもそもないので、よく
わかりませんが、どうでしょうか?


258:ブカレスト1月6日 投稿者:くろは  投稿日:01月07日(水)

髪を切りました。ここしばらくずっと切りたいと思っていたのです。日本で切って
以来ずっと切っていなかったので。
授業のあと教室に残っていた1年生に、髪を切りたいのだが、店でどう言ったらい
いか、ということを尋ねたところ、数人であれこれ話し合った結果、二人が「いっ
しょに行きましょう」ということになりました。美容院そのものは前に同僚におす
すめの店を教えてもらっていて、そこに行くつもりだったのですが、せっかくなの
で、学生に任せてみることにしました。学生が連れて行く店だから、そう高い店に
なるはずもないし、おしゃれに興味があるわけだから、ヘンな美容院にもなりそう
にありません。
大学を出て5分くらい、着いた店は同僚に教わっていた美容院と同じでした。(ブ
カレストにも美容院はたくさんあるんですよ。ここだけというわけではありません
。)入ってみるとけっこうガランとした広い空間で、手前には爪のお手入れのコー
ナー、奥に髪を切るところが6つくらいあります。白衣を着たオネエサン、おばち
ゃんが10人近く働いています。店長かな、ちょっとアーティスティックな黒いシ
ャツの男性も一人います。
学生が私のかわりにオバチャンに値段などを聞いてくれます。シャンプーなし、切
るだけだったら20000レイ、約350円くらいだということです。そして、と
にかく私が髪を切りにきた客だということがちゃんと伝わったので、学生は店を出
ていきました。感謝。

まず奥の荷物置き場にコートとカバンを預けて番号札をもらいます。それからその
そばの階段をおりて、シャンプー台へ。同じ空間では、足の爪のお手入れコーナー
があり、オジサンとオバサン、2人の客が足の爪のお手入れをしてもらっていまし
た。シャンプー台は日本のとは違って、背もたれが倒れません。ふつうの椅子に腰
掛けて、後頭部にトレーをあてがうかたちです。シャンプーは頼まなかったので、
髪をぬらすだけです。ぬるま湯でざっと濡らして、タオルで頭を包み、階段を上っ
てもどります。
階段を上がったところで、どこに行ったらいいのかわからずぼーっとしていると、
一人のおばちゃんがやってきて、座るところを指定してくれました。しっかり年季
の入った白髪まじりのショートヘアのおばちゃんです。首に布をまいて、それから
体を覆うシート(ちょっと薄くなったWELLAのマーク付き)、この辺の段取り
は日本と同じです。美容師が足でペダルを踏むと上がるそいうシステムの椅子では
なく、一旦おりて、高さを調節してもう一度座るという椅子でした。そして、どう
切るのか、を説明する段階になりました。おばちゃんは鏡の下の台に挟み込んであ
る写真を指さして、コウスルノネ、と聞きます(以下、カタカナ部分は推測)。そ
の写真は後頭部の写真で、まっすぐ切り揃えられたスタイルです。そうそう。(一
番説明が難しいと思っていたところをあっさりクリア。ビジュアルの力は偉大。)
ソレデ、ドノクライキルノ?コノクライ?顔の横の髪を適当につまんで訪ねます。
すかさず、首の後ろの生え際を手で示し、ここまで、というと、ア、ハエギワニソ
ロエルノネ、と了解してもらえました。
いくつかにブロッキングして、切り始めます。ばっさり。じょきじょき。はさみ一
回で切る髪の量が日本より多い。はさみに引っ張られるようにも感じるのは切れ味
がちょっと鈍っているのでしょうか。それでも、こういうとき、私の髪は単純なの
で、楽です。どうやってもそんなにへんてこりんにはなりません。右側を切って、
鏡に示して、コンナカンジ?イイ? はい。いいです。
鏡の前にはこれまた年季の入ったブラシやプラスチックの櫛など
が空缶にたくさん入っています。途中、手の空いた店員が隣の椅子にやってきて、
おばちゃんは彼女とおしゃべりしながら、時々、おしゃべりに気をとられて手が休
みがちになりながら、着々と切っていきます。マエガミハドウスルノ?キル? 
う〜ん、いいです。ジャ、コノママネ。そうしてドライヤーで軽くブローして終わり。
イイ?とおばちゃんは鏡の中の私ににっこり。30分弱。どうもありがとう。
荷物とコートを受け取ってチップを払い、カット料金は入口近くの会計で払います。
25500レイ。聞いていた20000レイに何がプラスされたのかはよくわか
りませんが、400円くらいです。マクドナルドで1回食べてちょっとお釣がくる
くらいの値段。マクドナルドがいかに高いかがわかります。


259:ブカレスト1月7日 投稿者:くろは  投稿日:01月08日(木)

向いのアパートの前に大きなトラックが止まっているのが見え、後ろの幌をどける
と、荷台には古紙が。なんと古紙回収のトラックでした。半地下になっている部屋
の窓から、古紙の束がどんどん出てきます。窓の外ではそれをトラックの荷台に投
げ上げる女の人2人、荷台には、それを奥の方へ移動させる男の人が一人。
ノートなのか、本なのかわからないけれど、ほんとに、どんどん出てきます。一く
くりの大きさはごく普通です。大きすぎても紙ですから重くて持てません。十字に
ひもでしばった古紙が20や30ではなく、並大抵の量ではありませんでした。ま
ず、これだけの量の紙を今までどうやって保管していたのか、それさえ不思議です
。そして中身も。いったい、それは何?と出ていって聞きたくなるほどでした。と
にかく立派な製本の本でないことは確かです。何かファイルのようでもあり、ノー
トのようでもあり。
そして、この古紙回収がシステムとしてあるのか、定期的に回収しているのか、日
本みたいにお金やトイレットペーパーがもらえるのか(今回はそれらしい場面は見
られなかった)、また謎が増えました。今回は、この半地下の部屋からの大量の古
紙だけを回収してトラックは去っていきました。(もともと荷台には、束ねてはい
ないけれど、ミスコピーらしいものなど、古紙がすでにたくさんありました。)
古紙回収をしている以上、古紙再生の何かもしているに違いありません。それがあ
のゴワゴワのトイレットペーパーかな、まだよくわかりません。

今日は、大使館でたまたま会ったNさん(日本人男性)とその婚約者(ルーマニア
人)といっしょに、いわゆる若者系の人々の行く、ロックのかかったBar&
Restaurantという感じのところに行きました。ウェイトレスの女の子はミニ
スカートです。コーラなどのソフトドリンクが9500レイ(150円くらい)、
お湯とミルクとティーバッグが4500レイ。夜7時をすぎたころから結構お客も
入ってきました。このくらいの喫茶店であれば、チップはいらないようです。日本
とは違ってレジはなく、ウェイトレスにお勘定を頼んで伝票をもらい、お金を渡す
とお釣を持ってくる、というシステムでした。Nさんというのは、こちらでエネス
クのピアノ音楽について博士論文を執筆中の人です。Nさんといっていますが、実
は新渡戸さんという名前で、5000円札の新渡戸稲造は彼の曾祖父に当たる人だ
ということです。

今日もブカレストは快晴。夜、アパートへの帰り道、オリオン座など、冬の星座が
きれいに見えました。寒くもなく、星を眺めながらの道は、全然遠く感じませんで
した。


260:ブカレスト1月8日 投稿者:くろは  投稿日:01月09日(金)

今日は10時から2年生の授業だったのに、教室に行ったら4人しか来ていません
(全部で12人)。12時からの授業が日本文化のテストだということでした。テ
ーマは江戸時代で、国学とか、荻生徂徠とか林羅山とか中江藤樹とか、私でも、名
前は聞いたことがあるけれど…という人々のことを熱心に勉強しています。まあ、
一介の日本語教師としては、そんな詳しいことより、もっとやることがあるだろが〜
とは思いますが、先生がそういう分野が好きで、授業でやっているのだから仕方
がない。他の先生は古事記が好きで、授業でそういうのを読んでいるので、アマテ
ラスオオミカミとか、そんなのを学生は知っています。おかげで正月の習慣の初日
の出とかを説明するときに、「日本には神がたくさんいます」というのがすんなり
理解してもらえましたが。
そういうわけで、私の授業はつぶれて、12時からのテストのための勉強時間にな
ってしまいました。
でも、教室で朗報が一つ。2年生の女子学生の一人が、文部省の国費留学生の試験
に合格して、4月から5年間の日本留学が決まったそうです。はじめの1年は、府
中にある、東京外国語大学の付属の日本語学校で日本語を中心とした全寮制の教育
、その後国内の大学に入学します。

午後はある商社員宅へ。まわりは普通の団地ですが、その建物だけは新しく、アパ
ートの外壁もルーマニアらしくない白さ、共同階段も大理石のような白い石。階段
の両脇には植木もたくさん飾られています。部屋の中も明るくて、ルーマニア的で
はありません。ルーマニアでは、大使館関係者の外国人に対してより、民間の外国
人に対しての方が、家賃とかも高いのだそうです。この家族は19歳を筆頭に3人
娘のいる5人家族なので、結構大きなアパートが必要で、周りの住環境はそれほど
良くはないけれど、部屋数の多さと広さでここを選んだとのことでした。奥様が市
民講座のようなところで日本語を教えています。さすが商社だけあって、日本から
さまざまな物資が送られてきています。私にもいろいろおすそ分けしてくださいま
した。カップヌードル(BIG)、てんぶらどんべえ(こういうのは日本から商談
に人が来た時の昼食などに出されるのだそうです。忙しくてレストランに行ってい
られないときなどに使うとのこと)、レトルトのカレーマルシェ、すしのこ(ご飯に混
ぜるだけで寿司飯になる粉)、インスタントみそ汁、そしてなんとコンニャクの粉
まで。これはコンニャクの粉と凝固剤のセットで、鍋で煮てつくるらしいです。

日本からの荷物が届いたという通知が大使館のメールボックスに入りました。知人
に頼んでいた教材のテープだと思われます。通知には木曜日は17時までとあった
ので、商社員宅を辞してから取りに行きました。前にも一度来たことがあったので、
その記憶を頼って、はじめに並んだ窓口では、この窓口でいいのか確認もせず15
分ほど並んだのですが、結局私の番になって通知を見せたら、この窓口ではない、
と言われてしまいました。「アッチ」と言われて行ったところは、確かに荷物の
受け取りの窓口でしたが、こちらでも「ココデハナイ」と言われました。「ルーマ
ニアゴ、デキル?」「スコシ」「ソト、ヒダリ、****(理解不能)」とにかく、
一度建物を出て、左に行ったところにある窓口だということです。たぶん、外国
からの荷物専用のところなのでしょう。そして、その係員はさらに「キョウハシマ
ッテイル」と言うではありませんか。でも、通知には、木曜日は17時までとある
のに。でも、係員は2時までと言っています。そばで荷物が出てくるのを待ってい
た女性が親切にも、英語で繰り返してくれます。とにかく明日の朝8時から2時ま
でにもういちど来るように、ということです。まあ、閉まっているものは怒っても
仕方がない。また明日くることにするしかありません。この郵便局のあたりはとり
わけ空が広く、こんな季節に渡り鳥でしょうか、南から北へ、次から次へ、夕方の
広い空の高いところを飛んで行きました。


261:新解さん買いました 投稿者:福井  投稿日:01月10日(土)

1月3日以来、黒羽さん以外の人の書き込みが無くて、ほとんど読み物状態ですね。
そうなって来ると余計な書き込みをして流れを切りたくないと言う感覚も出てきたりして、
でもまあ、それも少し寂しいので、近況報告します..と言うか、新解さん、とうとう
買いました。第五版小型版。帯に、「日本で一番売れている辞書」だの、「日本語を熱く
語る」だの、うれしくなるキャッチコピー?が書かれています。前書きには「この版を
第2世代の辞書の集大成にしたい云々」と言う決意表明までされていて、そこを読んだ
だけでも「買って良かった」と言う気にさせてくれました。
内容は、辞書を今日会社に持って行って見せびらかしていて、忘れてきてしまったので、
また今度報告します。


262:ブカレスト1月9日 投稿者:くろは  投稿日:01月10日(土)

新明解ご購入おめでとうございます。楽しんでください。『新解さんの謎』も是非。
辞書の方は三省堂ですが、『新解さんの謎』の出版元の文芸春秋の方に、新解さんのページもあります。↓

昨日の夜中にインターネットエクスプローラー4.0日本語版をインストールしてみました。
ニフティの通信ソフト、ニフティマネージャーの最新版といっしょにCD-ROMに入っていて、
奈良の実家に送られてきたのが、他の郵便物といっしょにここまできたものです。
今までのメールソフトも変わってしまいました。OutlookExpressっていうのになってい
ます。こんどのは、フォントが変えられたり、下線が引けたり、イタリックにできたり、
強調文字にできたり、色が変わったりするみたいですし、センタリングとか、その他普通のワープロの
レイアウト機能のようなのがいろいろついていますが、こういうのは、相手に届いたときにも、
ちゃんと有効なのかしら? というわけで、少し実験してみました。相手の通信ソフトにもよりますよ
ね。それから、宛先の下に、CCにつづいて、BCCという宛先の欄も新しくできたのですが、
これは何でしょう?ヘルプを見てもよくわかりません。
 
新しい環境に慣れるまでにはどうしても少し時間がかかるのは仕方がありませんが、こんどのは、
窓をディスプレイの中で移動させると、今までの動きと違って、もろもろっと、軌跡を残しながら動く
のですが、どうも抵抗があります。バージョンが新しくなってこの動き方になったのだから、こういう
のの方が最新風なのでしょうが。
 
さて、私のイタリアへの旅行が許可されるかどうか、わからないまま週末になってしまいました。
こちらの領事担当官が親切な方で、外務省の担当官と相談してくれたりして、今のところ、本省の
感触は悪くない、ということですが、余談を許さない状況です。W杯サッカーと同じで、一度は
首の皮1枚までいって、その後少し盛り返した、といった段階です。このあと無事フランス、
ではなくて、イタリアに行けるかどうか、でも当事者の私には何も打つ手がありません。
周りの状況が好転するのを待つのみです。
 
でもね、こういう協定が最近あるらしいんですよ。
★お勉強の時間★
 [シェンゲン協定]
 欧州連合(EU)域内の人の移動を自由化する目的で90年6月、ルクセンブルク・シェンゲンで
調印された。しかし、東欧などからの難民や移民の急増を警戒した一部参加国が実施先送りを決めた
ことから発効が遅れ、95年3月、実施に移された。現在、独仏とベネルクス三国、スペイン、ポル
トガル、イタリア、オーストリアの9か国が参加。
 参加国間では、国境でのパスポートや税関の審査を廃止。当該9か国域外からの来訪者については、
域内一国で入国審査をパスすれば、他の国へは自由に行ける。しかし、もともと参加国同士の移動自由
化と引き換えに、参加国個々の責任で域外国人の受け入れ審査を強化する、という側面もあり、一国で
入国を拒否されれば、他国での再申請はできない。

このシェンゲン協定を見る限りでは、もし私のパスポートにイタリアの渡航先が追加されなくても、
私の渡航先に指定されているオーストリアかフランスから自由に入国できそうですけれど。まあ、
もしイタリア国内で何か起こったときには問題かもね。それに、今ちょうどイタリアにクルド難民が
押し寄せていて、そのことで独仏などが国境審査を始めたとかなんだとか、やっているし。 
 
 
EuroNewsというTVは、主に30分ごとにニュースを繰り返すチャンネルで、ヨーロッパ内で
数ヶ国語で放送されています。ブカレストでは英語のナレーションが選択されています。30分ごとの
ニュースの合間に、天気予報、為替レートなどのほか、各地の映像だけを流すNoCommentと
いう1分くらいの短いコーナーがあって、正月以来、このコーナーで日本の風景がよく映ります。
日本にスタッフが派遣されたのかもしれません。都庁?での初日の出、明治神宮の初詣、出初め式、
武道館かどこかでの子どもの書き初め大会、曙の奉納土俵入り、そして今回の大雪も。遠く富士山を
のぞむ、ヘリコプターからの都心の映像、雪かきをする人々、渋滞の高速道路、道で滑って転ぶ大人、
学校で雪合戦や雪だるまで遊ぶ子ども。しかしAsahiComによれば、大手町で15センチ積もった
雪も1日でなくなったということで、このあたりはさすがに東京ですね。ブカレストで降ったときは寒さ
が続いたので、1週間は楽々ありました。除雪もあまり熱心ではないし。

http://bunshun.topica.ne.jp/shinkai/shinkai00.htm


263:ブカレスト1月10日 投稿者:くろは  投稿日:01月11日(日)

通信ソフトの方からカット&ペーストするときに、今まではそのままカット&ペースト
すればよかったのですが、今度の通信ソフトは、そうすると改行がされないみたいで、
この掲示板ではやたらに横に長くなってしまいます。昨日そうなってしまったので、
ページの一番下までいってパスワードを使って一度削除しました。
そういうわけで、ペーストした後に改めて改行を入れていますが、
昨日のは今までより1行分が長かったですね。
これは、「ルーマニアからこんにちは」の画面もかわってしまって、記入欄がやたらに
横長になったためです。

さて、今日は大使公邸での新年祝賀会。ルーマニア在住の日本人(20歳以上)80人余り
が集まりました。食べ物の準備は大使公邸の調理担当の大島さんという人です。すみませ
んが、自分の記録のためにどんなものがあったか書かせてください。(順不同)
黒豆・栗きんとん・たつくり・かまぼこ・たらこ・からすみ・しめさば・わかさぎのマリネ・
さといもの煮付け・ちらし寿司・えびのてんぷら・肉じゃが・サフランライス・ローストビー
フ・スモークサーモン・生ハムとメロン?・キャビア・イクラ・スクランブルエッグ・サラダ・
鮭など魚の切り身の焼いたもの・ロブスター?・そば・きのこの炒め物・ビーフシチュー……
 
デザ−ト:プリン・ババロア・果物のパイ各種・チョコレートケーキ
 
大島さんがこれを全部作ったのでしょうか?そうだとしたらすごい。まだ20代かと思わ
れる若い男性です。
他でも食べられそうな洋物系はやや不人気で、こんなこともないと食べられないというも
のを私もせっせと食べました。大抵の人が、これが目当てで新年祝賀会に出るというわけです。 
 
2時間ほどで中締めがあって、一応お開き、その後も公邸備え付けのレーザーカラオケで
カラオケなどをしばらくしました。200曲分くらいはあるようでした。私は歌いません
でした。こちらの女性陣は専業主婦が多いせいか、自己主張をする方が少ない、そのこと
が私を少々めんくらわせることもあります。今は専業主婦でも、その前には、ばりばりやっ
ていた人も多いのではないかと思うのですが。

この掲示板開業は、くろはさんが寂しくないようにという河合君のあたたかい配慮からでした。
でも、私だけが書いているのは、これは結構寂しいんですよ。わかってね。


264:MS−IE 4.0 投稿者:福井  投稿日:01月12日(月)

私も、インターネットエクスプローラ4.0に慌ててバージョンアップして
少し後悔している一人です。特にアクティブデスクトップなんて自分のPC
では遅すぎて話にならないので、はずしてしまいました。
画面の表示が「ぬらぬら」(これを新解さんならなんと説明しているか調べて
みたい..今辞書が家に無いので..)と動いて気持ち悪いのは
1) スタートメニュー=>設定=>フォルダとアイコンの中で
  「ウインドウの内容を表示したままドラッグ」って言うののチェックを
  はずず。
2) ブラウザの上に出ているメニューバーの中で
  表示=>インターネットオプション=>詳細設定の中で、
  「スムーズスクロール」をはずず。
のどちらかで直る?と思います。
それから、BCCはブラインド・カーボン・コピー(またスペルを間違える
ので、開き直ってカタカナ)の略で、CCと同じように写しが行くんだけど、
他の人にはその人に写しが行っている事を通知しない(通常のCCだと、誰に
写しが入ってるのか受信者全員にわかる)コピーの送り方です。


265:ブカレスト1月11日 投稿者:くろは  投稿日:01月12日(月)

画面が「ぬらぬら」(私は「もろもろっ」と書いた)と動くのは、お陰でなくなりました。
BCCもわかりました。そうですよね、私もCCで出すと、相手に、他の人のアドレスが
わかっちゃって、これって、いいのかな〜と思っていました。
この4.0は、常にオンラインで作業している人向けのような気がします。
インターネット関係以外でも、思わぬところがかわっていて、驚かされます。

今日は16時間くらい、ほとんど寝ていました。先週の疲れがたまっていたのでしょうか。
睡眠時間は確かに少なかったです。 
またまたこれで夜中に目がさえて、普通の生活時間からずれてしまう。 
 
こちらは今、朝7時はまだ暗いです。空が少し青くなってきたかな、という程度。
8時から授業のあった先週の火曜日は、家を出た7時45分に、まだ日の出前の感じでした。
歩いているうちに、ビルの高いところに日があたってきて、これがブカレストでなくて
アルプスであれば、朝焼けでピンクに染まる美しい山々、といった感じになるところでしょう。
大学やオフィスは8時から始まるのが普通のようです。
ラテン系の国ですが、イタリアやスペインとは違って長い昼休みはなく、そのまま営業
しています。銀行は2時くらいまで。キャッシュカードはないので、お金を引き出すときは、
開いている時間に行かなければなりません。私は空き時間がけっこうあるからいいけれど、
普通のオフィスアワーで働いている人はどうしているのでしょう?  例えば、日本人学校の
先生方は、週に1度、担当の先生が全員の分の書類とパスポートを預かって、まとめて取りに
行っているようです。郵便局は、局によっていろいろですが、7時くらいまでやっています。
曜日によって、7時〜14時、10時〜19時など、開いている時間が違うところもあります。
こんなふうに朝の始業が早いので、ホントは朝から行動を起こした方が1日が有効に使えるのです。
これは日本でもそうですよね。ところが、午前中、うちの中でうだうだしていて、午後から外に出
ると、5時にはもう薄暗くて、あっという間に1日が終わってしまう感じ。早起きがいいのは
分かっているのですが。今日も、もう午前1時を過ぎています。 


266:明けましておめでとう 投稿者:河合  投稿日:01月13日(火)

明けましておめでとうございます。正月は名古屋へ帰省するつもりが
桃子がカゼをひいて、つくばでの寝正月になってしまいました。さて、
ルーマニアから今日はも266発言目になり、過去のログを見るのが
ちょっと大変になってきたんじゃないかと思います。現在過去のログの
整理と住民票のアップデートを実施中です。近々バーチャル鏡ヶ池荘の
ホームページをオープンしますのでお楽しみに。このページはURLを
変えずに継続するつもりですのでご心配なく。

ところで、いま札幌から義兄一家が来ています。ちなみにうちの奥さん
の実家は同じアパートの別室にあります。ディズニーランドに行ったこ
とがないというので先週の金曜に行く計画を一月ほど前からしていました。
ところがあの豪雪ですよ。あきらめて土曜にでかけました。10時から
9時まで実に11時間遊びました。待ち時間の最長はミートミッキーの
1時間、最短はジャングルクルーズの5分といったところです。その帰路
大変なことが起こったのです。ぼくの車、首都高の加平インター付近で
突然エンジンがとまっちゃったんです。タイミングベルトとかいうのが
切れてしまいました。家族を義兄の車に移し、つくばに先に帰ってもら
ってJAFを待つこと1時間。雪の残る首都高ではねられるといけない
から車外へ出てふるえて待ちました。JAFのお兄ちゃんが来てくれた
時は神様みたいに見えましたよ。葛飾区金町の三菱のディーラーまで牽
引してもらって、常磐線の終電でつくばまで帰りました。いや〜、この
最後のアトラクションの待ち時間が一番スリルがあってつらかった。


267:ブカレスト1月12日 投稿者:くろは  投稿日:01月13日(火)

さて、また電話がこわれました。壊れたというよりは、接触が悪くなったと言うとこ
ろです。クリスマスの頃にいちどパソコン&FAXと電話をつなぐコードが接触不良
を起こしましたが、こんども同じ症状だと思います。とりあえず古い電話機で電話は
かけられるし、かかってきた電話を受けることもできることもあって、それほど不安
はありません。それに、前に一度やっていることで、何が悪いのかがはっきりしてい
る、というのも、前回とは違って落ち着いていられる原因かもしれません。
仕方がないので、リュックにパソコンを入れて、大使館で接続させてもらいました。
次回も大使館で接続させてもらうことになると思うので、このメールが届くのは遅れ
ると思われます。うまくいけば、火曜日の夕方に大家さんがスペシャリストを連れて
やってきてくれるということです。

郵便もここのところ日本から年内に送ったものが次々に届いています。普通なら10
日もあれば着いているようですが、年末年始にルーマニアの郵便業務はしっかり休ん
だようで、溜まった郵便物の配達にようやく動き出した、そんな感じです。大通りの
電飾も取り払われて、これでようやく町全体が通常業務に戻ったと言えそうです。こ
のあいだ荷物を取りに郵便局へ行ったばかりなのに、今日またメールボックスに、荷
物を取りに来いという通知が。しかも期限は1月9日まで。通知を受け取ったのが1
2日だというのに。この通知はどこでのんびりしていたのでしょう。また明日行かな
くては。

市場に行ったら芽キャベツがありました。オジサンが軸から芽キャベツをもぎ取っ
て、バケツに入れているところです。緑黄色野菜を探している私にとっては、これは
ゲットしたい野菜です。値段を聞くと1キロ20000レイ。高いかどうかわからな
いけれど、とりあえず、え〜、そんなにするの、という顔をしてみます。バケツの中
の芽キャベツを見ても、あまり美しくはないし、黒くなってしまったのも混ざってい
るし。ホシイ?と聞いてきます。どうしようかな、とすこしうだうだしていると、売
り台の下からさらに芽キャベツがくっついたままの軸を取り出してもぎ取り始めま
す。オジサンはもう私が買うものと決めています。まあ、いいか、ということで、5
00グラムだけ買うことにしました。10000レイ、160円くらい。日本なら2
0個足らずのパックで200円以上するのを思えば安いです。50や60はありそう
です。こういう時のためにカバンに入れておいたスーパーの袋を出して、その中に入
れてもらいました。さて、問題はこれからです。台所で、使える芽キャベツの選別作
業です。オモテの1〜2枚が傷んでいるもの、中まで既に色が変わっているもの、一
つ一つチェックして、食べられる芽キャベツだけにして、そこで重さを計ってみれば
200グラム強。半分以上捨てることになってしまいました。ま、こちらではこんな
ものです。買ってきたものをすぐに調理することはできない。冬のはじめに出回って
いたホーレンソーもそうでした。豚肉とニンジンとタマネギとジャガイモをスープで
煮て、煮えたところに芽キャベツを入れて、牛乳を入れて、ホワイトシチュー風の
スープをつくりました。芽キャベツのグリーンがとてもきれいでした。


268:ブカレスト1月13日 投稿者:くろは  投稿日:01月14日(水)

バーチャル鏡ヶ池荘のホームページですか。○号室とかになるのかな。
それができたら画像も送れる?
どうやら首都圏は2回目の雪に見舞われたようですね。うちの電話で通信できなかった間に。
JAFは大忙しだったことでしょう。河合号の故障は雪が原因だったの?
こちらは毎日ほんとにいい天気で、今日なんか途中でカーディガン1枚脱いじゃいました。

いやあ、朝8時から活動していると、1日に実に色々なことが起こります。
今日は書ききれない。
8時〜  3年生の授業
10時〜  1年生の授業、学生2人の誕生日パーティー
12時〜  大使館、メー送受信、医務官から「歩き方」の本など。
1時半〜  郵便局  荷物受け取り
3時〜  大学  テストの打ち合わせ
5時半〜  大家さん来訪、電話の件
6時半〜  大家さんとメトロへ。電話購入
8時半〜  電話  交換
9時〜  電気代の集金人
9時5分〜  メール、基金と大使館と外務省のバトル?
10時半〜  やっと食事(今日はじめてのまともな食事。とは言っても昨日の残
り。)
0時15分  2日分たまっていたフォーラムの発言を読み終える

大家さんが連れてくることになっていた電話のインストールのスペシャリストが6時
に来ることになっていたのですが、その人を待ちながら、不良電話の件で相談。大家
さんがつかんできた情報によると、なんでも、FAXマシンを取り付けるときは、本
来なら申請しなければならないのだそうです。それで、そのスペシャリストがやって
きたら、申請をして、税金を払わなければならない、さらに、毎月のFAX使用料が
かかる、とのこと。その毎月の使用料が月に50ドルという話もあるとか。50ドル
というのはちょっと信じられないです。特に私は送信にはほとんど使っていない。
(日本へのFAXはニフティのFAXサービス1回40円でしのいでいます。)月に
50ドルも払って、受信だってそうそうあるわけじゃないFAXマシンを維持するつ
もりは全然ありません。そう言う話になって、じゃあ、そのスペシャリストがインス
トールに来なければ、FAXマシンを取り付けていることもわからないわけだから、
ちょっと我々で直してみよう、ということになりました。大家さんの奥さんの方は、
前からずっとそうだったのですが、とにかくあまり考えずに、自力でやってみてしま
おう、とするタイプ。さっそくドライバで電話機のカバーをはずして、中をチェック
しています。構造自体は別に複雑なものではないのですが、前に接触が悪くなったと
ころはあいかわらず切れそうだし、パソコン(FAXも共用)へのコードは全然反応
がありません。
通信ができないから、大使館へパソコンを持っていってやってきた、という話をした
ら、大家さん(ご主人)が、こういうとき、日本人はどうするのか、と聞いてきまし
た。昨日大使館で言われたことを思い出して、「彼らは、新しい電話に買い替えた方
がいい、と言っている」と言ってみました。あまり考えないタイプの大家さん(奥さ
ん)は、もう、すっかりその気で、じゃあ、今から買いに行きましょう、と言い出し
ます。大家さん(ご主人)は、ブレーキをかけて、「でも、我々ではどんな電話を
買ったらいいのかわからないし、とにかく6時に電話のスペシャリストを頼んだのだ
から、少なくとも6時半までは待つべきである」と主張。6時半までの時間を利用し
て、大使館でまだ働いていたJ氏に電話。「買い替えた方がいい」と昨日言った人で
す。そして、どういう電話を買ったらいいのか、外からやってきている電話線との接
続はどうするのか、など少しアドバイスをもらいました。

6時半になっても電話の人は来なかったので、これさいわい、と巨大スーパーMET
ROへ行きました。25ドルくらいの一番簡単な電話です。せっかくなので他にも
シャンプーなどを買いました。アパートに戻って、さっそくつないでみました。無事
OKです。これで電話に関しては、しばらく大丈夫だと思われます。通信もできる
し。

こちらの電話線は、日本のように壁に埋め込まれているのではなくて、外から2本の
細い線で部屋の中に入ってきています。そして、外からのそのコードを交換板のよう
なところにネジでとめて、向かい側の金具に電話機本体のコードをつなぐという方式
です。そのコードの先が、今までは旧タイプの電話機の中にそのまま入りこんでいま
した。こんどのは、コードの先がモジュラージャック(凸)になっています。そし
て、電話機やパソコンやFAXにあるジャック(凹)に差し込みます。問題は、その
コードが短いことです。今までは机やテレビや本棚のある部屋までとどく長いコード
を伸ばしていた(5メートル弱)のですが、売っているモジュラージャック対応の
コードの長さは2m。机の上まで持っていけません。J氏の話では、(日本で私も似
たようなのを使っていましたが、)分岐できるジャックの部品(入口が凹ひとつ、出
口が凹2つ)があって、それをとりつけて、電話とパソコンの両方をつなぎっぱなし
にしているということでした。これがみつかれば、これをいくつかつないで長くする
ことができるかもしれません。現在は仕方がないので、食堂の片隅に電話とパソコン
を置いています。FAXも移動させなければ。

大家さんが帰ってまもなく、こんどは電気の集金人。こちらでは2ヶ月に1度検針と
集金に来ます。アパートの入口に、今日の17時以降に検針という張り紙があって、
これで住民に知らせます。今回払ったのは、9月中旬〜11月中旬の2ヶ月分で、7
25kWhで223000レイ。約3700円といったところでしょうか。こちらの
平均よりはたぶん高いでしょうが、まあ許せる範囲でした。よかった。このアパート
は大家さん名義になっていますからこんな値段ですむのですが、外国人名義となる
と、他の日本人家庭では、外国人料金として、月に1万円くらい払っている家庭もあ
るとか。

電話が新しくなって、もう一つ問題が。呼び出しの電子音が小さい。いままでのはホ
ントにけたたましかったのです。(電話機の中に金属のベルが2つもあった。)これ
からは、寝ている時に電話がかかってきても気が付かないかもしれません。


269:ブカレスト1月14日 投稿者:くろは  投稿日:01月15日(木)

福井くん:喪中はがき届きました。
明日(と言っても、もう今日。5時間後だ!!)、2年生の授業があるので、
見せようかな、と思いますが、ちょっとまだわかりません。来年に持ち越しかな。

公用旅券への渡航先追記は、一旦明るい光が見えたものの、OKの書類が外務省を
回っているらしいという話は、別の国に派遣されている同業者のことだったことが今
日になって判明しました。
こちらの親切な領事担当官が、本省のいくつかの関係部署に連絡してかけあってくだ
さった結果、とにかくルーマニアにいる私のイタリアの渡航先追記はOKではあるら
しいことがわかりました。それで、これからようやく渡航先追記に向けて関係各部署
を書類が動き始めることになりそうです。とりあえずルーマニアの日本大使館の中で
は書類は動いて、公印をもらい、FAXで私の派遣元である国際交流基金には送られ
たはずです。ところが、日本は15日がお休みなんですね〜。またまた東京は雪だそ
うで、通勤通学の人々には幸いの休みでしょうが、こちらとしては、1日でも早くO
Kがホシイのに、またここで1日待たされることになりました。来週の水曜日が出発
なのですが。ま、OKがホントに出るのなら、出発までに間に合えばいいのですけれ
ども。

領事担当官との会話:
「あ〜、出発前に本省の担当課に挨拶に行っておけばよかった。その人を知っている
と知っていないとでは、対応が違いますよね〜」
「そうですよ。全然違います。特に役所はね。利害関係がないから。かわりに人間関
係で動くようなところがあるから。」

こういうところから、モノなんかを送って、自分のところを何とかしてもらおうとい
う風潮が蔓延するのでしょう。モノは送らなくても、顔をつないでおくことは交渉事
にはやはり重要ですね。

領事担当官がこんなに親切なのも、私と領事担当官との日頃の人間関係がモノを言っ
ているもかもしれませんが、この方は本当に親切だし、大使館で働いている他の職員
も、なかなかいい人が多く、そういう面では本当に助かっています。

今回の私の反省事項:
提出書類には、業務に関係のあることだ、ということをしっかり書くべし。(書いた
からと言ってOKが出るとは限りませんが。)今回は初めてだったので、ちょっとお
気楽モードで書きすぎました。
BUT!  業務に関係があることでなければならないのなら、交通費を自費負担させ
るのはオカシイような気もします。公用旅券って、どうもよくわかりません。

なんだかんだ言っても、出発が1週間後になったので、そろそろ予約してあったチ
ケットをもらおうと、スイスエアのオフィスに行ってきました。前にはチューリヒ往
復で478ドルと言われた記憶があるのですが、今日の請求額は378ドル。よくわ
からないけれど、安くなっているのだから文句を言う筋合いのものではなく、黙って
払ってきました。安いとは言っても、今のレートなら5万円弱くらいでしょうか。日
本からのフライトがほんとに割安なような気がしてきます。
スイスエアのオフィスでも、正規運賃だけではなく、いろいろの割引チケットを販売
しているようです。私が買ったのも、そうだと思います。
条件:航空券上の目的地(今回はチューリヒ)で、週末の滞在を含むこと。他にも滞
在期間の制限(上限と下限)があったはすです。
今回は街の一般の旅行代理店では問い合わせてみなかったので、もっと安く行けるチ
ケットがあるのかどうかはまだよくわかりません。列車で移動するならもちろんずっ
と安く行けるはずです。


270:ブカレスト1月15日 投稿者:くろは  投稿日:01月16日(金)

東京はまたまた大雪のようですね。こちらのTVでも、神田明神のがまん大会とか、
雪の中をスニーカーで成人式にでかける着物姿の女性とか、映像が流れていました。
こちらは、今日はくもり空でちょっと肌寒くなってきましたが、その程度で、まだま
だお気楽モードです。

今日は日本人学校の先生からローマの地図をもらいました。イタリアがOKになった
時のためのものです。普通の観光地以外に、行くべきところは日本食材店、それから
寿司屋。そういうのが書いてある地図です。ローマ(または他の観光地)の寿司屋な
んて、いったい誰が入るのか、と今まで思っていた私ですが、こういう人が入るので
す。ナマモノはもうずっと食べていません。その寿司屋は安くはなかったらしいです
が、おいしかったということなので、ここ一番、奮発して食べてきちゃおうかな〜、
と思っています。なんでも、彼らがお正月に行ったときには、「ルーマニアから来た
んです。」と言ったら、板前さんが同情してくれて、オマケしてくれたとか。私も
言ってみなければ。

大家さんに、今度の旅行のことを話したら、それは危険ではないか、と心配してくれ
ました。「アナタハ、トテモ、ユウキガアル。」(英語)とのことです。つまり、一
人で旅行するということについて。私が、「でも、日本では、ブカレストはとても危
険だと言っていますよ。ドロボウはいるし、ジプシーはいるし。」というと笑ってい
ました。まあ、たしかに安全な街とは言えないけれど、それでも、一人ではないか
ら、それほど心配することはない、ということです。ブカレストも、普段歩いている
ときは一人が多いのですけれどね。

今日で前期の授業もおしまい。あとはテスト問題を作れば、大学の方は2月中旬まで
大丈夫です。ただ、これがルーマニア式なのかどうかはわかりませんが、いまだに、
テストについて、誰がどういうことを出題するのか、そしてテストをいつするのか、
ということがはっきりしません。数人で同じテキストを使っているので、問題作成な
ども分担する必要があります。おまけに、今回は私にとっては、ルーマニアでの最初
のテストなので、ルーマニアのテストというもののヤリカタが良く分かっていませ
ん。したがって、自分で適当に作るというのもマズイだろうと思って、指示を待って
いるのですが、関係者が集まって話をする時間もなかなか取れなくて、段取りがはっ
きりしないと身動きがとれない日本人としては、ちょっと困っています。


271:cmic-ml 投稿者:福井  投稿日:01月17日(土)

最近、ミツマ・ミュージックプロダクツと言う音楽事務所のやっているクラシック
音楽情報センターメーリングリスト(cmic-ml)に入会しました。雰囲気はniftyの
FCLAと似たような感じで、いろんなヲタクっぽい話が飛び交っているのですが、
その中に、最近ベルリンフィルのコンサートに行った人の話が有りました。
その人に話によれば、
・当日券を買うため開演3時間前に並びに行ったら3番目だった。
・前の二人も日本人だった
・パンを売りに来るおばさんが来たらチケット売り出しも近い
・当日券は24枚販売された
・結局、1時間前に並べばほとんど大丈夫
と言うような事でした。

http://www.musicinfo.com/


272:訂正 投稿者:福井  投稿日:01月17日(土)

下の投稿、記憶だけで書いたのですが、もう一度もとのメッセージを読み直したら、
「2時間前に並んだら3番目だった」でした。いつもいい加減ですみません。


273:訂正2 投稿者:福井  投稿日:01月17日(土)

すみません、また書き忘れました。下の話は”最近”ではなく、一昨年の3月でした。
こんな事で投稿数だけ増やしていても仕方がないので、近況報告します。

昨日は四響の室内楽演奏会で、準備期間が無かった事もあって、ほとんどゲネ本で、
金管アンサンブルを2曲ほどやりました。大学の時にさんざんやった曲なので、
譜読みは完璧なのですが、技量と持久力の低下を痛感しました。もっと精進しなければ
と打ち上げでみんなと誓い合いました。
最近オケでは、若者?を中心にスキーツアーの話で盛り上がっています。金曜日休みを
取って、木曜の夜行で行き、金・土と滑って土曜に四日市に帰ってきて、日曜日にオケ
の練習と言うスケジュール。私ゃついて行けるんだろうかと不安で、参加するかどうか
思案しています。


274:ブカレスト1月16日 投稿者:くろは  投稿日:01月17日(土)

当日券情報どうもありがとう。
「1時間前に並べば」っていうのは、当日券売り出し時間の1時間前だよね?
8時開演なんだけど、何時に売り出すのかなあ、7時かなあ。
当日券は立ち見なのかなあ?
最初の海外旅行(ゆきちゃんと行ったヤツ)でも並んだけど、並んでいると、
そこに、都合でいらなくなったチケットを売りに来る人も現れました。
そういう人から買ったチケット1枚を立ち見2枚と交換して入ったのだった。
もう14年も前のことです。14年たってもほとんど同じことをしている私。
3日連続で同じプログラムなので、1日めがだめでも再挑戦するつもりです。

ようやくイタリアOKの通知が月曜日にも届く見込みになってきました。
やっほー。
メールがあったからこその、この2週間でした。もしもメールがなかったら、日本と
の時差が7時間のこの地で日本の役所と連絡を短期間に頻繁にとりあうのはとても難
しいことだったにちがいありません。こちらのオフィスの始まる時間が日本では既に
午後4時。日本では残業しているに違いないとはいえ、直接連絡をとりあえる時間は
本当に限られています。実際には、今回の経緯の中での交渉の手段の中心はメールで
はなく電話でした。私自身が電話で話したのは、自宅から大使館にだけで、日本とは
直接話はしませんでしたが、大使館と外務省の間では、電話がもっぱらの交渉手段で
した。公にはメールはまだ使われていないようです。そろそろシステムとして導入さ
れるという話ですが。
しかしながら、非公式に基金の担当者といろいろな情報交換をメールでやりとりした
からこそ、この結論にまでこぎつけることができたのは疑いようのないことです。い
やはや大変だった。
事実、今月のメールの数は今までの倍です。今までは出したメールが1ヶ月に100
通(浦和フィルMLへのも含む)くらいでしたが、今月は今日ですでに100通をこ
えました。時間的にはどうなんでしょう、電話の方が短くてすむのかもしれません
ね。メールを書くのにも、結構時間がとられます。仕事関係では特に言葉を選ばなけ
ればならないし。

でも今回の一件の一番の「功労者」は、なんといっても領事担当官です。本当にお世
話になりました。もう、ほんとに親切。熱心。実は外務省職員ではなくて、警察庁
(警視庁?)からの出向で来ている人です。オウムの事件のころには捜査などにも携
わったとか。大使館では背広姿だけれど、日本ではお巡りさんだったわけで、町の交
番にいる親切なお巡りさん、という図がとても似合いそうです。これだけいろいろ熱
心にやってもらうと、お礼をしたくなるのが人情ですが、相手は公務員。(私もそ
う。)ルーマニアでは入手不可能な納豆1パックをお土産に買ってきてもまずいのか
しらね。

あの、でも、イタリアにはほんとに仕事がらみで行くんですよ。なにせ、ルーマニア
語とイタリア語はともにラテン語を起源とするロマンス語系に属していて、こちらの
人はイタリア語は勉強していないけれどもわかる、という言葉らしいです。こういう
感覚は日本語を母語(母国語とはいわない)とする人間には決して味わえないんで
しょうね。東京で生まれて育っても、大阪弁は勉強せずにだいたいわかる、という感
覚に近いのかしら?
とにかく、そういう言語的な近さがあるので、イタリアでイタリア語で書かれた日本
語の教材があればちょっと見てこようというわけです。なにしろ、ルーマニア語で書
かれた日本語の教材は皆無に等しいので。ローマには、日本文化会館という、国際交
流基金のオフィスもあるんですよ。

今日スーパーへ行ったら、ダイコンがありました。350円近くしたけれど、思わず
買ってしまいました。明日ちょっと集まりを開くので、豚肉といっしょに醤油味の煮
物にしてみました。メインはカレーライスなんですけど。すごく変な取り合わせ。


275:ブカレスト1月17日 投稿者:くろは  投稿日:01月18日(日)

今日はアパートにお客様をお招きしました。
日本人です。ほんとは3人来るはずでしたが、一人は彼女のアパートの大家さんとの
何かがあって、来られなくなりました。したがってお客は男性2人。
昼ご飯ということで、メインはカレーライスです。前の日に作ったカレーがおいし
い、ということで、昨日の夜中に作っておきました。あとは白菜とりんごのサラダ、
昨日スーパーでみつけたダイコンと豚肉の煮物、ハウスプリン。
炊飯器が3合炊きなので、カレーライス用のごはんの分量としては4人分では心配で
した。実際、男性2人はおかわりをしたので、もし4人になっていたら足りなかった
ところでした。そういう時のために、一応、昨日もごはんを炊いて冷ご飯を用意して
はありましたが。(温めるには電子レンジがないので昔みたいに蒸すしかない。)

私自身はこの2人と面識がありますが、彼ら同士は今日が初対面です。Nさんは東京
大学の博士課程の大学院生(休学中)で、ルーマニア現代史が専門。ブカレスト大学
の大学院生でもあります。もう一人、Sさんは、私と同じ頃にやってきて、今は学部
留学の前の語学教育をうけている学生です。彼の話によると、毎日4時間のルーマニ
ア語の授業があるけれど、教え方のずいぶんひどい、人間性を疑うような先生も中に
はいるとか。お腹が空いたからもう終わりとか、親戚が来るから休みとか、ただテキ
ストを読むだけとか。

せっかくなので、日本からもってきた柿ピーとサキイカを出しました。モッタイナ
イ、と思って袋を開けないうちに、実は賞味期限も過ぎてしまっています。でも大丈
夫そうです。まだ少しテーブルの上に残っていますが、日本と違うのは、時間がたっ
て柿ピーが湿気るのではなくて、サキイカが乾燥して固くなってきたこと。私自身は
幸か不幸か鈍感で湿度の低さを感じませんが、こういうモノを見ていると、あきらか
に日本とは違う湿度のところにいるんだなと実感させられます。

Nさんが持ってきたムルファトラーという地名のついたワインは甘口の白。1982
年もの。アルコールが苦手な私でも、ぐいぐい飲めてしまう飲みやすさです。ルーマ
ニアはほんとにワインはおいしいと思います。そして安い。今日の1982年ものは
どうだか知りませんが、普通のワインなら250円もだせば良いのが1本買えます。
前にも一度書いたように思いますが、自家製ワインもアリです。ガス入りのミネラル
ウォーターで割って飲むというのもアリです。ホントかどうかしりませんが、日本の
ワインの会社は、この安くておいしいルーマニアのワインを樽で輸入して、ブレンド
用に使っているとか。Sさんがアルコールがダメだったので、Nさんも遠慮してあま
り飲まず、けっこうまだ瓶に残っています。せっかくだから、おいしく飲めるうちに
飲んでしまおう。つまみは柿ピーとサキイカ。

ルーマニア語に堪能なNさんの話によれば、天気予報ではこれから寒くなると言って
いるとのこと。事実、今日は外では小雪も舞っていたとか。今までが暖冬すぎました
ね。1ヶ月以上雪はふっていません。


276:ブカレスト1月18日 投稿者:くろは  投稿日:01月19日(月)

さて、旅券のあれこれも目処がたってきて、ようやく旅行の準備をしようかなあとい
う気分になってきました。
相変わらず本が重い。「歩き方」などのガイドブックは、いつも関係のあるページだ
けをはがして持っていくのですが、それでも重い。紙って、どうしてこんなに重いの
でしょう。もともとは木なのに。
それに寒さの予測が難しい。今のところブカレストは暖冬で、日本の冬と同じくらい
なのですが、ベルリンはずいぶん北だから、もう一枚持って行こうかなあ、とか思っ
てしまいます。でも、ルーマニアからベルリンに行くのだから、西側のバーゲンで寒
いのを言い訳に何か買うのもいい。もし雪が降ってしまったら、ぜったいベルリンで
雪用の底になっている靴を買います。

それから今日は靴下の穴の繕い。タイツ・靴下など、こちらでももちろん売ってはい
ます。スーパーにもあるし、道端でもオバサンやオジサンが小さな台の上に並べた
り、両腕を陳列台がわりにしたりして売っています。
昨日うちに来たNさんによれば、こういう道端の物売りの人も、勝手に商売している
のではなく、ショバ代があって、地下組織に、ではなくて、市に払っているのだそう
です。(ほんとかなあ、そうはみえないけどなあ)

で、タイツ・靴下ですが、サイズも素材もよくわからないので、こちらではまだいち
ども買っていません。そんなわけで、ちょっと穴があいたくらいでは、日本から持っ
てきた靴下は捨てられない。特に冬用のウール混のものは。私の足は人差し指(とい
うの???)が一番長いので、そこから擦り切れます。片方に穴があいた靴下も旅行
には持っていきたいので、思い立って繕い物をしました。電球を中につっこむと確か
に能率がいいです。「かあさんが よなべをして〜」手袋ではないけれどそんな心境
です。と、しみじみ感慨にひたるほどのこともなく、10分もかからずに終わりまし
た。繕い方は我流です。まあ、とにかく穴がふさがればいいわけで。

ついで。ストッキングもたくさん持ってきましたが、節約と実用を兼ねて基本的にパ
ンツで過ごしているので全然減りません。帰国するときに残ってたら道端で売ろうか
な。


277:バーチャル鏡ヶ池荘ホームページ 投稿者:河合  投稿日:01月20日(火)

お待たせしました。バーチャル鏡ヶ池荘のホームページ開設です。といって、
たいそうなものではありませんが、過去のログを時系列で並べ変えて読みやす
くしたものや、住民票へのボタンなどがあります。くろさんの旅立ちになんと
か間にあったかな。

ひょっとしてくろさん、デジカメ持ってたんでしたっけ。ぜひ写真を送って下
さい。ホームページのURLは...

http://www.intio.or.jp/kawai/roumania/


278:ルーマニアの国旗 投稿者:河合  投稿日:01月20日(火)

過去のログはまだ "000-050" しかできていません。けっこう力技で
やってるもんですから...。ところで、ルーマニアの国旗ってこれ
でいいのかしら?とあるイラストデータ集によれば「青、黄、赤」の
三色旗だし、オンラインで検索したフラグデータベースによれば「黒、
黄、赤」の三色旗、娘のIt's a Big Big Worldなる絵地図によれば「
青、黄、赤」の黄色の部分に何やら紋章のようなものが書き込まれて
いるしで、とりあえずオンラインデータベースのものに合わせて、画
像データ集から3つの国の旗をつなぎ合わせて作ってみました。


279:ブカレスト1月19日 投稿者:くろは  投稿日:01月20日(火)

早速拝見しました。おつかれさまでした。
やっぱり上から順番の方が見やすいですね。
ルーマニアの国旗は左から青黄赤です。左右上下対称の国旗をもつ私に言わせれば、
旗のウラオモテで青黄赤にも赤黄青にもなるやんか、というところですが。
ちなみにお嬢さんの本のは89年の革命前のものです。革命当時、その紋章の部分を
くり貫いた旗を持っていた映像がテレビでもよくうつっていました。
黒黄赤はルクセンブルクのようです。データベースにはしっかりしてもらいたい。

ところで、ホームページということは、不特定多数の人が接続する可能性がある、
ということですよね。「ルーマニア」で検索すれば、出てきちゃう、というように。
ちょっと基金とか外務省とか、話題としてマズイかなという気もしたりして。

それから、画像はどこに送ればいいのでしょう?
デジカメは持ってますが、いまだにパソコンに取り込んだことがない。
いちどパソコン上で見たけれど、保存はしませんでした。

基金からのOKの連絡はまだ大使館に届いていません。とりあえず追記の申請書とパ
スポートを置いてきました。大使館までは徒歩で10分ちょっとなので、こうして
ちょくちょく行くことができますが、これが30分もかかるところだったら、こうし
た連日の大使館通いも結構負担になったところでしょう。10分でも、先月のような
寒波が来ていたら大変だったでしょう。
大使館のメイルボックスには年賀状など郵便物がどんと入っていました。ようやくブ
カレストの郵便局の配達も、年末年始の郵便物整理が終わりに近づいたもようです。
消印を見ると、12月27日のもあれば1月6日のもあります。12月16日消印の
クリスマスカードもまじっていました。1ヶ月以上だわ。

それから、旅行中の通信にそなえて、hotmailの日本語版のようなものらしい
RobotMailというのに思わず登録してしまいました。無料なので、広告メールが届く
ことは覚悟しなければならないでしょうが、インターネットに接続できる環境であれ
ば、通信ソフトなしでメールの送受信ができるということで、旅行中にインターネッ
トカフェなどに入る機会があれば接続してみようと思います。あるかな。アドレスは
下のとおりです。見るかどうかわかりませんが、何か緊急の連絡(って何?)があっ
たら、こちらに送っておいてみてください。

アドレスをkurohaで登録しようとしたら、既に登録した人がいるらしくて驚きまし
た。
このサービスについて興味のある方は、次のところまで行ってみてください。

http://robotmail.ne.jp/
まだよくわかりませんが、複数のPOPサーバー(?用語がよくわからない)のをま
とめることもできるみたいです。ただ、こちらで旅行先から接続するとなると、日本
語は読めるかもしれないけれど入力はできないでしょうから、ローマ字になると思い
ます。ローマ字で打つのって、普段ローマ字入力しているんだから似たようなものの
はずなのに、結構めんどくさいですよね。明治の時代に、漢字を廃止してローマ字表
記にしようという運動があったそうですが、そうならなくてほんとによかった。

電話が新しくなって、コードの長さの関係で食堂に電話とパソコンを置いてそこで過
ごす時間が増えたので、テレビを見る時間がすっかり少なくなりました。今日ふと見
ると、いつもつけていたEuroNewsの時刻表示がかわっています。今までもE
uroNewsは右下にずっと時刻が出ていました。12:34というぐあいに。た
だしルーマニアとは1時間の時差があります。今日見たら、はじめの12がなくなっ
て、:34だけになっていました。まあ、たしかにイギリスの時間と中央ヨーロッパ
の時間と、東欧の時間と、3種類の時刻の地域に向けて放送しているわけですから、
:34が公平といえば公平。でもなかなか大胆。

c-kuroha@mail.dddd.ne.jp


280:ブカレスト1月21日 投稿者:くろは  投稿日:01月21日(水)

ようやく正式にOKが出て、ようやくイタリアへの旅行が認められ、渡航先に
イタリアが追記されたパスポートがようやく私のところに戻ってきました。出発の2
4時間前ですよ。ひやひや。領事担当官なんか、この件で、昨日は真夜中に本省から
の電話でたたきおこされたそうです。(どうしてかはここで書くのは差し控えさせて
いただきますが。)私のところにも深夜(日本では朝なんですが)、電話ではなかっ
たのですが、新たな問題の発生を告げる不吉なメールが届き、またまた暗礁に乗り上
げかけました。

まあ、終わりよければすべてよしということにしましょう。

以前お願いしていた犬養道子の本、浦和フィルMLの方で発見されました。
今日はいいことが重なる日と言えそうです。

夕方、来客を告げるベル(うちのは鳥の鳴き声みたいのです)がしました。来客の予
定はないので、ドアを開けずに「ダレデスカ」と訪ねると、「下ノ…デス。」(…部
分は不明)と言っています。階下の顔見知りの奥さんかなあ、声は違うなあ、と思い
ながらもアヤシイ感じはしなかったので、ドアを開けてみると、やはり知らない女性
です。手に持っているのは年賀状。「コレガ、シタニアリマシタヨ」と言いました
(たぶん)。郵便受けには部屋番号がないので、その人のところに間違って入ってし
まったのかもしれません。でも、捨ててしまわずに、こうやって持ってきてくれまし
た。ルーマニア人って(と一般論に結び付けるのも安易ですが)、こんなふうに親切
なんですよ、という良い例でした。

さて、そんなわけで、日本時間で21日(水)午後9時頃、最後のメールチェックを
して出発します。帰ってくるのは2月6日(金)です。この間はブカレスト便りもお
休みです。たぶん。昨日も書きましたが、インターネットカフェなどがあったら、ト
ライしてみるかもしれません。

しかしまだ出発はできない。
試験問題を作らなければ…


281:訂正! 投稿者:くろは  投稿日:01月21日(水)

すみません。
ささいなことですが、#280は「ブカレスト1月20日」の誤りです。


282:お気をつけて 投稿者:河合  投稿日:01月21日(水)

気をつけて行ってきてね。2週間以上会えないんですね。デジカメいっぱい撮ってきてね。

バーチャル鏡ヶ池荘のホームページはとりあえず見つからないと思います。昨日gooで
「ルーマニアから」というキーワードで検索しましたが見つけられていませんでした。
www.intio.or.jp/index.htmlに私のホームページは登録してありませんし、www.intio.
or.jp/kawai/index.htmlもつぶしてありますので外からのダイレクトリンクがない限り
サーチできないとふんでいます。どうぞご安心を。

画像データは添付文書の形でkawai@intio.or.jpまでメール下さい。ホームページに写真
のコーナーを作ります。

おみやげ忘れないでね。いってらっしゃい。


283:ホームページ更新 投稿者:河合  投稿日:01月22日(木)

バーチャル鏡ヶ池荘のホームページ更新しました。過去のログが全部読めます。
住民票に長坂君を追加しました。
ルーマニア国旗の色を訂正しました。

ルーマニアといえば、昔のプリマに「カレーにめちゃくちゃ凝っている国はどこ」
とかいうようなのがあったのをふと思い出しました。正解はルーのマニアでルーマニア


284:Berlin 1-gatsu 22-nichi 投稿者:kuroha  投稿日:01月23日(金)

Zannen nagara kono cafe no kikai dewa http no gamen to iedomo
Nihongo wa dame desu. Key board no haichi mo chotto chigatte ite,
T no migi ga  Z ni natte iru nowa ikanimo Deutchland (konna tsuduri?) desu.
Aruite itara sushiya ga atta node, bangohan wa osushi deshita. SHIAWASE!
Berlin-Phil no ticket office ni ittara, ashita no concert no ticket ga
mada urenokotte imashita. Yasui seki dake ga nokotte imashita.
Alpen-Sinfonie nanode, Oke no ushiro yori wa hasikko demo kyakuseki gawa
ga ii to omotte, 26DM(2000en jaku) no seki ni shimashita.
kono gamen mo jitsuwa, modoriiro no bubun wa zenbu mojibake shite imasu.
Gamen ni narete irukara soredemo daijoubu desu ga 282 to 283 wa zenzen
wakarimasen. Sumimasen.
Korekaramo kouiu omise ga ooi kamo shiremasen ne.


285:Re 284 投稿者:Kawai  投稿日:01月23日(金)

Kuro-san, tooku Berlin no chi kara no message kangeki desu.  Watashi wa Kyoto
ni shucchou datta 1-shuukan desura net-cafe he ikunoga okkuu datta noni...

282 to 283 ha watashi no toukou desu.  Virtual Kagamigaike-sou no kako no log
ga kansei shita koto to kono homepage ha robot niwa mitukatteinai koto ga kaite
arimasu.  Sore to, Ki wo tsukete itte kite ne, to, Degi-came de ippai shashin
totte kitene, to, omiyage tanoshimini shite imasu, ga kaitearimasu.  Sousou sore
kara Roumania no kokki no iro wo teisei shite okimashita.


Berlin-Phil de ikinari Alpus desuka.  Uun urayamashii.


286:Kawai-kun sugoi!! 投稿者:Fukui  投稿日:01月24日(土)

Itsuno manika taitle sonota ga doitsugo ni nattemasune kokomade
kitara "toukousya" to "toukoubi" mo doitsugo ni shitehoshikatta.

kuroha-san ga italia ni tsuitara kokomo italiago ni narunokana?
(simatta! ochi wo saki ni itteshimattaka?)

  


287:Re 286 投稿者:kawai  投稿日:01月24日(土)

Fukui-kun mou mitekuretano desuka.  Mada koushin shite kara
15 fun teido nanndesu yo.  Mou Italia-go no koto made yomaretaka.

Sate, zannenn nagara TOKOSHA to TOKOBI ha binary data no tame
henkou fukanou desu.

Shuto-kou de kowarete shimatta my Galant ga naorimasita.
Ashita Tokyo he torini ikimasu.  Tsuideni Hibiya ni aru Northwest
Airline he itte tamatta milage wo koukann shitekoyou to omotte
imasu.  Saipan oofuku muryou ken 2 nin bunn ni narimasita.


288:Re re re no re? 投稿者:Toku OHTO  投稿日:01月24日(土)

hisasiburini nozoitemitara...... min na eigoni natteru!?!?!
to omotte shimaimasita...
demo romanized shita nihon go ha totemo mendokusaidesune.
ichiichi tangogotoni kugirunogamenndoude tunagetekaiteimasu.
meidai oke ni kon dono harumo Extraplayer suru kotoninariso-desu.
bou ha nannto monsieur Y. Komatsu desu. Mo-ho- nanode okeno
gasshuku ni tomatte tanosinnde iru youdesu.
siki sya de onboro ryokann ni gakusei to isshoni tomaru sikisya nannte
kare kurai na mono desu.
kyoku ha Sibe1 to Tchaiko. no Rome&jyuri nan ka wo suru soudesu.
deha.
mata. jikann ga attara nozokimasu.


289:Berlin 1gatsu 24nichi 投稿者:KUROHA  投稿日:01月25日(日)

Kyou wa netscape ga haitte ita node, nihongo ni kaerareru kana to
omottara, nihongo no bubun wa zenbu sikaku ni nattemashita.
mise no oniisan ga, kondo kuru toki made ni nihongo ga yomeru youni
shiteoku to itte kuremashitaga....
Kono mise wa sekkyokuteki ni sagashita no de wa nakute,
Hotel to hankagai to wo tsunagu ru-to no norikae chiten de,
tamatama mitsuketa no deshita.
soreni watashi wa kouyatte kugitte kaku koto mo taishite
ku ni naranai no wa, syokugyoujou no koto mo kankei ga aru kamo
shiremasen ne, hiragana demo iwayuru wakachigaki wo suru
koto mo arimasu.
(Daibu Doitsu no key-board ni narete kimashita.)
Berlin-Phil wo Philharmonie de kiku no wa 3kaime deshita.
nanto butai no ue no hankyouban wo sita ni miru takasa no
seki de, tenjou ga totemo chikai. shoumei kigu no ushiro
deshita. Dakara nano ka, hakusyu ga yatara ni urusakatta.
Ensou wa mochiron subarashikatta shi, dagakki mo iroiro
omoshirokatta desu. cow-bells wa score ni wa douiu huu ni
kaite aru no ka, mitai desu. 2retsu ni narabete tsurushite
aru cow-bells wo, cow-bell wo hitotuzutu motta te de
sawatte narashite imashita.
hitori no toki mo hutari no toki mo arimashita.
wind-machine? mo atta. Eeee! mou yama no choujou made tsuite
shimatta nooooo! to zannen ni omou hodo deshita.
kyou mouichido ikitai kurai deshita ga,(ticket wa arisou datta),
concert ga owatte 30-pun go no ressha ni noranakereba naranai
node, philharmonie kara eki made no idou wo kangaeru to muri
deshita.
Sate, watashi wa konban yakou ressha de Munchen ni mukai,
sarani noritsuide Austria keiyu de Italy ni hairimasu.
Sarani norikaete, ichiban minami no Sicilia-tou no Africa
taigan no Agrigento to iu machi made chokkou shimasu.
Umaku kippu ga torereba, Getsuyoubi no gogo ni toutyaku
suru yotei desu. Sicilia no inaka desukara,
internet wa amari kitai shinai de ne.
Buon Giorno da Italia
(zenchishi mo tsuzuri mo iikagen)  
ga moshika shite dekiru no wa
1shuukan go kurai ni Roma ni tsuite kara kamo.
nagaku narimashita. matane.



290:Tsukuba 1 gatsu 28 nichi 投稿者:Kawai  投稿日:01月28日(水)

Kuro-san dousitemasuka nee.  Buji Sicilia-tou ni tsuita noka naa.

Konshuu no nichiyou ni hantoshi buri ni Fagott wo oke de fukimashita.
Tchaiko no sym. 4 desu.  Honban ha 5 gatsu desu.  Cello ha zenzen
omoidoori ni naranakatta kedo Fagott ha sorenari ni yuukoto wo kiite
kurerunode kimochi yokatta.  Brahms 4 no cello de sukunakarazu
shock wo ukemashita.  Shugyou ga tarin to...


291:Tsukuba 1 gatsu 29 nichi 投稿者:Kawai  投稿日:01月29日(木)

Kongetu no 9 nichi, 15 nichi to futta yuki wa imada ni tokekitte imasenn.
Neyuki ni natte shimatta no kanaa.  Mai nichi samui hi ga tuzuite imasu.
Kaze mo chittomo naoranai.  Kongetsu mo getumatsu wo mukae, salaryman no
minasann wa isogashii hibi wo okutte irukoto to omoimasu.  Daibu kono
wakachi gaki nimo narete kimashita.  Kekkou hayaku uteru youni narimashita.

Uchi no okusan no Chiho san wa 2 gatsu 10 nichi ni Eigo no speech contest
ni derunode harikitte imasu.  Daizai wa, aite wo first name de yobukoto no
subarashisa wo toriagerunodatoka.


292:Tsukuba 1 gatsu 30 nichi 投稿者:Kawai  投稿日:01月30日(金)

Tsuini kimashita getsumatsu day.  3 gatsu ni yotei sareteita milestone kaigi ga
2 gatsu sue ni hayamatta node 3 gatsu ga jiyuu ni natta!  Fu fu fu niwakani ryoko
no keikaku ga fujou.  Kotoshi wa SAIPAN jaa!!  Northwest Airline no SAIPAN ohfuku
muryou ticket wo teni iremashita.  Ato wa hikouki no yoyaku ga toreruka douka ni
kakatte imasu.  

Kyou wa viola no concert ni ikimasu.  Watashi tacih fuufu no kyoutsuu no yuujin
no ensoukai desu.  Tsukuba no KAPIO HOLE toiutokoro desu.


293:Hello Kawasaki 1gatu 30 投稿者:Weissen Miyawaki  投稿日:01月30日(金)

Hello! This is Weissen(Miyawaki) speaking. 
Hajimete kokoni hairimasita. Kuroha san genki? Berlin ha sazokasi samukarou.
Kawasaki mo totemo samui. yukimo mada aru.
Asitaha Chamber Music no mini Concert wo yarimasu. Toshiba Phil no oyoso Utiwa
no Concert desu. Watasi ha Branden no 2ban to Masu ni demasu.
Senjitu Branden no rensyuu de kaishano  moto eraihito no ieni ittara Chembaro to
Piano no ryouhouga arimasita. odoroki.

deha mata


294:Tsukuba 2 gatsu 3 nichi 投稿者:Kawai  投稿日:02月03日(火)

Koreto itte kawaranu mainichi.  Sakunenn sue ni sinhatsubai ni natta Ikaiyou no
kusuri no promotion data wo sakusei site imasu.  Ippai ureruto iinaa...

Kuro-san Roma ni buji tuitadeshouka.


295:Roma 2gatsu 3nichi 投稿者:Kuroha  投稿日:02月04日(水)

Roma ni wa sasugani internet-cafe ga atte,
information de list mo kuremashita.
Kono cafe wa, Vacican no sugu tonari desu.
ikansen, wariaterareta seki ga,
gamen to key-board to no kyori ga
1-meter mo atte, ichi ichi tachiagatte gamen wo
kakunin shinagara utanakereba naranai.
Kono seki wa, 4-nin de hitotsu no gamen wo 
mite tanoshimu tameno seki no youdesu.
Sate, Roma wa, kyou wa ame.
soredemo nihonjin kankoukyaku wa takusan imasu.
Sicilia-tou wa, otenki mo yokute, almond no hana ga
saite ite,hito mo sukunakute, gokuraku deshita.
Aoi umi tte, hontou ni ii mono danaa to 
tsukuduku omoimasu. Sicilia-tou ya, minami-italia dewa,
nihon no mikan mitai ni, sonohen ni, orange ya lemon no ki ga
atte, mi wo tawawa ni tsukete imasu.
Watashi no ryokou mo ato sukoshi.
Mokuyoubi no yoru ni Roma kara Zurich ni yakou de idou shite,
Kinyoubi ni Bucuresti ni modorimasu.
Hanashi wa zengo shimasu ga, kyou wa ohiru ni
Osushi wo tabemashita.
Kaki ya hotate ya botan-ebi nado. Maguro mo iinoga choudo 
haitta toka de, toro no oishii nomo arimashita.
Dewa mata. Mokuyoubi no daitai konokurai no jikan ni,
mouichido access suru yotei desu.
Kawai-kun,  hikouki no tada-ken wa, zaseki no waku ga aru node,
dekirudake hayaku nittei wo kimete, yoyaku shita houga ii to omoimasu.


296:Roma 2-gatsu 5-nichi 投稿者:Kuroha  投稿日:02月06日(金)

Italia-go ni narimashita ne! Sugoi!
jaa, ashita kara wa, Romania-go ni naru no ka na?
Roma de saigo ni natto wo katte kaerou to omotte ita no desuga,
nantonaku sonoki ga nakunatte, kekkyoku, daizu nado wo katte,
Bucuresti de moyashi wo saibai shiyou to omoimasu.
Sonohoka, ice-cream wo tsukuru kikai, Pants 2-hon ( Italia nara, 
hakeru size ga hutsuu ni aru ) Basilico no tane nado wo kaimashita.
Italia no genkin no mochiawase ga ato 1200-yen bun kurai shika
nainode, kono cafe no okane wo harattara, ato wa hotondo nokorimasen.
Mou nanimo kawazuni. otonashiku yakou-ressha ni norimasu.
( Ban gohan wa card de haraukedo )
Ashita no asa niwa Zurich desu. Sokokara hikouki de Bucuresti ni 
modorimasu. dewa mata.


297:復活? 投稿者:くろは  投稿日:02月09日(月)

こんにちは。
ローマから無事に戻っているかどうか、心配してくれている人もいるでしょうか?
無事戻ってきました。着いてみれば、いない間に何度か雪が降ったようで、
ただでさえ道がデコボコなのに、そこに雪が降って、積もって、溶けて、凍って、積もって、
を繰り返しているので、もう、歩きにくくて仕方がありません。
こちらの方の正式な復活も、もう少しお待ち下さいませ。
ムジークに出るみなさん、もう土曜日が本番ですね。マーラー9番、いいなあ。

(このイタリア語のタイトルがなくなるのは、なんとなく惜しい!)


298:お帰りなさい。 投稿者:福井  投稿日:02月10日(火)

黒羽さん、やっと帰ってきましたね。ローマ字で読み書きするのは疲れるので、
帰って来てもらってほっとしました。四日市も、昨日から雪です。明日も雪だ
そうで、すっかり雪国になってしまったようです。

ところで、ムジークの本番ってもう今週の土曜日なんですか!!びっくり。一回
位練習を見に行きたかったのに..土曜日は宿直だから聞きにも行けないし。残念。


299:おかえりなさい2 投稿者:河合  投稿日:02月10日(火)

くろさん、お帰りなさい。イタリア語の期間がとても短かったので、
このページはしばらくイタリア語のままにしておきます。それから
デジカメでおみやげの写真待ってます。

ところで、来週の土曜日に友人の結婚披露宴でローエングリンの結婚
行進曲を5人で合唱しようかと考えているんだけど、歌詞がわかりま
せん。だれか知らない?知っていたら教えて下さい。最初のワンコー
ラスだけで、調が変わる前のところまでです。


300:ブカレスト2月10日 投稿者:くろは  投稿日:02月11日(水)

デジカメの写真ですが、一人旅だったので、私の姿は全然うつってないんですけど。

ローエングリンの歌詞ですか。ニフティのフォーラムで聞いてみましょうか?
合唱の会議室かな?
ムジークにも出る、チューバのきんどーくんも、ときどき別の会議室ですが
発言しているのをみかけます。マーラー9番で、すごく短い休みしかない時に、
ミュートをどうやってかぶせるか、というのが最近の彼の話題でした。
そのときに、たしか、14日のバレンタインデーが本番だと書いてありました。
合宿もしたみたいでした。

金曜日にブカレストに戻ってきましたが、復活には少し時間がかかりました。
翌日の土曜日の朝が3年生の試験ということもあって、ばたばたしていました。
オリンピックは、こちらでもEuroSportsという全ヨーロッパ向けのチャン
ネルでほぼ1日中やっています。コメントは英語がほとんどですが、ときどきルーマ
ニア語のコメントになります。

金曜日のフライトは、チューリヒからでした。木曜日の夜にローマを発って、チュー
リヒ行きの夜行列車に乗ったわけですが、朝目をさますと外は雪景色。うっひゃ〜。
アルプスの北と南ではほんとうに全然ちがう。人生観がかわってもしかたがない。
チューリヒの空港駅から空港へはエスカレーターで3フロアほどのぼるだけですが、
その途中にあったスーパーで、モヤシを売っていた(250グラムのパックで
200円くらい)ので、思わず残り少ないスイスフランで3袋買ってしまいました。

話はもどりますが、今回の旅行で夜行列車にたくさんのりました。クシェットという
安い簡易寝台(たいてい6人部屋で男女の区別なし、カーテンもなし)と、高い寝台
(1人部屋または男女別2人部屋)があります。今までにも何度か使ったことがある
のですが、とくにクシェットの場合、ほんとにただ横になるスペースがある、という
だけというのが普通でした。ところが、今回は、乗ったときにいつでもミネラル
ウォーターの小びんがもらえましたし、朝になると、コーヒー、列車によっては、パ
ンやチーズなどの朝ご飯も出ました。新聞がついたこともあった。それに、空いてい
る時期だったので、2人用の部屋でも1人、4人用の部屋でも2人、というぐあい
に、とてもひろびろと使うことができて、よかったです。

で、飛行機でチューリヒを発ちました。お天気がよくて、窓際の席からは、真っ白な
アルプスの山々が見下ろせます。その山なみの険しさが少なくなって平原になっても
雪はずっとつづいていて、結局ブカレストまでずっと雪景色でした。

ローマではヒネショウガをしこたま買い込みました。100グラム1000リラ(7
0円くらい)で、大きなかたまりを4つ、1キロ近いです。ショウガなんて、世界中
どこにでもあるかと思っていたので、日本からはチューブ入りのを2本持ってきただ
け。今回買ったのは、冷凍保存の予定。昨日も今日も、豚の生姜焼きを作って食べま
した。しあわせ。