吉方位取りに関する注意事項

きちんと方角は確認しましょう。

時間と費用をかけて、吉方位取りに出かけても、意外と方位の測定で、間違い・誤解をしている場合が多いのです。私がご相談を受けた中で、経験した間違いを挙げますと、下記の通りです。

平面図だけの測定、家相盤での方位測定、目分量のだいたいの測定、海外の方位の測定などです。

特に、海外の場合は、方位や気流の関係などで、測定が難しい場合があります。また、間違った情報を掲載している本も多数あります。海外は、距離もあるだけに、費用どころではなく運勢上、取り返しのつかなくなる時さえあります。

「土用」期間を覚えましょう。

年間、春・夏・秋・冬と、4回の土用期間があります。18日から19日間です。

暦を開くと「土用」という文字が1月、4月、7月、10月にあります。

その文字の書いてある日から、次の節入りまでが、土用期間です。

(節入り・・・暦の上の、月の始まり。8月は7日の立秋より、節入り)

この間は、土気が盛んな為、吉方位取りは行えません。土いじり、改装なども凶です。

吉方位取りは「その月」に行いましょう。

易学で言う「暦」は、普段使っているカレンダーと少しずれています。

例:「暦」の8月・・・8月7日14時05分から9月7日16時59分まで

8月に「東方位」が吉方位とします。9月に入ったとしても、暦の上では、8月だからと言って、

例えば、9月3日の吉方位取りはお薦めしません。9月の「気」がじわりじわり、流れ込んでいて、すっきりと、8月の「気」の効果が現われにくいのです。

年の変わり目も同様です。

2つ以上吉方位のある時は、1つに絞りましょう。

2000年7月も五黄や、八白など、複数の吉方位を取れる本命星がありました。

欲張るつもりはなかったのですが、五黄の方で、東に7月10日、西に14日と、2つの方位に出かけてしまった人がいました。今の所、無難に日常を過ごしているとのことですが、残念ですが、効果はないでしょう。

2つの方向に行くと、それぞれの「気」がぶつかりあって、体内・運気の中で、「相殺」という作用が起きます。消滅してしまうのです。

ただし、場所は違っても、例えば、同じ「西」方位に2度行くのは、結構です

子供(16歳未満)と大人の吉方位取りは違うのです。

よく、お子さんの運勢を向上するために吉方位取りの相談を受けたり、報告があったりします。

しかし、早まってはいけません。本当に小さい子供には、「小児殺」という特別な方角もあるし、

16歳(20歳)までは、親・大人の吉方位取りの恩恵を受けていれば十分です

子供のうちから、運勢が、吉方位取りがと、とやかく言うのは、子供がかわいそうです。

逆に甘やかすことにもなります。それよりも、親である大人がきちんと、吉方位取りをして、

良い気を取り入れて運を強化することに努めて戴きたいのです。

16歳以上になり、親元から独立したり、高校を卒業して、一人暮らしをする時になって自分本来の吉方位取りが可能です。

吉方位がないのだけど、旅行・出張を計画する場合は?

今年の三碧のように、年間でも吉方位がない場合は例外ですが、長距離・長期間の場合は、

年間の吉方位を利用します。また、月々の「天道」方位を利用したり、旅行のリーダーやお友達の吉方位に相乗りする方法もあります。  参照・天道へ

近距離(50キロ以内)や、1,2泊なら、月の吉方位で、十分楽しい旅行が期待できます。

・方位の影響の度合い

良い効果が出る場合も悪い効果が出る場合も、「重なる」「揃う」という場合に多々あります。

特に良い効果は、年・月・日・時間が「吉」と揃うことにより、効果がでます。

悪い効果というのも、専門的に言うと、日と時間の暗剣殺・破が重なって交通事故が起るなど、

要因があります。

旅行や、出張など、「重なる」「揃う」という事がなければ、神経質にならず、行かれても、

大丈夫だと思います。日頃、きちんと吉方位取りをして「気」を貯めていたり、護身用の水晶を持ち歩いたり、避ける方法もあります。  参照・水晶へ

 

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