2回目

 さそり座・アンタレスへ ・・・ 過去は過去。でも、過去。

過去と言っても、私の中では、「過去世の過去」と「現世の過去」の2つがいつも同じに存在する。

過去世の過去は、「カルマ」と言って、現世に多大な影響を及ぼす要因となるもの。

何故、こんな病気をするのか? 金銭トラブルがあるのか? この人と出会うのか?等・・・

現世の過去というのは、時間の経過と共に経験した事柄。

あの時なー・・と悔やむ。あの時があったから、今幸せ。過去を消したい。あの日に戻りたい、等・・

さそり座の一等星・アンタレスは、老人星だ。何でも知っているかの様に、赤く夏の夜にボーっと輝いている。いくつもの星や生物の生死を見てきたのだろうな。こんな広大な宇宙にしてみれば、私の存在・過去なんて、塵にもならないけれど、宇宙の中に生かされていることには間違いない。

現世での過去・・・今回はこれに心を入れてみよう。  過去世から引き継ぐ過去については今回は割愛しておこう。

誰にも悔やむ過去、催眠術か何かかけてもらって忘れたい過去ってあると思う。言わなくていい過去、

言って欲しかった過去。過去というとどうしても、「引きずる」「暗い」イメージが先立つ。

今は年齢も年歳になった?ので、暴走しなくなった。しかし、いつまた狂い出すかわからないけれど、

このまま行けば私一人の中では暴走しないし、計算高く生きるだろう。「嫌な過去」は作っていかないだろう。時々自分の過去を思い出し、「あー・・・」と時間を超えて胸が痛くなる。あの時、あっちを選んでおけばー・・・と後悔する。「この頃良かったなー。」と過去の栄光に浸る。

現実に引き戻されて、またシラケル。  考えなければいいのに・・・

でも、今この体は、心は全てを記憶している。否定しようにも否定できないくらい、細胞が生き生きと過去から成長をしている。過去を否定することは、今この細胞一つ一つを否定してしまうことなんだ。今の私は否定したくない。「今日のあんたは素敵」っと鏡の前で声をかけてしまうくらいだ。終わり良ければ全て良しと言うけれど、ずっとこの格言が目標なのだろう。

友達からの手紙の一行に「過去の人生のことがこの為にあったんだと思えて、全てを受け入れられるように思うときがある。」とあった。  時間が経って時間が肯定してくれて、私自身か゛納得の境地に

向かうことができるんだよね。 

 

でも、病にかかってしまったり、事件に巻き込まれたり、「ピンチ」状態になってしまった・・・

悔やむ事は今後、なるべく避けたい。誰でも願う事だ。その為にも、多かれ少なかれ自分の経験、

周囲の経験・アドバイス、「過去」に耳を傾け、勉強して行こうという姿勢が生まれて来る。

事を起こす時に慎重に慎重を重ねることに損はない。良いことが発生する時も、「過去」は動き、

不運が発生する前も「過去」はシグナルを送る。それを事前に知る・察知する事に損はない。

 

「過去」を作るのも私だし、調理、消化するのも私だ。受け入れるのは私しかいない。

 

西の窓から、夏の南空の代表星座のさそり座・アンタレス様に、祈る。 長く生きるのは大変なこと。

でも、生きてこそ、過去は振り返られるのね。

 

 ☆1回目 7月中旬・乙女座・スピカへ   ・・・   ふりむけば、叶ってる。 

 ☆3回目 8月下旬・てんびん座へ     ・・・   疑問・相談事の源は。

 

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