3回目

 天秤座へ ・・・ 疑問・相談の源は。

相談ごとがあるというのは、「良いこと」だ。身近な例でいくと、お医者さんに「相談」するということは、「健康になりたい」から相談するわけだ。つまり、誰かに相談するというのは、自分自身の向上を願う美しい手段だと思う。ただし、「愚痴」ばかりの相談、「あれもこれも」の相談は、本当の

「相談」ではないと思う。

私は、「鑑定」というご相談を承る時間を持つ機会があり、その時いつも、お伝えしている事がある。

「2件以内に絞ってください。」「集中してください」・・・と。決して、時間が足りない等の理由ではない。ご相談内容の節々に、対面している方の希望や、本心、そして、「答え」がすでに存在しているからだ。そこの部分を際立たせ、尊重して、鑑定ということで、裏付けしていくだけだ。

どうして、「悩み事」「相談事」が発生したのか、その発生源に焦点を絞ってみたい。

発生源に戻ってみると、「向上心」に辿りつかないだろうか?

源に辿りつくと、不安やおどおどと「どうなるのかなー?」というマイナス的なものは消え、

「何とかやるぞー!」と、腕を上に振り上げたくならないだろうか?

向上心は、「これからどうなって行くのだろう?」という、ぼやけた意思からは、生まれない。

「こうして、こうなりたいから、どうすれば良いのか?」という具体策が感じられれば良い。

正直に言って、個人セッションの時、がっかりしたり、いい加減にして下さいと思った事がある。

「あと一ついいですか?」「もう一つ聞いていいですか?」と鑑定本題時間の終わりにさしかかる時に、

よく言われる事だ。一度に少しの悩みも解決したいというお気持ちはわかるが、何もかも、他人任せにしたり、あれもこれも聞こうというのは、本人にとってもよくないと思う。  私の集中力も一気に欠ける。

一番がっかりしたのは、ある女性が、鑑定を終え、立ち上がり、ドアの所で「有難うございました。解決策が見つかりました。」と終わりの挨拶をしたにも関わらず、「それと、私の子供達の今後はどうでしょうか?」と聞いてきたことだった。(すみません、何だか、私、批判していますね。)

「そんな聞き方ってあるのかなー。」その他いろいろ、やるせない感情が湧きあがってきた。

「もうお時間ですから。」とお断りした。それ以上の言葉は私の口から出なかった。

 

解決したい、幸せになりたいと思ったらとにかく集中力。相談するにも、相談を受けるのも、集中力。

一心に願う気持ちは、内容うんぬんに関わらず叶うことが多い。その姿勢が大切。

 

明日からも出会う人皆に、私は全身を「耳」にして対面して行こう。そして、その方の中にある、

「答え」がその方の環境に合うように引き出せればとそれだけ願う。

 

天秤座は、「選択」「比較」「計量」「つりあい」など、さまざまなイメージを湧きあがらせてくれる。

 4回目へ

 ☆1回目 7月中旬・乙女座・スピカへ  ・・・  ふりむけば、叶ってる。 

 ☆2回目 8月・さそり座・アンタレスへ ・・・  過去は過去。でも、過去。

 

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