私のアガスティアの葉・体験記 Prophecies of Agastya of my own    (体験記1・2・3はリンクしてください。)

体験記1 アガスティアの葉という単語を耳にするの巻

体験記2 ツアーを組む「言い出しっぺ」になるの巻

体験記3 1996年 5月15日 出発当日の巻

体験記4 マドラス到着・・・お香の薫りにカレーの匂い、インド式時間の中で。

夜中に飛行機は、無事、南インドの都市マドラスへ到着した。長旅の疲れと暑さでダラダラと、

空港内を歩く。預け荷物を受け取るベルトまで、ようやく着く。グルグルと、大きなバッグが、

順調に壁から吐き出されていた。「早くホテルに行きたい。」私達のバッグが出てくるのを、

じーっと待っていた。お香の薫りがモアモアと流れてくる。神の国か・・・祈りの香かな?

 突然、ベルトが、がたっと止まった。30分、40分・・・動かない。居眠りしたくても、

暑いのと、人が大勢いるのと、緊張とで、とんでもない。真夜中というのに、空港には、たくさん人々が集まっている。とても、そんな時間とは、思えないほど熱気にあふれていた。

カレーの匂いもどこからか、してくる。そういえば、シンガポール--マドラス間の飛行機の

機内食は、見事にカレー風味三昧だった。

「空港のスタッフの人達、休憩を取りに行ったみたいだよ。ご飯だって・・」

「まだ、荷物出しが、途中じゃない。」「人もこんなにいるし・・」

私達のメンバーの誰かが、教えてくれた。

(ここは、インド。インドの時間にインドの気質。慣れるしかないのかな。)

えんえんと2時間は、待っただろうか、再びベルトが動きだし、やっと私達の荷物も、

壁から吐き出され、流れてきた。私は、16歳の時の初めての海外旅行以来、いつも同じ

バッグで旅行をしている。白かったバッグのあちこちに、黒いタイヤのような傷跡がついている。「今回も無事着いたね。」とベルトから、バッグを手元に引き寄せた。

旅行会社の手配が万全で、空港からホテルまでは、あっさりスムーズだった。

ホテルは、マドラスの中心に位置する「ヘンカラホテル」とっても豪華なホテルだった。

ロビーも、部屋もキンキンに冷房が効いている。外との気温差が有りすぎて、クラっとくる。

私は、ずっと、この旅行期間中、メンバーの最年少の Mちゃんと同室だった。Mちゃんは、

去年のサティア・サイババ ミーティング・ツアーも参加しており、同じくそれに、メンバーのYやんも参加していて、二人は、顔見知りだった。Mちゃん・・・とっても、くったくなくて、明るい印象の女の子だった。私達は、その夜から、明け方近くまで、いろいろな「語り」をした。修学旅行気分のような、カウンセリングを交代に受けているような、とにかく明け方まで、「語り」は続いた。話をしながら、「何を背負って、Mちゃんは、アガスティアの葉を読みに来たのかなー?」と考えていた。Mちゃんと、話すことによって、私の中の「固い部分」が、毎晩、マドラスの空に溶けていく感じがした。

このアガスティアの葉ミーティングツアーって、自分の葉を読むだけじゃ、なかったんだね。

このミーティングツアー中に関わる全ての人から、「知らせ」が届いているんだね。

関わる人・事柄・見る風景・吸う空気・傍を流れていく時間全てが、「予言書」なんだ。

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※ 「続き」を作成中です。完成次第、更新します。

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