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教えて下さる人

やはり、何か、事を学ぶには、極めるには、「師匠」につくのが、一番良いと思います。ただ、好きだから、得意だからというのは、
通用しないと思います。好きだからというのが、一番、厄介だと感じています。「○師匠についている誰々」というのが、とっても綺麗だと思います。
筋が通っているし、系統が分かります。 その系統・系列というのが、大切なんです。
受け継ぐというのが、どんなに、困難で、そして、大事なのかというのが、分かるからです。

今、私は、習っているというか、レッスンに参加しているだけですが、ベリーダンスを習っています。
教えて下さるインストラクター Tさんは、とっても、キュートで、踊りの上手な方です。その方には、師匠さんが、います。
私は、その師匠さんのレッスンも、出た事があります。 何か、羨ましっくてね・・・
Tさんが、時々、「先生に注意されるんですよー。」とか、おっしゃるのですが、羨ましくって、いいなーって、じんわり来るんです。

今、私には、上目線から、タロットカードの読み方とか、解釈を、教えて下さる人がいません。
本当に、教えてもらえないというのは、悲しいです。
以前は、よく師匠に「先生、このコンビネーションは、先生でしたら、どう読みますか?」って、すぐに聞けたのに・・・😢 

というか、私は、弦エニシ師匠の言葉しか、入ってこないので、教えてもらう必要が、今現在無いのかもしれません。
だから、教えて頂いた事を、とにかく、正しく、間違いなく、継承していくしかないのです。私の記憶が、正しい限り。
教えながら、教えてもらうという姿勢にしています。

私の性格も出でいるせいも有りますが、とにかく、教えた事に反した生徒さんに対しては、
即刻、教えるのを、やめます。
「なんて、タカピシャだ」と、これを読んでいる方のなかには、いらっしゃると思います。

でも、私が、経験した、27年間の原宿スターでの、修行は、半端なく、素晴らしいものでしたから、
それに背く訳にはいきません。。
繰り返し繰り返し、弦エニシ師匠と、沢山のタロットカードの解釈、気学の事、恋愛感情、健康問題、
昔話を、してきました。私は、その一言も、無駄にしたくないのです。 

私は、弦先生の、ペンの置き方、ドアを閉める音、電話に出る時の声のトーン、タロットカードの終い方等など、全て、見て覚えました。
ねっとりした、弟子だったでしょうね。だけど、ちっぽけで、パッとしなくて、華のない弟子でした。

今は、とにかく、鑑定する事、教える事を、頑張っています。私の鑑定室は、いつも、師匠の目を、感じるように、装飾しています。
直接、教えてもらえなくても、師匠の遺品に囲まれていると、何かしら、教えが、伝わってくるのです。
時々、夜に、鑑定室や、待合室にある、全てのステンドグラスを点けて、JAZZを、聴きながら、ワイン片手に、ボーっと、空ろになるのです。
ちょっとした、Bar にいるみたいですよ。  聞こえるのです。師匠に教えて頂いた時の「声」が・・・
聞こえた時は、めーっいっぱい質問します。空ろな脳回路ですが、質問しないと、いられないですからね。

教えて下さる人が、いる方が、羨ましい。 私は頭を、早く、切り替えないといけません。師匠がいたという過去を、素敵に、思わないと。
過去になるのが、怖いのです。 でも、過去にまで、走ってもいいでしょう。そこで、又、見つければ・・・
弦エニシ師匠に、この思い、伝わるといいな。

教える事が、出来る時期と、教えてもらえる時期が、同時というのは、とっても、伸びが、ありますよ。
そんな、時期を、私は、過ごせて幸せでした。本当に、弦先生には、感謝しています。
私は、こんなに、弦エニシ師匠との、思い出を、綴っているのですが、書き終えた時、泣いてしまうのです。
でも、弦先生の前では、泣かない。泣けないし。泣いたら、オロオロされるし・・・だから、泣かないです。
弦エニシ師匠、大好きだったんですよ。 私は、何もかも・・・だから、マンションの整理を、頼まれた時は、嬉し涙が、出ました( ;∀;)

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