番外編１９ 番外編１6 番外編17 番外編１８ 番外編２０実は、ハラハラしてました。
今回は、番外編１９話にして、初めて、弦エニシ師匠に対して、「(・・?」を、語ります。
時間に遅れる事が、殆どだったと思います。時間というのは、スターへの到着時間、つまり、鑑定時間には、いつも、お客様を、
待たせていたという記憶が、あります。 たぶん、１時間そこらは、平気で、お待たせしていたと思います。
時間厳守キッチリの私は、ハラハラしていましたね。弦先生の鑑定が始まるのは、私が、鑑定時間を、終えて間もなくだったので、
ちょっと、弦先生のお客様状況を、垣間見る事が、ありました。
私が、帰るときは、先生が、出勤の時間なんだけどなー・・・って、先生に会いたい気持ちと、もう、既にご来店のお客様を、
お迎えしながら、複雑な気持ちで、スターを、後にした事が、何度も有ります。
師匠 弦エニシが亡くなって、６年。今現在、先生の顧客様を、引き継ぐ機会が、たくさん有ります。探されちゃうんですよ。
弦エニシの占方法を、継承しているのは、誰かというくくりで、探されちゃうんですよ。それに、ぶつかるのが、私なんですよね。
しょーがないです。私は、直に、先生に接していたので、弦エニシの流れを、汲んだ占い師に、鑑定してもらいたいという御声に、
応えるしかありません。とっても、光栄ですが、とっても、緊張しますよ。 その時は、師匠の着ていた服を、来ていきます。
そこで、思い切って、聞いてみたのです。スターで、弦先生の鑑定を、受けた事が、ある方々に・・・
「弦先生の鑑定の時、ご予約時間ピッタリに、始まりましたか?」って・・・
答えは、同じでした。 「待ちました。」
でも、どなたも、マイナスな 「待ちました。」では、ないのです。 プラスな 「待ちました。」 なのです。
有名な先生だから、普通でしょ、待たされるのは、当たり前、 何にも思わなかった、そうなの? ets
ちょっと、意外でした。先生の人格ですね。 そう思いました。 そして、先生の占いの実力が、大きい。
誰も、イライラせず、弦エニシの登場を、待っていた・・・ 今、思うと、厳かな光景です。
ただ、外部に対しては、時間には、ピッタリだった記憶があります。
イベントに行く時の出発時間だったり、雑誌のインタビューを、受けるタイミングだったり、
そこは、押さえていましたね。
時間は、読める方でしたね。
あと、師匠に対して、あーあー、だなって思った事ですが、「物を、整理出来ない、捨てられない。」です。
スターという店は、とにかく、物が、ごったガイしていて、その１００％は、師匠の私物でした。
テーブルが、４個有りましたが、その上に、わんさか、荷物・書類を、置いてしまうので、最後は、一つのテーブルしか、
機能していなかったです。
「ここ、普段、物置、倉庫ですか?」って、４回程、お客様から、質問されたことが、有ります。
いえ、ちゃんとした、店です・・・ すんなり、応対した私は、後で、「そうだよな。」って、考えてしまいましたがね・・・
「トイレを、お借りしてもいいですか?」って、これ、お客様に言われると、たじろぎましたね～。もちろん、トイレは、有りましたよ。星座の壁の☆
そこまで、タドリ着くのに、普通の歩行では、行けない状態でしたから・・・
途中、横向きになって、体を薄くして頂かないと、タドリ着けないトイレでしから。その途中には、お茶を入れるセットなどが、有ったりして。
何かの探検隊に、解説してもらいたい位の、道のりでしたから。 今、私が、解説しているか・・・
そんな事、思い出してみました。
今、私の鑑定スケジュールは、１分たりとも、違わず、行われています。
お越し下さるお客様も、気を使って下さいます。
それは、弦先生が、一番、望んでいた姿勢だと思うからです。
弦先生のマンションの部屋を、整理・引き取った時ですが、「物」が一つも無かったのは、「バスタブの中」でした。
お風呂の洗い場には、物が、散乱していました。 バスタブの中だけは、静かでした。 キレイでした。何にもなくて。
弦先生がいらっしゃった空間で、唯一の、「物」が、無い空間は、「バスタブ」でした。
「なんだよなぁ・・・」って、思いました。 ちょっと、笑ってしまった。
先生、今度は、一緒に、お互い同じ吉方位の温泉に行きませんか? 今年２０１７年は、北西が良いですよ。
ねぇ、新潟に行きましょうよ。
私は、先生と、一度も、旅行を、ご一緒した事が、無いのです。
今、先生の遺品を、持ちながら、いろんな所に、行くのが、私なりの、供養の一環だと信じています。
先生と、たくさんの場所に行きたい、笑顔を、下さる方々に、会いたい、その思いで、一杯です。