弦エニシ&me  番外編 6 番外編7

時々、思い出します。師匠・弦エニシとお喋りした事を・・・夢に浮かぶ時も有ります。
弦先生は、セクシーな話題も、かなり、イケた方でした。
最初は、そんな事の話に参戦していいのかなって、私は戸惑いましたが、楽しく話す弦先生をみていて、私は、クスクスと、
笑えるようになりました。それには、時間が、かかりましたが・・・

詳しくは知らないですが、弦エニシは、とっても、モテタ方だと思います。
モテテいたからこそ、恋愛相談が、得意だったり、私達が悩んでいると、的確なアドバイスをして下さったり、
本当に、恋愛相談の神様みたいな方でした。
マジで、外見も、お綺麗でした。透きとおる白い御顔の肌に、うっとりと、眺めていた事が、何度かありました。
なんで、火葬場で、そのお肌に私は、触らなかったのか・・・どうして、前髪にキスをしたのか・・・ それは、私と先生が相談した結果でしょ。
その19 へ
先生のペンの置き方や、ドアの閉め方や、居眠りの横顔など、全て、私には、優雅の世界の方の風景でした。
そう、優雅の世界。その世界に、住んでいる方でした。

なのに・・・ 私は、弦先生の、マンションの部屋を片付けるという、つまり、弦先生のマンションの中身を全て受け取るという、
大きな使命を頂きました。  
優雅の世界の方の現実を見る事になりました。 その23へ
そのマンションの部屋のドアの前に立った時、一番ドキドキしました。優雅な弦先生の空間・部屋。
私は、私の母と、一緒にその時を迎えました。

実は、知らなかったけど、母は、私が、20代の頃、この占い界に関して、弦エニシに、秘かに、私の事を、託していたとの事です。
直接、原宿スターへ、出向いたそうです。  私は、知りませんでした。
先生の、マンションを片づけながら、作業中に、母が、私に、この事を告げてくれました。
何で、こんな時に、そんな重大な事を、告白するのかよって、思いましたが・・・
母は、占い界の母である 弦エニシに、挨拶をしたかっただけだと言ってました。

それだけでは、無いでしょう・・・  私は、部屋の天井を見上げました。もう・・・ 何て事してくれたんだよ・・・ 

母がまたまた、言いました。「弦先生に、ユキちゃんの結婚の事、聞いたのよ。あの子、晩婚だけど、素晴らしい結婚出来るって♡」
あのね・・・  
ユキちゃんというのは、私の一歳違いの妹の事です。慶応義塾大学看護科卒で、メチャメチャ仕事ができる、
ケアマネジャー・正看護師・教員という、私とは、かけ離れた存在の妹です。 私は、本当に、文系しか出来ない、偏り頭脳ですから。
ユキちゃんは、注射・点滴が上手です。無痛だそうです。 スゴイゼ!   東京都に住んでいます。めったに会いません。

そうそう、セクシーな話に戻りましょう。何で、セクシーな話なの?
異性との関わりをとても、重要視していた方でしたね。私的な部分でも、仕事でも。
同性の方で外部関係者と、関わったのは、私が知っている中では、タロットカード教本のイラストレーターさんかな・・・
結構、弦先生とは、セクシーな話で、盛り上がりましたよ。
特に、私に彼氏が出来た頃からは・・・笑っちゃうけど。今の主人と、出会った頃の話ですが・・・その35へ
もう、そうなると語る時に赤面する事は、無かったですね。
恋をする事、熱くなる事、どうなのかしらっと探る時、情熱を燃やす時、会えない時の感情、電話で話した時のドキドキなど、
私は、弦エニシの恋愛に対する思いを、一番多く聞いた女だと思っています。
 LOVE  IS  EVERYTHING     I  FELT LOVE    TOGETHER


弦先生、私ね、先生の事、いつまで、思えるのかしら?
私、まだ、40歳代ですから・・・   これから、先生がいないで、どう過ごしていけるか本当に、不安なんですよ。
なんで、死んじゃったんですか?  どうして、こんなに早く、死んじゃったんですか?
まだまだ、教えて頂きたい事があったのに。

「あら、ミミちゃん、元気にしているじゃない。ちょっと、居眠りしていたら、何か、雑音が聞こえたの、起きちゃった。」

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