私のアガスティアの葉・体験記 Prophecies of Agastya of my own    

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体験記9 病人続出 、ふー・・・大変。

インドに行くと、「大好き」になるか、「大嫌い」になるか極端に意見が分かれるといわれる。

それと、「人生観」が変わるとも言う。また、日本における「常識」が全く通用しない場面もある。

現地に着いて、3日目、4日目になると、私達の体にも精神にも、変化が出てきた。

まず、メンバーのうち、Jパオさんと、S朗さんが、夕方、食事の時間になっても、レストランに姿を見せなかった。 せっかく、予言の内容がわかったから、ゆっくり、語ろうと思っていたのに・・・聞くと、体調が悪く、ベッドにうずくまっているらしい。

次の日からは、「シャンティ・ディクシャ」といって、「カルマ解消法の行」が始まった。

自分を守って下さる神様のお寺を廻って供物を奉げたり、街の人?に葉に書いてある指定の数だけ、食料や洋服を差し上げて施しを分け与えたりする。(周りに人がたくさん集まってきて、奪い合いがあったりと、怖かったのは事実です。)リーダーの福島さん、現地の通訳の方2人、忍田先生、Yやん、Mちゃん、私の7人で廻ることになった。N美さんは、この時、ホテルで待機していたのかな?

Mちゃんの守護神のドゥルガー女神のお寺を訪ねた時だった。突然、Mちゃんがオイオイと、泣き出した。周りをはばからず泣き出した。私は何が起ったのかわからず、ただ「どうしたのー?」と、おろおろするだけだった。

忍田先生が、「これで良い」とMちゃんの肩をそっとたたく。

福島さんが、「昔を思い出している。」と静かに言う。昔というのは、現世での昔、それとも、

過去世での「カルマ」としての昔・・・・? 

「Mちゃん、昔を流そう。」

涙を流すというのが実に清らかで無垢な表現なのかなー、とふと思う。

Yやんの守護神はバーラー・ジーだ。ヴィシュヌ神の化身である。レモンの香りのする小さなロウソクに火を燈し、カルマ解消のお祈りをする。Yやんは、どんな宿命・宿題を背負って今、存在しているのかなー・・・とにかく、Yやんのカルマが少しでも早く解消し、幸せが訪れますようにと皆でお祈りする。  

こんな、「お祈り」は生まれて初めてだった。他人のために、形にならない、はっきりしない祈りを奉げるなんて・・・最初、このシャンティ・ディクシャの説明を受けた時、「他人の分もお寺廻りするのー?」と思った自分がとっても、情けなくなった。

一緒にアガスティアの葉の予言を読み、その空間・時の流れを共有したメンバーが、幸せになりますように。 他人を祈りを通して本心でいたわる意味を味わった。

さて、私の守護神ラクシュミー寺院に到着。ラクシュミーは7つに変化する神様で、変化によって、御利益がちがってくる。一つ一つの石像に供物を奉げ、境内を回っていく。

そして、私のカルマの為にメンバー全員がお祈りを奉げてくれた。感激と、安心感とホッとした気持ちが込み上げて涙が出てくる。

一通り、お参りを終えて、境内で皆で休憩をした。その時から、どうも体調がおかしい・・・

とにかく体がだるくて重くて、やり場がない。ふと、他のメンバーを見ると、Mちゃん、Yやんも顔色が冴えない。Yやんが、私の様子に気付いて「こっちの木陰に座ろう」と呼んでくれた。

「来たな・・・」Yやんが言う。「・・・・・」私は、何だか解からない。ホテルに早く帰って、横になりたかった。

ホテルに着いたとたんに体調はドーンと悪くなった。皆、夕食は取らず、ひたすら自室で横になり、体の震えと腹痛その他に耐えた。Mちゃんも体を丸くしてベッドの上で震えていた。

私もただ、ひたすら眠った。「夕方6時ぐらいから寝てしまうなんて、もったいなーい。」っと

眠りに落ちる寸前に思った。そして、「何が来たのかな?」とちょっとYやんの言葉を振返った。

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※ 「続き」を作成中です。完成次第、更新します。

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