私のアガスティアの葉・体験記 Prophecies of Agastya of my own    (体験記1・2・3・4・5・6・7・8・9はリンクしてください。)

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体験記9 病人続出 、ふー・・・大変。

体験記10  ふらふらの帰国・さあ、現実へ

シャンティ・ディクシャも無事終った。そして、夕方、近くのサティア・サイババ寺院でバジャンがあるというので、N美さんと参列する。入り口で、「肩が見える服はだめよ。」と寺院の女性にN美さんが呼びとめられたが、何とか説明して、参列を許していただいた。体がぼーっとなっているせいか、座っているのがやっとの状態だった。何をお祈りしていいかそれどころではなかった。バジャンの音楽と、

祈りの調に身を任せた。ジャスミンの花の香りが私達を優しく包んでくれていた。

次の日は、いざ日本へ帰国。こんな体調で、日本に帰れるのだろうか?マドラス空港、シンガポール経由、東京の長い道のりだ。マドラス滞在のラスト2日間は、"Quality Inn" というホテルに泊まった。出発の朝、ロビーで待機していると、アガスティア解読館で2日間一緒だった、インド人青年のスリカンス君と再会した。スリカンス君は、解読館に、「ヒーラー」と呼ばれる初老の男性と葉を読みに来ていた。私達も忍田先生という「ヒーラー」と同行していたので、解読館での待ち時間に「気」の話や、「ヒーリング療法」について、意見交換するなど、

有意義な時間を共有することが出来た。スリカンス君は、学生で、国際手話通訳士でもあり、

博学の印象の青年だった。そして、後でわかったのだが、彼はパソコンに関しては、とてもとても詳しい知識を持っていた。インドは、世界でトップクラスの「パソコン通の国」だ。

ロビーで、皆の「葉」が無事見つかった事、体調が悪い事、これからの「葉」にそった目標立て等、

30分程、お喋りした後、住所、@メールアドレスを交換した。

マドラス空港は、来た時と同じように、たくさんの人と、カレーとお香の香りで、むせ返っていた。

とにかく、座りたい。席を見つけるのが一苦労。体調がすぐれないYやんは、横になっている。

飛行機の中で・・・空路、東京へ

一気に現実感が戻って来た。その日から「葉」の予言は確実に始まっていた。

まず、家族で経営している会社の仕事の事と、「ホロスコープアドバイス」と葉に書かれてあった

「占い関連の仕事」を整理してみようと思った。まず、公的な事から固めていかないと・・・

飛行機の中で、葉の内容をメモしたノートを何度となく読み返した。そして、うつらうつら居眠りをし、

また目覚め、「まだ、雲の上かー。」と窓の外を眺めた。昨日までいた、マドラスの風景が懐かしくなる。  もう少し、「預言書探しの日」のままで居たかった。

飛行機は夕方近く、成田空港へ降り立った。

・・・夜8時、家に着いた。「ただいまー」と普段通りに家に入る。

母が待っていた。「お帰り。鰹でも食べる?」「うん、お刺身か。いいねー。」とすぐ食卓へついた。

母もやっぱり預言書内容が気になっていたらしく、とうとう切り出した。「どうだった?」

「ママは79歳まで生きるよ。長生きだよ。良かったよ。」と母の寿命を最初に言った。

次に妹の大まかな事、自分の仕事の事、結婚の事と最後に父の事を少しづつかいつまんで話した。

安堵の空気が広がるのが分かった。私がアガスティアの葉を読みにいっている間、両親はこの食卓で、

何を話して待っていたのかな? 出発直前まであんなに反対していたのに・・・

ずっと一緒だった同行メンバーもそれぞれ帰宅し、「一人」の現実になった。

久しぶりの、部屋に戻ると寂しさが、込み上げて来た。

あのメンバーとは、何年かしたら、「報告会」として同窓会を開くことを約束した。

その晩から、私の机の大切な物を入れる引出しに、出来たてホヤホヤの「台本」が加わった。

私の一生が綴られている「台本」。

・・・あれから5年目の今。「台本」通り、私は仕事も整理・復帰し、結婚もした。会社の事で家族が悩んだ時は、希望と勇気を戴いた。引越しも叶った。今も、ぶちあたる問題に対して、「大丈夫」という安心感を与えて下さる。アガスティアの葉は「行間を読め」と言う人もいるけれど、後で、なるほどね・・・と納得したりすることが実際多い。 ページを何度めくっても同じ文字のない台本。

私は、ただ、この「台本」通りの一生を送りたいだけ。一生懸命生きる約束を果たしたいだけ。

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※ 「続き」を作成中です。完成次第、更新します。

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