第9回目
1月下旬 おうし座へ・・・繰り返される心の息吹

太陽が沈み、星が空に瞬くと、ちょうど頭の上に、おうし座が堂々と姿をみせる。
少し、視点をそらして見ると、ぼーっと「プレアデス星団」が見える。
人が死ぬと、魂は、宇宙を飛び、プレアデス星団で一休みをして、
また地球に戻るという話を聞いたことがある。
そういえば、アガスティアの葉のミーティング・メンバーのYやんは、自分の大元の魂は、
プレアデス星団から来たと言っていた。

プレアデス星団に向かう時は、まず「今、終えた人生」を振り返りつつ行くのかな。
この人生で、一番印象に残った思い出を、振り返りながら行くのかな。

今の私は、プレアデス星団での記憶がない。思い出せないのかな・・・

もし、今の人生を終えて、そこに向かう時は、何を思い起こすかな・・・
印象のある一コマ一コマではないだろうな。
 
  毎日、吸っていた部屋の空気、歯磨きの時のお水の感触、階段の段差、
  お箸の漆模様、テレビのリモコン、湯沸しポット・・生活必需品への感謝だよね。
       そして、口から発っせられた「言葉」という、分身だろう。
       言葉は、言霊と言って、「私の表現」だ。
       
       どんな時でも、不快な言葉は、口にするものではないと思う。
       言われてどうだという、相手のことを考えてみようね。
       
 私も、時々、昔の嫌だった事を思い出すけど、ガミガミと怒鳴られた事、大声で、怒られた事は、
 今もむし返す。ぐーんと気分は、暗くなる。
 3年前、某デパートでのイベントで、出会ったお客様の怖さは、忘れられない。
 「さあ、言えよ。俺の、今後。あんた、プロなんだろう。金もらってんだろう。」
 本当に、怖かった。この人は、対人関係が上手くいっているのかなーと、心配になった。
 態度、言葉というのは、そう簡単に変わるものではないから・・・
 
もちろん、自分自身も、そのような言葉を発していただろう。
反省と「ごめんなさい」の思いが胸を占める。

日頃から、言葉や態度というのは、心地よいものでありたい。
どんなに、腹が立っても、誠意を尽くした言葉・態度で、接したい。
きちんとした、メッセージを伝えられるから。

たぶん、今の人生を振り返るとき、「発した言葉」が引き金となって思い出すことが多いだろうな。
日頃の一瞬・一瞬に温かさを感じないとね。

おうし座へ向かうまで、私の余命は、まだ、約40年あります。
ヒューヒューと、プレアデス星団へ向かうときは、ウキウキ気分でありたいな。
「あー、あの一言がー・・」と悔やむ事がないように・・・

そっと、テラスのドアを閉める。  ☆ 星空に「おやすみ」を言うのは、後ろ髪を引かれる思い。
もっと、もっと、夜空に浮かんでいたいんだけどね。
いつか、手をつなごうね。 おやすみなさい。
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